今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

複雑な問題

2009-06-19 09:04:33 | NEWS

臓器移植法改正A案、衆院可決 年齢制限を撤廃 「脳死は人の死」基本に(産経新聞) - goo ニュース

衆院でA案が可決されましたけど、う~ん…あまりにデリケートな問題だけに答えが出ない

移植で救われる命があるなら何とかして子供を助けたいという気持ちはもちろん痛いほどわかるし、実際に植物状態にあるお子さんを持つ親御さんの気持ちもすごく理解できる。
だってたとえ寝たきりでも日に日に成長しているんだもんね、「死んでる」なんてとても考えられないでしょ。ましてや家族なら。

何年もの植物状態から奇跡的に目覚めたという例が全くないわけではないし、「脳死」って意識もないし痛みも感じないようなこと言うけど実際には周囲の声が聞こえてるって話も聞いたことあるよ。
自分が本当は意識があるのに反応が出なくて「脳死」と思われて、横で「じゃぁ、心臓取り出しちゃいましょ」なんて言われたとしたら…ちょっと怖い
だから私は臓器移植のドナー登録に腰が引けてるわけなんだけどね。
(どこまで生への執着が強いねんって話ですが
それでも自分の子供が助かるためなら生きているうちでも自分の臓器を提供してもいいという気持ちはあるけど、幼い自分の子供が提供する側だったら「どうぞこの子の心臓を役立ててください」とは簡単には言えないと思う。

今日本で15歳以下の子供の臓器移植ができずに海外で移植するためには1億円もかかる状況を考えると、日本の移植技術はトップクラスなんだし、やっぱり移植は日本でできる方がいいと思うけど、そうなった時にドナーが飛躍的に増加するとは思えないので法律がクリアになっても単純には喜べない

自分が当事者じゃないから勝手なこと言えるけど、倫理感の問題だけじゃなく幼児虐待するような親の臓器売買の問題も起こってくるような気もするからほんとにほんとに難しい問題です

 

で臓器提供のドナー登録に腰が引けていると書いた私だけど、全くその気がないわけじゃなく、ただまだ決心がつかないという感じ。
さすがに子供と違ってこの年になると家族に迷惑もかけたくないし、この体が誰かの役に立つならという気持ちはあるけど、ドナー登録決めた時点で早くその時が来ちゃいそうな予感がしてビビってます
だけど今年50歳になるから、そしたら骨髄ドナー登録だけはしようと思ってる。
タイムリミットまで4年しかないのでその4年間で一致する患者さんが現れるかどうかわからないし、移植の際の事故が全くないわけじゃないので家族からは反対されてるけど、生存しながらできることだから決心はついてます


それにしても神様はどういう基準で試練を与えてるのかな。
自殺する人とか死刑になる人が臓器提供したらいいじゃん、なんて言ったら不謹慎すぎて問題発言になっちゃうか…

 

快食…
快眠…
快便…

 

 

コメント (2)
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