ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

あきらめた時が負けた時

2016年09月14日 | 健康・スポーツ
最近趣味のテニスで経験したことが、表題のことだ。
それはシングルスで起こった。相手は見たところ四十代で、足が速く、最近はやりの強いスピンをかけるハードヒッターだった。試合を始めてみると、私は一方的に押され続けた。球が速くて、少しでもサイドに入ると、とても捕球できなかったからだ。通常、こういうケースでは私に勝ち目はない。続けて3ゲームを奪われた時点で勝負をあきらめ、いい練習だと割り切っても良かった。


しかし私は負け続けていたが、勝機を見つけていた。まず経験上、こんな勢いはよっぽどでない限り、ずっとは続かない。あきらめないで、相手が崩れる時までじっと我慢することだ。またそれを促進して実現するために、セオリーであるバックハンド側に球を集めることだ。ただ闇雲にバックに集めると、それが次第に効を奏しはじめて来た感じがある。そしてバックハンドを意識してもらうと、これが効果てきめんだった。バック側に意識が集まると自然、右の強烈なフォアハンドが微妙に狂ってきだすのだ。こうして私は結局勝利した。安心した。

人生もあきらめてはいけない。あきらめた時が、真に敗北した時なのだと思う。リバイバルを私はあきらめず、待ち望む。
ケパ


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