キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

手の力みと指回り

2009年06月02日 10時39分30秒 | サックス練習
グリムスキーワード オゾン層破壊

私はアルトサックスを始めた年、その次の年、2年連続して左手の親指が動かなる腱鞘炎(通称バネ指)というのになった。
原因は手の力み。
もう気合と根性で練習していたので、、。(汗)
ただ問題はそれだけではなかった。
それは手全体のフォーム(形)もあったから。

つまり、サックス初心者の私は、手の形自体もキーを押さえるフォームができておらず、もちろんピアノやギターといった指を独立性が必要な楽器も挫折傾向だったから、当然、指は動かない。それなのに無理矢理にスケールやコードを一生懸命押さえたりして指を動かしていたのだから、当然、手が痛くなる。

その中で、さらにもっと問題が、、、今日、気付いた。
それは、、、左手の指の独立性が特に重要だということ。

まずは手全体の力を抜いて、それから動かしたい指を一本づつ動かしてみる。
うーん、これは意外と簡単。
でもその後、組み合わせを変えて2本づつ動かしてみる。
これも意外と、、、動かないこともない。

で、その間、小指はテーブルキーに密着させておく。
親指もサムレストに密着させて、さらに指先をオクターブキーに密着。(この時は押さえないで。)

そして、今度は、「ソ」を押さえる要領で、3本同時に押さえてみる。
すると、、、。

あれ?

なぜか、押さえてない小指と親指が微妙に動く。
うん、つまりこれが指が独立していない証拠だと思った。

、、、って、そんな感じで、毎日、フォームの矯正の練習をしている。

なぜ、左手が特にだめかと思った理由、、。

それは、中音の「ドレミ」、そして「ミレド」と指を動かしたとき、どうしてもスムーズに指が運ばない。最初は右手だと思っていたけど、いろいろと自分の指の力み具合を観察していたら、特に左手の独立性が低いと感じたから。
たぶんピアノやギターが弾ける人はそういう問題は無いかもしれない。(どちらも左手の方が難しいから。)でも私はどちらも苦手で、指も特に動かないのに、無理矢理動かそうと気合入れて練習していたので腱鞘炎になった。
おまけに手のフォームは悪くなるばかりだったし、、、。

もちろん、この手のフォームについては、レッスンでも散々アドバイスを受けてきた。
特に小指と親指について、、。
あまりにレッスン毎ごと、しつこくいわれたりして、やっと気付くなんて、、、うーん、私ってかなり鈍感。でもそのおかげでようやく手の悪い癖も直す気がして、今はよかったと思った。

そんなわけで、今も手の力みを取るため、指を思うように独立させるために練習している。
肝心の日々の練習については、、、あとで。(笑)

つづく。
コメント (6)
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