■誰が言ったのか【ニュートラル】、一体何に対してニュートラルなのか、全く意味不明です。ダンパーがある世界で唯一、日本だけの考え方ですが、
こんな考えを独善的に持ち込む自体が全く馬鹿げています。
これは単に、ファンを交換した時にどれだけ能力が上がったか?
若しくは、排気系自体が大分、詰まって来たなあと感じる目安にはなりますが、それも風力が弱い焙煎機だけの話です。
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■貴方の最新のR-101なら、全温度帯でダンパーを【3】も開けりゃ行ってしまいます。つまり、ダンパー云々抜かすアホ焙煎自体、このR-101では出来ないのです。その日の気候でダンパーを半分なんて、これ一つ取ってみてもデタラメなことがわかります。
そして旧型の、R-101はこの場所に付いてません。本体側に「ダンパー」がありますが、こんな「ニュートラル」なんて考えは全く通用しません。 そして、新型で「ニュートラル」が観測出来るようになって、美味しくなったなんて事は聞いたことがないです。よ。
ドイツのプロバット(ダンパー無)より、ニュートラル弄る日本の焙煎の方が美味い、不味なんて議論も聞いたことがないことでも、【ニュートラル】なんて全く意味がないことは明白です。これでカロリー変えるなら、ガス圧で変えるべき。
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■焙煎機の構造をご存知なら、これは送風というよりは【吸入】されていると考えた方が良いですね。
メインのファンは焙煎機の最終部分に据えられて、掃除機のように空気を吸入してますから
途中の「ダンパー」で口径を絞るとその付近の圧力が高くなり、結果、そこでは流速が早くまります。だから流れる量は同じ。
■その近所のホッパーの投入口を開放すれば、ここは大気圧ですから、当然、こちらに出てきます(高圧から低圧に)。当り前過ぎて涙が出ますね。
そこからダンパーを開けて行けば、また出なくなります。ここが「ニュートラル」
もう爆笑です。
■ここで大事なのはです。 焙煎機の流速が変われば、温度計プローブ付近の空気の流れが一番影響を受け易いのです。
だから、バンパーを弄れば「温度計」が素早く動きますが、これ長くは続きません。本当の釜の温度ではないからです。水路に門があるイメージもよろしな。
シンクロしていません。
ここをしっかり押さえてね。
■焙煎で「排気ダンパー」弄った時点(世界標準から外れます)で実は、その釜のバランスを崩しているのですから、
当講座のように、
本来なら当り前過ぎる結果さえも導けないです。
生豆を投入してボトム温度まで下がります。これは焙煎ではありません。ここから焙煎が始まります。
お・わ・か・り・で・す・ね。
この焙煎が始まっていない段階で、12回の投入を続けても同じ温度で当り前、これが標準なのです。
別に揃わなくても良いです。その為の講座です。(奥が深いことはない)
■同銘柄豆を焙煎しても、当講座は1ハゼ、2ハゼ、ボトム温度が揃います。当り前ですが、しか~~し、
他所の焙煎ではバラバラで、銘柄別にファイルして、あとで数学的な平均を出そうとします。
中には1分ごとに温度を「記録」するなんてやってますが、フロファイルな「焙煎」やってるわけですから記録する意味が全く判りません。設計図が最初にあるわけです。
一体、上昇率はいくつなの?
■いずれにしましても「ニュートラル」なんて言った時点で、全く焙煎は判ってないという事で御座います。大奥では?
古い焙煎業の方は決して言いませんし、「蒸らし」なんて小学生に聞いても無理!ってはっきり認識します。はい。
焙煎を決してオカルトにしないことです。
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