今朝NHKの「小さな旅」という番組(関東・甲信越・静岡で放送)で、東京・三軒茶屋を取り上げていた。
今でこそグルメ番組などで紹介されたり芸能人も多く住む、ちょっとレトロな雰囲気を残したオシャレな町で有名なのだが、このカフェオレ、生まれも育ちも三軒茶屋なのである。
20数年前に横浜に引っ越すまで実家があり、結婚するまでの23年間を三茶で過ごした。
ちなみに夫と知り合ったのも三茶であった。
だから今朝放送された三茶の三角地帯や三軒茶屋シネマや中央劇場は子供のころからの遊び場だった。
当時から私は三茶のことを「山の手の下町」と呼んでいた。
それは「山の手」と言われる世田谷区にありながら、下町商店街の活気や雰囲気がある町だからだ。
オシャレになったと言っても、リンクを見ておわかりのように今も当時の面影を残す場所がたくさんあって、懐かしかったなぁ~
特に三角地帯と呼ばれるエコー仲見世商店街は昔ながらのお店が残っているけど、番組では昭和20年創業の玩具店が、店主の急死により63年間の幕を閉じる様子を放送していた。
このおもちゃ屋さん、父が生きている頃はよく通いました。
日本に上陸したばかりのバービー人形やタミーちゃんもここで買ってもらったし、私のミニュチュア集めの原点となったドールハウスの家具や小物も、この地が出発点なのだ。
そんな思い出がいっぱい詰まったお店が閉店する映像は胸がいっぱいになりました
自分自身半世紀も生きてきて時代の流れだからしょうがないけど、街の変化は故郷がなくなるようでちょっとさびしい
でも変わりゆく東京にあって、三茶には意外と多くの同級生が残っている。
だから小中学校も2代、3代で通っている人も結構いる。
私も1年に数回は訪れるけど、最近はじっくり散策ということもなかったから今度は夫とゆっくり三茶で映画でも見るかな~
快食…
快眠…
快便…