今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

台風の目去る

2011-12-22 17:43:27 | 日記とか


昨日娘②がベビーを連れて自分の家に帰っていきました。

入院前の1週間と産院を退院してからの3週間を実家で過ごしたわけだけど…どうだったのかな。
実家でリラックスできたんだろうか。

私はね、産後娘が実家で過ごす意味は1日も早く体を回復させて気持ちよく家に帰れるようにサポートすることだと思ってるの。
実際助産婦さんからもたくさん食べてたくさん寝て、とにかく寝られる時は少しでも横になるように言われてたし。
とにかくビックリしたのは娘②が母の顔になったことだ。
あの傍若無人の女王様キャラの娘②が夜中に何度起こされても優しく応えて授乳やらおむつ替えやら寝付くまで根気強くあやしたり、基本母親のすべきことは完璧なまでにこなしていた。
時々は沐浴やおむつ替えを手伝ったり娘②が寝ている間はあやしたりもしたけど、私のすべきことは母乳にいい食事を作ったり、清潔な環境を整えたりすることと思ってサポートしたつもり。

でもね、その程度では満足できない人がいるんだよな~

我が家が暴風圏に突入したのはなんと娘②がベビーと実家に戻って3日目だった。
戻った直後から始まった母の口出しで天気はすでに急変してたけどね
母はアドバイスのつもりなんだろうけど、娘は娘で何もかもが初体験で助産婦さんから受けたアドバイスに沿ってやっていることにいちいちあ~でもないこ~でもないと口出しするから、ただでさえアレコレ言われたら混乱しちゃうのに母の情報が古いのは仕方がないとしても言うことが全部マイナス的な要素なんだよね。
例えば「そんなことしてたら○○しちゃうよ」という言い方がほとんどで、授乳で悪戦苦闘してる時もこっちが一生懸命「痛いの我慢して頑張ったね」とか「孫1、ごくごくできて偉かったね」と励ましてるのに、母は「出が悪いんじゃない?」「赤ん坊の舌が短くて吸いつけないのよ」「足りなんだからミルクを飲ませなさい、良く寝るから」なんてことを本人の前で平気で言っちゃう。
沐浴も娘②はベビーの体を気をつけながら実に丁寧に、でも驚くほど手際よく短時間にこなしていた。
しかし母は「早くしなさい。ちゃっちゃとしないと風邪ひいちゃうじゃない」とのたもうた。
どこをどう見てたらこれ以上早くできるのか…結局自分の思いだけで何にも見てないのだ
母は常に上から目線での発言なうえ、いつも言うこととやることが違うから余計に頭にくるのである
せめてできないことは素直に認めてもう少し謙虚だったら可愛いおばあちゃんになれるのに、高過ぎるプライドと自尊心が言葉だけを偉そうに押し上げて人の心を傷つけるんだよ

で、産院から戻って3日目といえば、まだまだ体調も良くないし育児にも慣れなくてちょっとしたことでも不安になったりする時期だ。
そんな時にマイナスアドバイスのシャワー攻撃に娘②が「うるさい」と反撃
だけどいつもの娘②に比べたら、それはそれは静かな物言いだったのだ。
しかし母はブチ切れた
そして3日間食事以外は部屋から出ず、一言も発さずドアなんかバタンと大きな音を立てて閉めたりして怒りのオーラを出しまくっていた
怒りの2日目は母がちょうど病院に定期健診の日だったのだが、わざわざ血圧計を私の前に持ってきて血圧がすっごく上がってることを主張。
母は高血圧が持病ではあるけど、体質的なものではなく精神的なことですぐに血圧が上昇するタイプなのだ。
しかも病院から帰ってきた母は「注射してきた」と弱々しさを演出。
注射とは何のことはない、前々から決まっていた血液検査の採血である(苦笑)
食事時には、採血時の絆創膏が見えるようにこの寒いのにわざわざ腕まくりして病気オーラを全開させた
そして怒りの3日目に黙っていられなくなったのか「何なのよ、あの子の態度、何様のつもり」と怒りを私にぶちまけてきた。
自分は親切心のつもりで言ったことだろうから、娘②が何が気に食わなくてキレたのかわからないし、まるで恩を仇で返すかのような娘②の態度に怒っている。
だが次の瞬間、母は本音をもらした。
すっかり生活のリズムが狂った 早く出ていってほしいここはあの子のウチじゃないんだから

そこか~。
娘②の返しは母を怒らせるきっかけになったかもしれないけど、そもそも自分のペースが乱されてストレスがたまったのが原因だったのだ。
母が何か言っても反撃しない(というより母に聞こえないように愚痴っている)娘①に対して何かにつけ反抗的な娘②は母の天敵だったけど、結婚して家を離れてから母の天下だったからずっと機嫌が良かったところに女王様の帰還で玉座を明け渡さなきゃならなくなったからね。
(つまんないことだけど例えば今まで座っていたソファーの特等席を娘②の授乳のために明け渡さなくてはならなくなったり、見たいテレビ番組も見られなくなったとか)
それに普段人の出入りが全くないカフェオレ家に婿Aが泊まりに来たり親戚が次々赤ん坊の顔を見にきたりしてさらに玉座が遠ざかった(人前では「いい人」だから)。
そうは言っても母はぶちキレるまでの3日間赤ん坊の世話はしてないし一緒にも寝てないから寝不足でイライラしているわけでもない
むしろ明け方からやっと眠れた娘②のことを「もう9時なのにいつまで寝てんのかしら。甘えてんのよ」と非難。
それも退院してまだ3日だよ。
1ヵ月位実家に居る予定なのにこの先思いやられる~と、冷え切った空気にカフェオレ右往左往
しかも母の「あの子の家じゃない」宣言…私はね、娘②はお嫁に行ったけど実家はいつでも安心できてホッとできる場所であったらいいなと思ってる。
だから母のその言葉は本当に悲しかった。
結局今の家は娘②の家でも私の家でも家族の誰のものでもなく、母のものなのだ。名義がね、母だから。
母にとっての家族って何なのか。
自分の管理下に置ける都合のいい同居人が母の家族の定義なんじゃないかと思う。
母のことをそんな風に思う自分にも自己嫌悪だ

それでもその後は親戚が来たり婿Aがまた泊まりにきたりで母の怒りもおさまってきた

私はおばあちゃん(私)やひいおばあちゃんは娘の育児をサポートする立場だと思っているけど、母は全面的に関わりたかったみたいでその後抱かせたりミルク飲ませたりさせたらうれしそうであった。
ただ「私は3人(私、娘①、娘②)育てたんだから」と豪語している割にはおむつ替えはで、結局美味しいとこどりなのだ
本当はお小言は聞き流して適当に花を持たせて上機嫌にしておけば丸くおさまるんだろうけど、娘②もただでさえホルモンバランスが崩れて体力も弱っているときに大人の対応は無理だったようだ

娘②が新居に帰る3日前にも「出ていって」「出ていくわ」の応酬があった。
そして帰る日には「何だかんだ言っても一応おばあちゃんに『ありがとう』でも『お世話になりました』でも一言いいなよ」と言うつもりでいたが、その前にまたもつまらないことで言いあいになり、結局バタバタしているうちに母には挨拶なく娘②はベビーを連れて帰っていったのであった。
そんなことがあったのに、「もう帰っちゃうの~?」などど能天気な母。
帰った後は自宅で一人でちゃんと育児をしているか気にしている。

母も母なりに心配しているんだろうと思いたいけど、無意識にすべてを掌握しておきたくて気にしていると取れなくもない…。
来てほしい時は連絡するって言ってたけど、すぐにSOSは出してないから娘②は何とかやっているんだろう。
実のところ私もどうしてるかは気になるけど、便りのないのが良い便りと思わなくちゃね。



孫は来て良し、帰って良し。
今日は仕事がはかどったわ~(笑)

 

 

 

 

コメント (4)
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