Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

1キロ5分の壁

2014年11月02日 | Life
朝5時半に起床。
きょうは待ちにまった大阪・淀川市民マラソン大会である。
バナナ2本とミカン2個と牛乳100ccをジューサーに入れスイッチを押す。
グワーーーンと近所にまで聞こえそうな大きな音をたてて、フルーツジュースが完成。コップに注いでいっきに飲み干す。
さらにアミノ酸やらクエン酸やらが入ってるゼリーを1袋、チューッと吸い込み、160キロカロリー摂取。
朝食おわり。

6時半に家を出て、地下鉄に乗るとおなじような格好をした人たちがたくさん乗車している。みんなマラソン会場へいくのだな。
守口駅に着くころにはラッシュアワーのような満員になった。日曜日なのに。
淀川の会場までデモ行進のようにみんなでゾロゾロと歩く。



更衣室としてつくられた仮設のテントに入ると、こちらも超満員でものすごい熱気だ。
着替えをすませて今度は荷物を預けるために長い列に並ぶ。
さらに出走まえにトイレにいっておこうと、みんな考えることは同じで、ここも長蛇の列。
それでも、きょうの大会はフルマラソンの部とハーフマラソンの部、あわせても1万人くらいの規模だからこの程度だが、大阪マラソンのような3万人規模の大会となると、もう戦争のような決死の覚悟でトイレにいかねばスタートに間に合わない。



かるくウォーミングアップして、ハーフマラソンのスタート位置につく。
エントリー時にあらかじめ目標のゴールタイムを申告するのだが、そのタイムに応じたスタート位置が決められている。
これはスタート時の混乱(衝突事故)をなくすために、速いランナーほど前に並んでいくのだ。
わたしは目標タイムが1時間50分なのでCブロックからのスタート。

9時の号砲から45秒遅れでスタートラインを通過する。
さあ、1時間50分のたのしい旅がはじまった。
はじめの1キロは6分近くもかかったが、これは仕方のないこと。
その後、徐々にペースを上げ、3キロくらいで5分10~15秒/キロのいつものペースにおちつく。
10キロを51分5秒で通過する。いいペースだ。

ところでこの大会にはわたしの友だちZもいっしょに走っている。Zは高校時代、おなじ陸上競技部で中長距離を走っていた同級生だ。
いまからちょうど5年まえにホノルルマラソンにいっしょに出ようと、ランニングを再開したのであるが、結局ホノルル行きは計画倒れとなっている。
それはともかく、国内の小さな大会でもこうしていっしょに走る仲間がいるのは、くじけそうになる気持ちを支えてくれる。
彼はいまどのへんを走っているのだろうか。

15キロを越えたあたりからお約束のように右ひざが痛みだした。そのうえきょうは左のアキレス腱も痛くなってきたぞ。
いますぐ走るのをやめて楽になりたい気持ちをがまんし、ただひたすら足をまえに運ぶ。
今年の夏、30度を超える真夏日に大阪城公園で練習していたあの苦しさにくらべたら、このくらいなんてことはない。
何事も自分の極限を経験していると、ふだんのちょっとしたことなど平気になるもんだ。

20キロ地点を1時間41分18秒で通過。なんとこの10キロは50分13秒というラップタイムだ。ペースはおちていない、むしろ上がっている。
そのとき「あとすこし、がんばってくださーい」とQちゃん(高橋尚子さん)が現れて手をさしのべた。おお、女神さまにハイタッチ!
のこりの1キロは猛然とスパートして、1時間47分11秒でゴールする。
スタート時のロスタイムを引いたネットタイムは1時間46分26秒。まずまずのタイムである。
いや本当は1時間40分を切りたいので、1キロのラップタイムを4分44秒以下で走りたい。なかなかきびしいな。



ゴール後、Zのタイムを聞くと、わたしより7秒速かった。気づかなかったが目のまえを走っていたのだ。くやしー
着順を見ると、その7秒のあいだになんと25人ものランナーがゴールしていた。くそー
つぎは来年3月の篠山ABCマラソンでリベンジだ!

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