今日キッチンの引き出しを整理してたら、マタタビの粉の袋をみつけた。以前買った猫用品に付いていたけど、まだ幼猫のコールの関心がなかったので、しまっておいたのだった。
ところが今日は違った。まだ封切りしてないのに、走り寄って夢中でにおいをかぎ回る。急いで封を切り爪研ぎにまき散らすと・・・この通り・・・
「マタタビ疲れた旅人がこの果実を食べると、元気になってまた旅を続ける事が出来る」などと言う説もありますが定かではありません。
実は「ネコにマタタビ」と言われるほどネコ科の動物は大好きな植物です。
マタタビ特有の臭気が猫たちを興奮させます。特に実でなくても葉でも枝でも喜びます。
6月~7月ごろ山を散策していると、葉が白く変化しているマタタビを見つけることが出来ます。
その時期に場所を覚えておいて、実を採取することが出来るのです。
マタタビの実は薬用酒にしたり、干して用いたり、特に蕾に昆虫が寄生してコブになったものは「モクテンリョウ」という生薬として用いられています。
ちなみに、キーウイフルーツもマタタビ科です。そう言えば、いなかでリンゴ畑にキーウイが植えてあり、近くにいる猫たちの爪研ぎのターゲットになって困ると、母が言ってたことを思い出します。
同じようにハーブで「キャットニップ」別名(イヌハッカ)がありますが、猫たちはマタタビに負けないほど、 大好きです。
小さな白い花を付け、ギザギザした葉は、花壇の縁取りに見栄えします。ただし、庭に植えておいたら、まず猫たちはそれを見つけて、葉を食べたり傍で気持ちよさそうにごろごろ始め、しばらくはその場所から離れられないでしょう。
また、これとよく似た「キャットミント」がありますが、もう少し小型で紫やピンクの花をつけます。とても良い香りで、こちらは猫の被害はさほどありません。
以前キャットニップを収穫して、大きなカゴで広げて干しておきましたら、猫のレイラが気に入って、とうとう葉が乾燥する夕方まで、カゴの中で寝て過ごしていました。
最もそれは猫のために使うハーブでしたのでほっておいたものです。ちいさなぬいぐるみを作って中にたくさん詰め込み、猫たちに遊ばせるのです。
実は今もひそかにキャットニップをどこかで栽培し、収穫してCallに作りたいなあと思っているのです。 ドルカス