ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

ファイヤーバイブル(新しく出たスタディバイブル)

2016年11月16日 | 聖書
ファイヤーバイブルという名の新しいスタディバイブルが出た。
スタディバイブルというのは、聖書本文と注解書を併せて学べるもので、よく知られている「チェーン式バイブル」がこれに該当する。私たちが日々の通読で聖書を開いたりする時、「これ、なんて言う意味だろう?」と疑問に思う時がある。そんな時、わざわざ注解書を引っ張り出しに行くほどの疑問でもなく、結局、そのままにしてしまうことが多い。スタディバイブルとは、まさにそのような日々の小さな疑問に、聖書を読みながら即座に答えるものだ。
数年前には、より大判の「バイブルナビ」というものも出た。これは内容が豊富で大いに良かったものの、あまりに大きすぎて、全く持ち歩く気にはならなかった。それでわざわざ、このバイブルナビの聖書本文を抜いて注解部分だけを本にしたものを購入したほどである。
このたび出た「ファイヤーバイブル」は大きさは写真のようにチェーン式並みだが、チェーン式よりはるかに多くの注解が載っている。製本に少し不安があるものの、これなら何とか持ち歩きという日常使用にも耐えられそうだ。
(左からチェーン式、バイブルナビ、ファイヤーバイブル)
チェーン式がどちらかと言えば聖書本文が中心であって、注解は下欄の1/3ぐらいのスペースしかなく、どちらかと言えば本文の補足的な趣が強かった。またその内容も福音派的である。それに対しこれはハッキリと聖霊派、ペンテコステ派、カリスマ派のスタディバイブルである。聖霊など重要な所は枠にとらわれず大きく載せている。本名のファイヤーとは聖霊を意味している。
写真を見ていただければ分かると思うが、聖霊、賜物についての注解に違和感がなく、立場もハッキリしている。ようやく私たちが使えるスタディバイブルが出て来たという感じだし、なんだか時代がリバイバルに向けて、さらに大きく変わってきたなあ、そんな感じがさせられる一冊である。
もし皆さんの中で、聖書をひもとく注解書が欲しいという方がおられたら、これは一番のおすすめである。

ケパ



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