今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

75の手習い

2005-08-22 11:07:05 | 気がついたこと


以前ちょっとだけ紹介した実の父、数年前からこんなものを作っております。



あくまで趣味でやっています。
お調子者でいい加減なところはありますが、「5出し」でもわかるように、実の父は前向きな人なんです。
以前は全くボランティアなど興味がなく、自分の生活の視野に0.1%もそんな精神は存在していませんでした。
仕事をリタイヤ後に始めた社交ダンスが高じて、「車椅子社交ダンス」の存在を知り、インストラクターの資格を取りました。
もっとも新し物好きで目立ちたがり屋なので、あまり知られていない車椅子社交ダンスのインストラクターになることはおじいちゃんのプライドを大いにくすぐったのであります。
インストラクターといってもあくまでボランティアで、今ではライトセンターで視覚障害者にも社交ダンスを教えたり、デイケアセンターや中途障害者施設で画像にあるような小物作りを教えたり、果ては高齢者へのお弁当の配達までやっています。
もちろん70過ぎまで裁縫などしたことがない人だったのに。
とってもいいことだと思うけど、おばあちゃん(実の母)は1円の収入にもならないので怒り心頭です。
しかも元々おじいちゃんがいろんなことに手を出したのも、リタイア後24時間いつでも一緒にいたいおばあちゃんの束縛から逃れたいため。
おじいちゃんが社交ダンスを始めて、おばあちゃんも社交ダンスに通いだしましたが、1度たりとも一緒に踊ってくれないと嘆いています。
どうなってるんだろうね、この夫婦は。
夫に注ぐ過剰なまでの愛情と嫉妬心。ちょっとだけその愛情に応えてあげれば妻は満足なのに、知らん顔の夫。
他の女性には優しいのに、自分にはちっとも振り向いてくれないおじいちゃんに、おばあちゃんの締め付けはますますヒートアップしています。
それでもさすがにボランティアまでは口がだせないようで、おじいちゃんがボランティアを始めたのもおばあちゃんから離れたいという不純な動機があるわけです。
先日金婚式を迎えた実の両親、これからも仲良くやってほしいものです。
ただし、おじいちゃん、自分の作ったものを銀行や郵便局や病院に配りまくるのはちょっとどうかと…。
行く先々で「わ~、ここにも置いてあるよ~」と他人のふりの私です。

コメント (9)
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