徳山高専の事件で殺害された歩さんの葬儀の様子が報道されていました。
歩さんのご両親、立派な方ですね。
同級生が容疑者ということになっているけど「(容疑者の少年は)友達だから犯人じゃないと今でも信じている」とおっしゃっていた。
宝物のような大事な娘さんを殺されて犯人が憎いはず。
ただご両親も「真実が知りたい」とおっしゃってたように、まだ本当に彼が犯人かどうかわからないんですよね。
ちゃんとその辺を冷静に受け止めている。
一方、容疑者とされる少年のご家族は今頃どんな気持ちで過ごしているんだろうと思うといたたまれない思いです。
近所の人の話だと家族仲もよく、お母さんは面白い人だと証言してた。
察するにその少年も格段ワルだとかそういうところのない普通の学生だったのではないでしょうか。
少年の家族にしても、息子が人殺しをするなんて信じられない…いったい何があったの?という気持ちでいっぱいなんじゃないかと思うんです。
そう考えると、犯人は他にいて、その少年も事件に巻き込まれてしまった…とかそんな風に私は思いたい。
だから少年もなんとか無事でいてほしい。
無事で戻って知っていることを全部話してほしいです。
もし少年に何かあったら、歩さんのご家族も少年のご家族も救われない
どうか彼が犯人じゃありませんように…。
そして無事に戻って真実が明らかになりますように…。
「少年」ということで、指名手配になっても、顔写真はおろか、名前も公表されない。
ということは、「彼」が隣を歩いていても、一般の人にはわからないってことですよね。
このあたり、少年法のジレンマを感じた私です。
最悪の結果になっていないことを、私も祈っています。
19歳といっても誕生日がほんの少し早いか遅いかの違いだけですもんね。
私はむしろ少年が事件に巻き込まれていた場合、顔や名前が公開されていたほうが早い救出につながるのではないかと思っています。