キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

サックスをはじめて吹いた日 その1

2009年06月19日 22時00分32秒 | 楽器購入計画
グリムスキーワード カーボンオフセット


夢にまでみたサックスを始めてから、すでに4年と6ヶ月が過ぎようとしている。

そして、最近になって、サックスを始めた頃をよく思い出す。

当時は、まだブログはやってなくて、ブログの日記も無かった。

なので、もう一度、当時を思い出しながら初心に帰り、ここまでサックスを続けられたことに感謝しながらも、次のステップに向けて歩みたいと考えた。

、、、ということで、少しだけ想い出話でも。(笑)



「初めてサックスを吹いた日」



2004年の秋。

この日は、関東は台風直撃!

雨風が吹き荒れる最悪なお天気だった。

立っているのもやっという嵐の中、電車だっていつ止まるかもわからない。そんな日にも関わらず、私はわざわざ千葉から東京の池袋まで朝から電車で出掛けた。
目的の場所は、サンシャインシティ内のイベントを観に行くため。
タイトルは、「大楽器祭」というものだった。

事前にHPのアンケートでゲットしたチケットを手にして、ずっと前から楽しみにしていた。ところが開催日初日の土曜日は、嵐だった。それでもなんとしても、、、死んでも行きたかった。それはひとつの目的があったから。

目的、、、。

それは、サックスを吹くこと。

そのイベントの趣旨である楽器初心者の祭典というのが気に入ってた。
イベントの一番の目玉は、初心者のための楽器体験だった。
だから、私はサックスを吹けると信じていた。

実は、以前、ジャズのお店のセッションで、そこで知り合ったサックス吹きの方にサックスを触らせてもらったことがある。

その時、衝撃が走った。

なぜなら、それまではサックスって見たことしかなく、触ったことすらなかった。
ところが、実際に触ったら指が届くではないか!(これにはびっくり。笑)
、、というか、自分にはサックスはとても大きな楽器に感じられて、指も手が小さいし、キーには届かないと思っていた。ところが実際には、自分でも楽器はそれほど大きく感じられず、ちょうどよく感じられた。でも、吹いたことないし、口を直接当てるものなので、吹いてみたいけど、人の楽器を借りて吹くまでには至らず、、。

それからというもの、悶々とした日々が続いた。
毎日、毎日、ネットのHPでサックスの広告を見てはため息をついていた。それでも、これまでやってきたドラムの個人練習は毎日欠かさずやっていたので、上の空になりながらもドラムは練習していた。でも頭の中はサックスのことばかり。とりあえず楽器が無いと練習はできない。

でも音が大きい。

でも、その前に楽器、、、。

さらに楽器を買っても続ける自信もなし、第一、吹けるのか?

でも、、、その前に楽器が無いと、、。

でもネットのHPを調べると価格が高い。
ドラムよりも高いのが多い。
中古もたくさんあったけど、ネットの質問箱をみると危ないと書いてある。

でも実際にお店に行きたくても遠い。

で、でも、新品でも安いのがあった。

それは、、、中国製、台湾製だった。

、、、一瞬、欲しいと思った。

つづく。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする