現在私の教会では、インターネットのライブ放送(オンライン実況中継とその保存)の強化に取り組んでいる。ライブというものは、YouTubeではなく、それに特化しているUstreamで流されるのが一般的である。これはそのUstreamの七転八倒、取り組み談である。関心なき方には無用の話である。
1:iPhone時代。
iPhoneにUstreamのアプリを入れて、アプリで流す。これが一番簡単なライブ放送のやり方である。全くの初心者にはオススメ。しかし問題も多々ある。
画面のズーム、音の大小がどうにもならない。特に映像より音が問題で、iPhonenのマイクには指向性がないので周囲全部の音を拾うし、少し離れてしまうと音量が不足しがちになる。これは当初越えられぬ難題であった。
2:ライブシェル(LiveShell )時代。(写真上)
iPhoneの問題を解決すべくこの機器の導入を決断。これはどういうものかと言うと、有線またはワイヤレスでも配信ができる、Ustream配信に特化した配信機器である。定まった特定のサイズの画面を、特定の(AdobeのFlash player)ファイル形式で配信する。よくわからない方には、確実にライブ放送できる優れものである。そしてこれにはビデオカメラからのHDMI接続ができ、音声端子に、マイクミキサーを通しての音量をコントロールしたものが入力可能であった。つまりすべての難題を解決したものである。ただ値段が25,000円前後と高く、生産終了?で今は手に入りにくく、過去のものとなりつつある。
これをヤオフクでゲットして課題は全て解決!と思ったのだが・・・・・しばらくしてある視聴者から「iPhoneで保存版が見る事できません」と衝撃的な連絡がきた。
なぜか?LiveShellで配信されたものはAdobeのFlash player形式で、これはパソコンでは視聴できても、iPhoneでは不可の形式なのだ。アップルの故ジョッブスとAdobe社の因縁の対決故に、未解決のものなのだ。これは非常に困る。最近LiveShell Proとして、50,000円でこれを改善された機種が出ている。値段的に、また自由度の無さにこれには手を出す気にはならなかった。
3:一工夫加えて再びiPhoneに戻った時代。
Flash player問題に対応すべく結局、しばらくはiPhoneに戻った。ただiPhoneに適応したiRigマイク(5,581円 IK Multimedea iRig Mic iOsデバイス用)を購入し、iPhone用の延長ケーブルである2メートルぐらいの4極ケーブルもこれに足して、音だけは改善を図った。これは延長ケーブルの不良が出るまで実に楽な良い方法であった。本当に慣れておられない方は、この方法を私は推薦したい。
そのうち、LiveShellのように簡単なテロップすら出来ない、配信に使っているiPhoneが牧師のものなので、礼拝直前とか、臨時にメモ録音とか聖書チェック、伴奏コードの確認などに使いたい必要が出てきた。また、音声が時々マイクと本体の接触が悪く、全く配信されない(要するに実際に流されたものでしかチェック出来ないという使い勝手の悪さ)など課題がいろいろ見えてくる。
3:本格UstreamProducer時代始まる。(写真上はUstream Producerその基本画面)
とうとうパソコンとその配信ソフトであるUstreamProducerを使っての本格的なライブ配信を決意した。と言えばカッコいいが、実はこれは神様から示されたリバイバルの実践3つの示しの1つで、聞き従った結果。
ではUstreamProducerになぜ初めから入らず、なかなか煮え切らなかったのか?それはかなりの困難さが予想されたからだ。概略を述べる。
本来ライブ配信はアンテオケ教会やその他の大きな教会のように知識と資金もあり、専門の、あるいはそれに近い奉仕者が与えられて可能なものだと思う。それを奏楽も、ライブ配信の取り仕切り(実際の作業は安心して委ねられる教会員がいるにしても)まで牧師が礼拝前に全てこなすというのは、はたして可能かどうか? 悩んでいたところ、この示しで決心した。決意して今日まで試行錯誤が続いた。以下まだ完全には程遠いが、これまでの成果を公開し、悩んでおられる方への参考とされたい。
先ずcore i5相当以上ぐらいのパソコンを用意する。今回は2年前マックのAirをメインパソコンに用いた。もちろんWindowsパソコンでも良い。注意すべきはソフトのUstreamProducerはWinにも、macにも、いずれにも対応するが、機材がそうではないことである。
まず第一の失敗がビデオカメラからパソコンに映像を取り込もうとしたことである。アンテオケ教会などては普通にやっていることだが、これが大問題だった。普通はビデオキャプチャーを間に噛ませてUSBで取り込むのだが、これをUstreamProducerが認識しない。Winでもmacでもパソコン画面では見えているのに、そこまでである。結局今のところでは、Winやmacにそれぞれ対応のキャプチャ機材を購入してはみたものの、活用することができていない。費用を少しでも抑えたい向きには痛すぎる出費である。(下写真は三脚穴が付いている私の推奨するLogicool HD Webcam C615)
Ustreamをパソコンにはもちろん、iPhoneにも配信するには、ソフトとしては公式に認定されているUstreamProducer(他にもプロ的ななものがある)が一番である。しかもとりあえずは無料である。ではこれが認識する映像ソースとは?ズバリ、スカイプなどで使っているWebカメラ(USB接続)である。これにもWinとmac対応、非対応があるので注意していただきたい。
Webカメラは非常に安い。しかもビデオキャプチャーは不要である。UstreamProducerはすぐに認識する。難点はズームが効かないこと、画質が相応のものであることだが、目をつぶろう。勝負はは音である。
この音に関しては是非使用してもらいたい機材がある。それはUSB接続のミキサー(ベルリンガー XENYX 302USB)6,242円とこれも同社製のコンデンサーマイク(C-3)8,186円である。マイクには大きく分けてダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があるが、良い音のコンデンサーを、しかも安く!と私は選んで正解だったと思う。コンデンサーマイクは電源供給タイプなので、接続するミキサーには注意されたい。
あと大変だったのはUstreamProducer自体の使用法である。画面全部英語で、ヘルプも英語。そこでググルことになるのだが、注意すべきは出版されている解説書である。これが古いものばかりで、数冊買っても全く役に立たなかった。機材についても参考程度である。私もまだUstreamProducerについては取り組み中なので、やっとこぎつけて、これから賛美の時間にはPinP(画面の中に歌詞画面をはめ込む)を試みたいし、何よりも◯月◯日の何礼拝であるかを画面にテロップしたい。
今の所できればUstreamProducerについて、さらに学び合って行きたいことばかりで、このことを祈っている。 ケパ
1:iPhone時代。
iPhoneにUstreamのアプリを入れて、アプリで流す。これが一番簡単なライブ放送のやり方である。全くの初心者にはオススメ。しかし問題も多々ある。
画面のズーム、音の大小がどうにもならない。特に映像より音が問題で、iPhonenのマイクには指向性がないので周囲全部の音を拾うし、少し離れてしまうと音量が不足しがちになる。これは当初越えられぬ難題であった。
2:ライブシェル(LiveShell )時代。(写真上)
iPhoneの問題を解決すべくこの機器の導入を決断。これはどういうものかと言うと、有線またはワイヤレスでも配信ができる、Ustream配信に特化した配信機器である。定まった特定のサイズの画面を、特定の(AdobeのFlash player)ファイル形式で配信する。よくわからない方には、確実にライブ放送できる優れものである。そしてこれにはビデオカメラからのHDMI接続ができ、音声端子に、マイクミキサーを通しての音量をコントロールしたものが入力可能であった。つまりすべての難題を解決したものである。ただ値段が25,000円前後と高く、生産終了?で今は手に入りにくく、過去のものとなりつつある。
これをヤオフクでゲットして課題は全て解決!と思ったのだが・・・・・しばらくしてある視聴者から「iPhoneで保存版が見る事できません」と衝撃的な連絡がきた。
なぜか?LiveShellで配信されたものはAdobeのFlash player形式で、これはパソコンでは視聴できても、iPhoneでは不可の形式なのだ。アップルの故ジョッブスとAdobe社の因縁の対決故に、未解決のものなのだ。これは非常に困る。最近LiveShell Proとして、50,000円でこれを改善された機種が出ている。値段的に、また自由度の無さにこれには手を出す気にはならなかった。
3:一工夫加えて再びiPhoneに戻った時代。
Flash player問題に対応すべく結局、しばらくはiPhoneに戻った。ただiPhoneに適応したiRigマイク(5,581円 IK Multimedea iRig Mic iOsデバイス用)を購入し、iPhone用の延長ケーブルである2メートルぐらいの4極ケーブルもこれに足して、音だけは改善を図った。これは延長ケーブルの不良が出るまで実に楽な良い方法であった。本当に慣れておられない方は、この方法を私は推薦したい。
そのうち、LiveShellのように簡単なテロップすら出来ない、配信に使っているiPhoneが牧師のものなので、礼拝直前とか、臨時にメモ録音とか聖書チェック、伴奏コードの確認などに使いたい必要が出てきた。また、音声が時々マイクと本体の接触が悪く、全く配信されない(要するに実際に流されたものでしかチェック出来ないという使い勝手の悪さ)など課題がいろいろ見えてくる。
3:本格UstreamProducer時代始まる。(写真上はUstream Producerその基本画面)
とうとうパソコンとその配信ソフトであるUstreamProducerを使っての本格的なライブ配信を決意した。と言えばカッコいいが、実はこれは神様から示されたリバイバルの実践3つの示しの1つで、聞き従った結果。
ではUstreamProducerになぜ初めから入らず、なかなか煮え切らなかったのか?それはかなりの困難さが予想されたからだ。概略を述べる。
本来ライブ配信はアンテオケ教会やその他の大きな教会のように知識と資金もあり、専門の、あるいはそれに近い奉仕者が与えられて可能なものだと思う。それを奏楽も、ライブ配信の取り仕切り(実際の作業は安心して委ねられる教会員がいるにしても)まで牧師が礼拝前に全てこなすというのは、はたして可能かどうか? 悩んでいたところ、この示しで決心した。決意して今日まで試行錯誤が続いた。以下まだ完全には程遠いが、これまでの成果を公開し、悩んでおられる方への参考とされたい。
先ずcore i5相当以上ぐらいのパソコンを用意する。今回は2年前マックのAirをメインパソコンに用いた。もちろんWindowsパソコンでも良い。注意すべきはソフトのUstreamProducerはWinにも、macにも、いずれにも対応するが、機材がそうではないことである。
まず第一の失敗がビデオカメラからパソコンに映像を取り込もうとしたことである。アンテオケ教会などては普通にやっていることだが、これが大問題だった。普通はビデオキャプチャーを間に噛ませてUSBで取り込むのだが、これをUstreamProducerが認識しない。Winでもmacでもパソコン画面では見えているのに、そこまでである。結局今のところでは、Winやmacにそれぞれ対応のキャプチャ機材を購入してはみたものの、活用することができていない。費用を少しでも抑えたい向きには痛すぎる出費である。(下写真は三脚穴が付いている私の推奨するLogicool HD Webcam C615)
Ustreamをパソコンにはもちろん、iPhoneにも配信するには、ソフトとしては公式に認定されているUstreamProducer(他にもプロ的ななものがある)が一番である。しかもとりあえずは無料である。ではこれが認識する映像ソースとは?ズバリ、スカイプなどで使っているWebカメラ(USB接続)である。これにもWinとmac対応、非対応があるので注意していただきたい。
Webカメラは非常に安い。しかもビデオキャプチャーは不要である。UstreamProducerはすぐに認識する。難点はズームが効かないこと、画質が相応のものであることだが、目をつぶろう。勝負はは音である。
この音に関しては是非使用してもらいたい機材がある。それはUSB接続のミキサー(ベルリンガー XENYX 302USB)6,242円とこれも同社製のコンデンサーマイク(C-3)8,186円である。マイクには大きく分けてダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があるが、良い音のコンデンサーを、しかも安く!と私は選んで正解だったと思う。コンデンサーマイクは電源供給タイプなので、接続するミキサーには注意されたい。
あと大変だったのはUstreamProducer自体の使用法である。画面全部英語で、ヘルプも英語。そこでググルことになるのだが、注意すべきは出版されている解説書である。これが古いものばかりで、数冊買っても全く役に立たなかった。機材についても参考程度である。私もまだUstreamProducerについては取り組み中なので、やっとこぎつけて、これから賛美の時間にはPinP(画面の中に歌詞画面をはめ込む)を試みたいし、何よりも◯月◯日の何礼拝であるかを画面にテロップしたい。
今の所できればUstreamProducerについて、さらに学び合って行きたいことばかりで、このことを祈っている。 ケパ