ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

第三次世界大戦が始まるポイント

2016年11月28日 | 随想
イスラエルから帰国して、はや2週間が経った。

数年前からイスラエルに行くと、国土の地形を立体化したもの(写真)が出回っていて、これが大いに参考になっている。
小さな国だが、砂漠のオアシスのような緑の国。高低差があって、時折雪が降るエルサレムの標高835メートルから死海の海抜下398メートルまで、車で3、40分の距離に過ぎない。つまり日本と変わらぬコートが必要なエルサレムから、ヨルダン川の常夏のエリコまで、一気に体験できる不思議な国なのだ。

話をエルサレム神殿の話題にしたい。
現在の段階では神殿の丘は、アラブ人のものである。しかしイスラエル軍が警護し監督している。ほとんどのユダヤ人は神殿の西壁で民族の悲劇を嘆き、できることなら神殿を再建したいと願っている。これを第3神殿という。

あるユダヤ人ラビに、「もし建てるなら、どこに建てたいか?」と聞くと、「もちろん神殿の丘、そして黄金ドームの所」と答えてくれた。
「じゃあ今そこにある黄金ドームはどうする?」と聞くと、「横の方へ移動してもらう」と明白だった。これはイサクを捧げた場所は絶対に譲らない、との硬い決心に思えてた。もちろんイスラムがこれに同意する可能性は今も今後も、ゼロパーセントだと私は思える。

今エルサレムの周辺のすべては、イスラエルの手にある。イスラエルが建てようと思いさえすれば、すぐにでも実行できる段階にある。しかしもし実際に行うなら、これは、第三次世界大戦の始まりになるだろう。とりもなおさず黙示録のリバイバルが始まっているということだ。

私たちはエルサレムの平和のために祈っている。しかしそれは第三神殿ができなくていい、という意味ではない。それやこれやで、神殿の丘から今後も目が離せない。ケバ



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