0.1を積み重ねて1にするお話です。
コーヒーを出すのは簡単だと思います。美味しく出すことを皆さんが目指しているわけです。
前提としてコーヒー豆のことは除外して、汎用性のある抽出の話です。
美味しいコーヒーを出せるから、ペーパードリップが広く認知され使われてます。
「ペーパー」が命ですから、紙を100均で買う人、 ペーパーが不要の金属フィルターのドリッパーを使ってる方は、考え方をちょっと変化させて、ちょっ他を試してみようという気持ちになって下さい。
大事なことは、「コダワル」ことです。「信じる・思い込む」ことではありません。「こだわる」とは日々の研鑽です。昨日より今日、今日より明日のコーヒーを美味しくする努力です。進化です。コーヒーの名店の人の努力って、知ってる限り、これに尽きます。進化を止めたら終わりです。ただの喫茶店のジジイになってしまいます。
つまり、どんな豆が来ても対応出来る、一般であろうが「お店」であろうが対応出来る話です。
1人~2人前の話ではないです。8人前でも出来る話ですね、YOUTUBEで見て判る前のことかもしれません。
銘店の人が淹れた美味しい珈琲が「1」とします。我々がその味を目指す為には、手っ取り早く真似をすれば良い。
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①豆は直前に、良いミルで挽く
②良い水で、キチンと温度計で測る
③カップを温める
④良い「ペーパー」を使う
⑤時計(タイマ)
⑥注ぎ口の細いポット、見やすい高さ関係
⑦豆の重さgをキチンと測る
⑧豆別の経験や温度差による味の知識
⑨個人の「クセ」を知ること、修正。
⑩最後はかき混ぜる
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この各「0.1」を10個重ねることで「1」になります。
「youtube]では入れ方を見せてくれますが、誰もドリッパーのメーカーや温度、ペーパーが何か?教えてくれません。
同じ大きさのドリッパーで穴が1つ、と 3つでは、落ち方に3倍の差が出ます。
V60でゆっくり落とせばそこそこ出ますが、ムラになります。第一、店では絶対に対応できません、一度に5人がバラバラの注文では最後の人迄に20分待ちますか?みんな一度で20分なら文句はこないかも?
V60で「ネル」の味がでるわけがありません。なんでこんな記事信じるのかな?
当店で売ってる「紙・ペーパー」は実はV60で使われてるものと同じものです。紙はOKです。
同じ紙で、当店の1穴ドリッパーと1穴が大きい(V60)だけの違いです。
どちらが汎用性がありますかという問いなのです。
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ねずみ講の洗剤屋と同じで(売るために騙すために)、ある「抽出用」に特化した豆なら、どんな抽出方法でも美味しくだせる方法はあります。そうではなく、要は汎用性です。
当店のパンプの最終ページに書いてある事ですね、この業界の有名人様方と書いてあることが全然違います。
細かく挽けば、コーヒーの酸味が苦みに変わるなんてありえません。
小さくなって味が変化するなんて(笑)
これが日本のコーヒーの「レベル」??
チャンチャラ可笑しいのです。
正解は苦み成分が増えて味の総量は増えるのです。
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私のガキの頃は、運動部は「うさぎ飛び」こそ第一でした。
「水」も我慢して体力をつける。
銅につくサビは「緑青」といって猛毒でした。
第一回日本GPでスカイラインはポルシェを抜いた。
結局、全部嘘でしたぁ
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コーヒーの話。
コーヒー豆なんて、どんどん進化しています。情報化が進んでいるのでしょう。もうビックリする程です。一昔前の高級な「ブラジル サントス港 No2」というなんて駄豆はもう誰も売ってません。
1989年に「ブラジル・コーヒー院」が廃止されました、日本の米で言えば農協米から自主流通米です。
そんな古い話でもなく、半年で「びっくりする変化・進化(価格も含め)」です。
コーヒーでさえ、ちょっと昔の常識なんて通用しないのです。
だからオモローなのです。
イタリアン・ローストでエスプレッソ飲んでるなんて大笑いっす。
ビビアン・リーは
「Tomorrow is another day」