教会の鐘の音を聴きながら

私が教会に行くのは熱心なカトリック信者だからではない、簡易食堂があるからだと以前に書いた。「Canteen」と呼ばれる。それが現代は【cafe】に変わった。

今や英国もCoffeeが主なのである。

今日はカーライル大聖堂の横手にあるまだ新しい立派な建物のカフェで満員であった。

理由は安いからである。が昔ほどは安くない。

何故なら、この店にも立派なエスプレッソマシンと若い女子と調理人が専属でいるから、相応の商売が出来ている。

紙コップで紅茶、0.95ポンドの時代ではない。

客は１２０％、近隣のお年寄りである。

たった1つ空いていたテーブルに私が陣とったら、オバさんが来て、「私が先に列で注文してたらあなたに席を取られたわ、お願い相席させて」と来た。

勿論快く受諾、世間話をさせていただきました。昔は美人であっただろう面影があった。

今回の旅では早々に、

全く見知らぬ人達に助けて貰っている。

① インド系のご婦人

② 英国夫人（手助けを）

③ 英国夫人（荷物を）

④ 駅のラウンジ女性職員（親切の）

⑤ 駅のラウンジ女性職員（落とし物を）

私は、自由自在に旅をしてるようで多くの親切の中で動いている、上記以外にも実に多く事で手伝いを聞かれる。

仕事は出発前に送金してあるので、着々とこなすことが出来る。

随分と旅をしたが多分、もう英国に来ることはないだろう。４０年も使わない英語は錆び付いている。

４０年前は通じた。

もう浦島太郎である。

結局、私はE-type Jaguarも買えなかった。

今回の旅も日本と変わらない感じである。

景色は変わらず自分だけが歳を取ってゆく。

今や、朝から朝食の注文を取ってくれるホテルは少なくなった。

ここは取ってくれる。

卵の調理の仕方から、何を選ぶか？

今は、ニシンはない。

豚の血で出来たブラックプディングは健在。