Happyday of LUCKY

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写真になにを写そうとしているか

2013年06月23日 | Photography
2夜連続の長距離バス強行軍はさすがにこたえた。いまも腰が痛い。
そのうえ東京駅から西新宿まで約10キロ、芝浦から竹芝まで約5キロ歩いたので、けっこう足にきた。
なので、きのうは一日のんびりして、疲れを癒していた。

きょうは朝のニュースを見たあと、ランニングへ。なぜか足は軽い。いい調子で10キロを走る。
午後からは小雨降るなか、作品を撮りにいく。
自分が撮りたいイメージってなんだろう、この写真で伝えたいことってなんだろうと考えながら撮影する。
いままでそんなことあまり考えずに、きれいな光やおもしろいものに反応して撮っていたけど、それだけでは作品にならないのだとだんだん気づいてきた。
写真になにを写そうとしているのか、もっと考えて撮らねばならないと思う。
いまさらなにを言ってるのかと笑われそうだが。



文章作成ゼミのあと、渡部さとるさんにブックを見てもらったのであるが、そのときにもらったアドバイスとはこうだ。

まず「REBORN」というタイトルは、すでにいろんなところで使われすぎているので、かえって自分の伝えたいことが伝わらない可能性があるということ。
たしかにそうかもしれない。あのトヨタのCMと重ねて見られるのはイヤだなあ。
それから「これは面白いかもしれない」というくらいの気持ちでブックに入れてしまった写真は、訴求力が弱いので逆に全体から浮いてしまう。「これこそがわたしの見せたいものだ」という強い意志のある写真をしっかり選んで入れるということ。
その弱い写真がどれなのかは指摘されなかったが、渡部さんの目にはそれが見えているのだろうな。自分で考えろということか。

プリントの焼きについては言うことはないと言われた。
つまりモノクロプリントの焼き方として、一定の水準には達しているということだと思う。
モノクロ作品をたくさん発表している渡部さんに、そう言ってもらえるとちょっとうれしい。多少リップサービスもあるでしょうが。
さいごに、秋にブルームギャラリーで写真展をする予定だというと、「ああ、あのギャラリーならきちんと見てくれる人がいるよね」苦しみながらでも5~6年は続けて写真展をすれば、きっと評価されるはずだから、がんばってください、とエールをいただいた。
今回で3回目だから、まだまだということかな。



写真というものは「撮るのがたのしい」なんて思ってるうちはまだまだだ。趣味ならそれでいいけど。
写真家と名乗るかぎりは、イヤでも撮りつづけて形にしていかねばならない。それくらいの覚悟がなければプロにはなれない。
なんか恥ずかしいことを書いているなあ、きょうは。

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