■よくまとまったレポートです。一読をお勧めします。
http://mitizane.ll.chiba-u.jp/metadb/up/AA11868267/13482084_57_203.pdf
■ICO 復帰が参議院本会議で決まったというニュースと上記は直接は関係しませんが、現在のコーヒー生産者の貧困は、アメリカが協定を破棄したからなのですが、っま子分の日本も追随したのでしょう。
国際政治の駆け引きの中で、コーヒー生産国が共産政権の手に落ちれば、アメリカは農家のことなど関係なく、その国家からコーヒーを輸出出来なくします。
貧困は可哀想だと、同じアメリカの会社、XXバックスが「フェア・トレード」とか言いだして大々的に商品化しますが、どっこい、全体の1~2%の量であるから、多少高く買っても、広告費としては安い。
所詮買うのは商売になるアラビカ種だけで、ロブスタ農家は当然無視される。
どっちが「タヌキ」で、どっちが「キツネ」かは微妙・・
生産者にお金が入らないのは、市場を牛耳る彼ら世界的企業が、法外な安さで買い叩いているからに過ぎない。ここを変えれば世界が変わるけれど、第3世界に金が回るとろくなことがないと先進国は皆思ってるから、経済的な植民地支配は今後も絶対に変わらない。根本は変わらない。
フェアトレードは無駄な抵抗と言えばその通りだ。先進国で普通に働いた給与を直接送った方が効果はある。
フェアトレード・コーヒーを手に入れる為には幾つもの会社を経て「らしきモノ」を手に入れるに過ぎない。
10年で世界情勢は変わる。コーヒーも変わってゆくのでしょう。
上記のレポートにあるブラジルの変化は、業界人として一読すべきであります。
確かにブラジルの豆は年々良くなっています。
精製もどんどん良くなっています。肌で実感できることは自分の知識になります。
いつも結論は同じです。すみません。
「イマジン」歌ってりゃ世界が平和になるでも思ってる人と同じ、で書くと「何もしない人よりマシです」と、来るわな・・
「おっしゃる通りです」
私も何百億円持っててNYの高級住宅住んでりゃ歌いますし、世界平和も願います、但し防弾チョッキは着ます。
まあ、こういうシニカルな言動はやめて、明日は「安保」ついて書くぞ~~~~~。
安保だぞ。
「安藤保子じゃないぞ」「安田保険」でもない。
あの「安保」・・・