娘の就活は初めてじゃないけど、娘①の時と大きく違う点がある。
2年前は景気が良くて売り手市場だったとか、社会的には大きく違うけどそういうことじゃなくて個人的なことで。
まず娘①は基本的に何でも自分でやっていた(当たり前か…)
ところどころ話は聞いたけど、どこの会社のセミナーに行ってどこの会社にエントリーして今日はどこどこの面接だとかほとんど話さなかったので親はよくわからなかった
そういった最近の就活のシステムについては、エントリーシートの添削からスケジュール管理まで全面協力していた姉(姪二人が娘①と就活時期が一緒だった)からの情報で知ることが多かったのだ。
娘②の場合、この不況時に「オフィスがキレイな所で楽しく働ければどこでもいいよ~」と至って能天気なのだ。
最初からそんなにモチベーションが低くていいのか問題だけど…
それでも各企業が大学に訪れて開いてくれる説明会には行っている。
で、ここからが娘①との違い。
彼氏のことも就活のことも秘密主義(?)だった娘①に対し、毎日の出来事をまるで実況中継のごとく事細かにしゃべりまくる娘②。
「どこどこの説明聴いたんだけど、例えば営業の人だったらこれこれこういうこと(中略。すっごく仔細な説明。笑)をしてるんだって」とか「どこどこのイメージはこうだけど、こういう仕事してるんだって」とか、いちいち説明してくれるのである。
それで私も「へぇ~、ココはそういう仕事してたんだ」「あの商品の開発にはそんな苦労があったんだ」と今更ながら目から鱗
企業の事業内容や会社の理念を知ることってためになるな~、なんて当たり前だけど思ったりして。
そういえば自分が就活した30年前は企業のセミナーなんてなかった気もするし、実のところ自分が就職した会社がどんなことしてるかイマイチわからないまま入社した記憶が…
最近の就活では自分の希望職種じゃなくても数打ちゃ当たる的に何社もセミナーに行ったりエントリーしたり(だいたい100社位は普通らしい)するから、それってどうなのって思ってたけど、自分の興味がない企業でも説明を聞くと新たな関心を持ったりすることがあるんじゃないかと、今の就活システムの利点も少し理解できた。
だいたい政治経済に全く関心のない娘②は21歳でも「ソンポ(損保)って何?ショーシャ(商社)って何?」だからね。
聞くモノすべてが新鮮~(笑)
そういう私も未だに商社が何をするところか謎だったりするけど(笑)
だから娘②から企業の内部の話が聞けるのはちょっと楽しい。
それに第一希望の有名企業に入れたのにすでに辞めたい病に全身蝕まれて暗い毎日を送っている娘①のことを考えると、日本全国どこでも行くよ、楽しけりゃいいよと能天気な娘②の方が案外どこでも順応して厳しい社会でも生き残れるのかも。
採用してくれる会社があれば、の話だけどね。
辞めたい病の娘①の話はまた後日(笑)
快食…
快眠…
快便…