九州、沖縄に台風接近心配です。
生協のカタログに来年のカレンダーが登場。
もうそんな季節なのね
前にも書いたが、母はニュースやドキュメンタリーで成功を収めた人が取り上げられるたびに「やっぱり親がしっかりしてるから」「やっぱり父親が…」を連呼している。
犯罪者の生い立ちや生活などが報道されると「やっぱり親がしっかりしてないとダメなのよ」となる。
毎日何回この発言をすることやら。
それは一流大学出でもなく一流企業でもなく高収入でもない私の夫への当てつけであることは間違いない。
だから毎日何回も腹が立ってしょうがない
と、思っていたのだが…今日気がついた(遅!)
母はファザコンなのだ。
もちろん私の夫への当てつけもあるのだが、母の、自分の父親への憧れがこういう発言になっているのではないかと。
母の父(私の祖父)は実業家でお金があった。
以前母の生い立ちについて書いたが、母は後妻(というか愛人)の子だ。
普通なら14歳で義兄にレイプされ女としての幸せを奪われて不遇の生活を強いられた母親に同情し、父親を憎むものだと思う。
そこが母の普通と違うところなのかもしれないけど、いかに父親に自分が認められるか、異母兄弟に自分も家族の一員だと認めてもらえるか、それだけを考えて生きてきたのだろう。
母が祖父の話をする時はいつも自慢話だ。
「優しい人だった」とか、性格的な話は一切聞いたことがなく、父親が立派だから、お金があって大きな家に住んでていかに自分が周りから一目置かれていたかって話なわけよ。
もちろん親を尊敬している結果の自慢話ならわかるけど、何度聞いても何だか不愉快になるのよね~。
そのくせ苦労してきた母親の気持ちには無関心で、唯一の同腹の妹には見下した発言ばかり
母は父親から可愛がられたらしいけど、結局は「愛人の子」「自分はこの人たちの家族になれない」というコンプレックスがぬぐい切れなかったんじゃないだろうか。
この、地位もお金もあって周りから虐げられることのない家族の一員と認められたくて、父親の理想の娘を演じることで「自分」というものがなくなったんだろうな。
事実母の母と母の妹は異母兄弟達から虐げられていた。
私はこの人たちとは違うのよと思いたかったのか。
母の二人の夫が自分より一回り以上年上なのもファザコンゆえか。
未だに何一つ自分で決められず無責任で自立していないのはファザコンのせいだったのか。
夫を亡くして女手一つで生きていかなくてはならなかった7年間のことがトラウマになっているのも、この時ばかりはすべてを自分で決めて自分で責任を負わなくちゃいけなかっただろうし、母子家庭というものが見下された時代だったから、働く苦労よりそういうことが苦しかったんじゃないかと改めて思った。
ちなみに昔は私もそんな時代に女手一つで私を育ててくれた母に感謝もし、尊敬もしていたけど、あんまりにも「苦労」を前面に出してきて恩を売るから感謝も薄れてきたよ
しかも世の中のシングルマザーは昼も夜も働いて家事も子育ても1人で頑張って、子どものために苦労するのは当たり前だと明るく生きている人がたくさんいる。
簡単に比較はできないけど、家事や私の世話は祖母がすべてやっていたし、心の(おそらく金銭的にも)支えになってくれる男性が何人もいたから、最近は苦労話をされても「そこまで苦労してねぇだろ」とさえ思うようになってきた。
あ、ファザコンから話が反れてまた愚痴になってしまった。
夫に話したくても「聞きたくない」と言われてしまうので、誰にも話せずブログで毒を吐くしかないのである
また「やっぱり親が…」と言い出しても、夫への皮肉じゃなくファザコンがそう言わせてると考えるようにしよう。
少しは怒りが治まるか…