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どの山に、どのルートで登るのか?その選択と方法について・・

2015-10-09 | ◆日記・エッセイ・コラム

どの山にも、その山頂に至るルートは沢山あります。どのルートをどう登ろうと「自由」です。全く新しいルートを試すことも「自由」です。

新しいルートで登頂出来れば、それは既存ルートに成ります。もちろん正攻法であること、ハッキリと道順が判ることです。ヘリコプターを使う、バイク・ジープで登るのはダメです。つまり、再現性があり、誰でも出来ることです。

色々な分野で同じことが言えます。

ここからが難しいところなんですが、新ルート開拓している間に、違う山に登ってる人、存在しない架空の山の頂を目指していることも多いと思います。

大相撲などは逆パターンで、違う競技意識の連中(モンゴルさん)が違うルートで上がって来て戦ってる間に強すぎて皆が登頂している。

ラグビーは、ずっと勝てませんでしたが、指導者(意識)が変わったら勝てました。

最近、エスプレッソ系に向いてますが、このエスプレッソ自体の注文が通らない日本国で、何が本物で何がニセモノという論議さえ無駄ではあります。

エスプレッソの定義とはイタリア人によりイタリア人の為のコーヒーです。ただこれだけです。

かといって日本がニセモノではありません。日本人方がテクニックは上でしょうし、オーストラリアでカフェ・ラテが500mlで出されていてもニセモノではないでしょう。

このエスプレッソは注文が来ない日本国で、エスプレッソを突き詰めれば、例えばイタリア人バリスタを輸入しても、中々成功しないかもしれません。

多様性の時代になり、各国のCOFFEE CULTUREが紹介されてます。それはホンモノ・ニセ物という垣根をとっくに壊しています。

イタリア国内でエスプレッソは一律1ユーロです。

日本では4ユーロ前後ですから、使える豆にも「余裕」」が出ます。数が出ませんけど。

1ユーロで一日300~500杯でるイタリアの小さなカフェでは、ダブルで15g、シングル8gが普通ですが、売価から逆計算すれば、これは商売上、死守すべき事項です。

自分はどのルートを登るのか?そろそろ決めようと思います。

その一つは多くの若者をイタリアに送ること、ただし通訳さんは見つけてあります。そして日本人向けにアレンジも可能です。

そこにホンモノの山があります。 標高はそれほど高くは感じませんが、実は尾根が長いのです。

以前に書いた、JBA(バーテンダー)の奥行きが必要かもしれません。

 

NOBU

 http://www.noburestaurants.com/

今や日本食レストランと言えば「NOBU]が世界中にあります。その美しい盛りつけの写真本も日本で出版されて人気です。

純粋の「和食」から見れば、板前さんから見れば「和食じゃない」と思われるかもしれないですが、明らかに「日本の寿司」本体に影響を与えています。

イチロー・野茂が日本からアメリカに渡り、そこで成功した事実が、今度は日本に影響していて、今や当り前のようにメジャーリーグを目指します。

「抹茶ラテ」みたいなもので、本物もニセモノなんて線引きはない時代かもしれません。抹茶の本物(日本の茶道)を知ってる必要もありません。

けれど、日本に茶道は存在し、イタリアの「エスプレッソ」も彼等の生活に今後もずっと存在してゆくでしょう。

グローバリゼーッションと叫びながら、

その実、国民性、イタリア人の為のエスプレッソもまた永遠に続いて行きます。


スタバがローマに出来てもトイレとWIFIだけも・・大繁盛するでしょう。

そういう大資本もまたしたたかに生きてゆきます。

注文は通らないわけですから日本のエスプレッソ文化は現実にはないわけです。しかし、ラテアート文化みたいなモノは明らかに存在してます。

このルートを登ってゆくと、どんな山なのか。オッサンには判らないので、今から勉強してます。そこは皆さんと違うルートであることは間違いないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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