常識で考えて下さい。
量が変わっても「ハゼ温度」は変わらない。変わる筈がない。
■上記、写真が概念です。焙煎講座参加者の方は、一段上げて下さい。
西日本(60ヘルツ)の場合です。東日本の場合も行けると思いますが、ダンパーより(450g)でお試し下さい。
さて、ドイツ製焙煎機「プロバット」にはダンパーが無い(基本的に装備されてないが、日本向けには商業的に追加装備させているかもしれません)
私も「プロバット」の基本的な考え方に賛成ですが、買う金がありませんです。 今日は質問が多い事項をまとめ、暇なので500gを4銘柄を連続焙煎した結果を含め提示しますので、皆さん各自で考えて下さい。
当焙煎講座を受講された方は、上記の写真が「500g焙煎」の答えです。 (一つ左にずらし)
どんな銘柄を煎ろうと、1ハゼ、2ハゼは250gの焙煎時と当然変わりません。当り前です。
日本のコーヒー焙煎にだけ通用する法則なようなものを信じてる人は論外ですが、常識で考えれば納得がゆくと思います。
① 当焙煎教室では、基本ダンパーは動かしません。(これはプロバットの考え方を基本にしています。) ダンパーを焙煎中に動かすことは、折角、バーナーで丁寧に調整している熱量(カロリー)を不安定にするだけです。
② 当焙煎教室で得られたデータは安定しています。連続10倍煎でも1ハゼ、2ハゼの温度は同じです。(何故ならダンパーを弄らないからです) 全ての数値が殆んど同じなのは、安定しているからです。 基本的な考え方として「コーヒーの銘柄」が変っても組織自体が変わらないなら、ハゼも同じ温度で当然です。ボトム落ちも同じです。
この温度(事実)の前にどんな反論も通じません。その日の「湿度」も「気圧」も一切関与しません。一般常識で考えれば良い。そんなこと言ってるのは「コーヒー焙煎屋」だけです。タコ焼き屋さんは言わない。
③ それでは、今日の4銘柄の生データを提示します。 500g焙煎です。(焙煎教室では主に250gです。)
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ア、 マンデリン B102. 1HZ-172. 2Hz-194 last204
イ、 ブラジル・ヴィーノ B100 . 1Hz-174. 2Hz-195
ウ、 コロンビア・パシオン B101. 1Hz-174. 2HZ-196
エ、 ブラジル・ムンドノーボ B103. 1Hz-172. 2Hz-195
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イ・ウは洗ったのがア・エより3時間あとで若干乾燥が違います。
④ ボトム温度までは丁度1分です。250gでも500gでも「ボトム温度」までの所要時間(ボトム落ち)は丁度1分です。そして、この「ボトム温度」などに一切意味はありません。無理やり合わせるなんて論外です。アホ
FUJI-ROYAL製は優秀ですので連続焙煎してもボトム温度は変わりません。(今日は101度)
⑤ 500gの場合では、ボトム温度からの立ち上げで、いきなりカズ圧が1.75-2.0前後から始まりますが、それでOKです。1度上昇に6秒、1分で10度のリニア上昇です。
⑥ この1度6秒は、単に計算し易いからだけです。根拠なんてありません。だから800gを煎る時は、これに従う必要はありません。7秒でも8秒もあります。これが理解出来てないと「バーナー増強」という最悪の手を打ってしまいます。1度6秒は計算し易いだけです。
⑦ どんな状況で煎ろうと豆自体の変化する温度は変わらないという当然過ぎる前提に立ちます。当然250gも500gも800gも同じ温度です。(今日のデータがそれ)、もし、これが大きく乖離していても心配は要りません。
何故か?「温度計」が焙煎機自熱で狂ってるだけです。最後まで狂っていればそれで「OK」です。何度煎ってもその「温度」ならOKです。豆の変化それ自体が変わるわけではないのです。ただ私は、プロとして連続焙煎を1秒の隙間も無く連続させますので
何回煎ろうと同じ温度で変化(ハゼ)させれば、
煎り上りポイントを考えなくても(探らなくても)正確に把握出来ます。
そこを無駄にムラにするからデータが狂い、「焙煎」が難しいと勘違いします。
⑧ つまり、その日の「湿度」や「気圧」、「チャフ飛しダンパー全開1分」で「ダンパー」を動かす人は付与するカロリーが絶対に安定しませんから、データが銘柄ごとに違い、最適ポイント(完煎)さえ掴めないのです。
⑨ 故意に、それらしい嘘が流布されています。そう言う人の話を統合すると恐ろしい程、一貫性がない。これは断言します。豆の色では絶対に判断出来ません。時間でも絶対に不可能です。それならタイムスイッチ一つであれば自動運転出来ます。1度6秒なんてのは便宜上です。人間が計算し易いからです。屁理屈言ってる割にこの程度なんです。
⑩ 「直火」の方が美味しいなんていう人間が一番信用出来ません。そんなものは単なる主観です。好みです。当店は両方、毎日煎ってますが、そんな結論は絶対に出ません。
チャンチャラ可笑しいです。
⑪ 250g、500g、800gを煎る時も、1ハゼ、2ハゼの鳴ってる実際の豆温度は同じだと肝に銘じて下さい。それを元に表示される温度計のブレを考慮に入れて下さい。あなたの目の前に起ってる事、耳に聞こえる音が事実です。
それに基に頭の中で多少の修正は必要です。今日のデータで言えば2HZ直前の温度は3度(195度)高いわけです。(温度計が3度間違っている、と判る焙煎をお教えします。ステキでしょ?)
だから、温度計を追加装備しても、それ自体が狂ってますから意味はないのです。
それを頭に入れておきます。(安定してずっと3度最終まで狂い続けて頂きます、その方が楽だからです。)
機械の方をキッチリ合わせる(補正)か、人間が誤差を読み含むかです。どっちも出来ます。
1ハゼ後はガス圧も1,0から徐々(高温側)に加圧して下さい。
⑫ あなたが「焙煎中」に「こちょこちょ」と「ダンパー」を動かす限り、コーヒー焙煎は一生理解出来ないでしょう。理解出来ないから屁理屈をこねる、湿度で変わる焙煎をしながら、湿度で変えない焙煎と比較検討もしない。
与えるカロリーを不安定に逃がす行為「ダンパー」を正当化して「焙煎士」だと抜されます。
そして「蒸らし」」なんて明石港の「タコ」でも考えられないことを平気で言うことになります。私は、世界中で通じる焙煎が本当のコーヒー焙煎だと思います。
チャンチャラ可笑しいです。タコ
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珈琲 一日プロ焙煎教室
それを生業とされる方には一度は本気で取り組んでください。
選択はあなた自身です。
私達の現実に「安定した」嘘のない焙煎か?
検証さえも出来ない「タコ焙煎」か?
意図的にデタラメに近い焙煎を笑顔で教えられた方がほとんどです。気がついた人は抜け出します。
ある人は「何で本当のことを教える義務がある?」と言われました。
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頭で判るなら、ジャンボジェットも操縦出来る筈です。訓練は要りませんか?自動車学校も不要です。ネットで調べて「焙煎が判りますか?」
その辺の素人さんに聞く、プロに聞く、けれどです。けれど・・
実際には数時間以上使わないと習得出来ません。出来るようになれば「アホみたいに簡単」なのです。
出来ない人が難しく言うのです。申し訳ないです。手網焙煎の経験は100年やろうと一切、役に立ちません。一切です。
常識で考えれば良いのです。「そう思いたい」のは判ります。
当店はプロ焙煎講座なので、そういう「素人」に喜んでもらう講座ではないです。
代金を頂くからこそ、その等価以上のモノ(目に見えないもの)をお渡しします。
代金と引き換えるのは【自信】です。【仕入先情報】です。
何でやってるのか?余りにも騙されてる若い人が多いからです。
縁なき衆生は度し難し
0594-31-9874(苦は無し、桑名市)
Cafe987