Happyday of LUCKY

日々の気付きと感謝を忘れないように綴るページ

1枚の写真が希望につながる

2011年03月20日 | Camera
昨夜のニュースで、ある被災者が津波で押し流された家屋のなかから1枚の写真を見つけ、泣きながらよろこんでいる場面があった。
それはわが子の写っている写真だった。
その人は「記憶というのはどんどん薄れていってしまうけど、この写真さえあればもう大丈夫」というようなことを言っていた。
悲惨な状況下で家や財産を失っても、人は思い出というものを大切にするのか。
そして1枚の写真がその人を癒したり励ましたりするという事実が、わたしの胸をあつくした。

この間、ここでなにを書けばいいのかを考えてきたが、答えはなかなか見つからない。
もとより備忘録としてはじめたこのブログで、そんなに有効なことを発信できるわけもなく、あまり格好をつけないでふだんどおりでいこうと思う。
写真やカメラや料理のことを書くことで、回りまわってだれかの気持ちが癒されればうれしい。
というわけで、今までどおりおバカな記事を書いていくことをご容赦いただきたい。



以前、ライカD-LUX5とルミックスLX5とのちがいを書いたことがあるが、じっさいの写りがどのくらいちがうのか気になっていた。
きょう、D-LUX5のためし撮りの機会を得たので、先日買ったLX5と撮り比べてみた。
以下、左がD-LUX5で右がLX5で撮ったカット。
ピクチャースタイルは両機とも「スタンダード」、露出は「P」モードですべて-1/3EVの露出補正をしている。

[シャープ感]と[ボケ味]
 
[色調]と[暗部のノイズ]
 
[歪曲収差]
 

両機は同じレンズ、同じイメージセンサだが、映像処理エンジンがちがうと思っていた。
だが上のカットからは大きなちがいを見出すことはできない。
微妙に露出(シャッタースピード)がちがうのは、AFロック時のフレーミングがほんの少しずれたためだと思われる。
一番下の銅像のカットを見ると、ホワイトバランスの傾向がややちがう気もするが、ライカらしい絵はむしろLX5の方なのがふしぎだ。
いずれにしても画像のクォリティは両機とも非常に高いので、すっきりとしたデザインとライカマークが好きな人は迷わずD-LUX5を、ライカと同等の画質でコストパフォーマンスを重視する人はLX5を選ぶのがいいと思う。

最新の画像もっと見る