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頭がしびれるほど

2013年06月25日 | Life
きょうは朝から、例の文章作成ゼミのステートメントをつくるために、テンプレートにそって略歴や創作理念をまとめる。
この間、個展用に作品のコメントをまとめていたので、1時間くらいでできるだろうと高をくくっていたが、そんなに甘くはなかった。
とにかく、わたしは英作文が苦手でなので、ネットの英語翻訳を使って、日本語→英語→日本語って感じで、はじめとあとの日本語がだいたい同じ文章になるように整えていく。

でも、これって一度ためしてみたらわかるけど、なかなかまともな文章にならないのですね。
なぜなら日本語というのは主語があいまいでも通じるので、主語なしの文章になりやすい。
それを英語に翻訳すると、たちまちヘンな文章に置き換わってしまい、つぎの日本語はとんでもない文章になってしまう。
なので、まずはじめに日本語を正確に作文することが大事なのだ。

ああだこうだして、結局、第1稿をつくるのに夕方までかかった。
これを講師の横内さんにメールで送り、次回のゼミまでに添削してもらう。
その添削にそって第2稿をつくっていく。
その繰り返しでステートメントをしっかりしたものにするわけだ。先は長いな。

ところで、日本の写真現場(とりわけArt photograph)で「ステートメント」という概念が言われるようになったのは2006年くらいからで、意外と最近のことらしい。
単にその作品のコンセプトというだけでなく、作家自身の創作理念を指すことばで、ひと言でいえば、その作家が「なにを表現したいのか」「どんなメッセージを発信したいのか」ということである。
いい方を替えると、商品(作品)をどのように売り込むのか、というコピーストラテジー(コピー戦略)だと横内さんはいった。
そうか、こちらからコピーをつくって売り込まなければ、作品なんて売れないということか。そりゃそうだ、甘くないね。



それにしても、ふだん使っていない部分の脳を使ったので、頭がしびれている。
愛犬アルタと散歩のあと、10キロのランニングで脳をリラックスさせた。運動は脳にもよさそうだ。
あしたは作品のコンセプトを作文する。これがまた大仕事なのだわ。

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