2月22日(月)渋沢丘陵にある頭高山(ずっこうやま:307m)を歩いてきた。
渋沢丘陵とは、秦野盆地の南側にある低い丘陵で、表丹沢のを眺めるには
最良の位置を占めている。(その通りだった)
10:00 秦野駅南口、はじめておじゃました。
(いつもはヤビツ峠に向かうバスに乗るため北口しか降りたことはない)
まず震生湖へ向かう(標示は充実している)
10:20 今泉名水公園を抜け、住宅街を歩いて今泉神社へ。
:オオイヌノフグリ :ホトケノザ(三界草) :ヒメオドリコソウ
土手に咲いていた二年草の皆さん
春に花が咲いた草は、初夏のころには実が熟れて、タネを旅立たせます。
秋に芽生えて、冬を越して翌年の春に花を咲かせるので、越年草とか二年草
とも呼ばれています。
住宅街を抜け、小高い丘に上ると10:50 震生湖です。
池にボートを浮かべる人、岸から竿を垂れる人も何人かいました。
カワセミはホバリングもできる動きの素早い鳥で河川や湖などの周辺の高い場所に
とどまっている事が多く、そこから水中に住む獲物を探していました。
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この標示をもとに進めば問題ありません。
:伊豆大島 :江の島と三浦半島 :箱根の山
いずれも南側の眺望です。(北側は丹沢表尾根の眺めです)
昔から道があった証左です。
11:30 渋沢丘陵・頭高山への分岐です。
一番下の『頭高山近道』の表示を見逃し、渋沢駅へ降りてしまい、約40分ロス!!!
12:15 頭高山近道へ戻り、丹沢表尾根をデザートに昼食です。
海老名駅で購入したいつもより豪華な【HOKUTO】パン、二つ食べた。
:表尾根の山並みです。
ちなみに渋沢丘陵の最高峰は八国見山(319m:はちくにみやま)です。今回はパス
表示、「頭高山入口」です、一旦下って「かりがねの松」へ
「かりがねの松」と呼ばれる場所、松の木はみあたりませんでした。
「戦没者慰霊塔」祈りの文字が彫られています。(見様によれば”微妙な姿”です)
頭高山の鞍部から丹沢表尾根の眺望です。
13:10 頭高山頂(307m)、(三角点は303m発見できませんでした)
南側の眺望、小田急新松田あたりか。
鞍部に戻って、神山の滝をピストンする(往復40分)
:菫 :菜の花 :蕗の薹
鞍部の土手に咲いていました。
神山(こうやま)滝:落差約20mの二段滝、立派な滝だった。
:(要注意)クリックするとマイナスイオンが体感できます。
:頭高山
頭高山~神山滝のは標高差194m(約35分)、今回一番ハードな歩程でした。
14:15 頭高山を後に「白山神社」まで降りてきた。二本の大杉が見事だった。
14:40 二つ塚、「庚申塔」と「※地神塔」↓ が
※地神塔:春、秋の彼岸の日に近い「戌」の日を「社日」と呼びますが、
「社」には土地の神の意があり、農家は地神講中を作って、春は豊作を、
秋は豊作への感謝を大地や天候の神に祈る風習がありました。
大きな自然石に手を加えず「天社神」「地神社」「社禝(しょく・しき)神」と彫られ
祀られています。
”右 大山” の文字が見て取れます。
「矢倉沢往還」の能書き
14:50 渋沢駅南口着、この駅も丹沢表尾根の下山口、大倉からバスに乗って
降りるのは北口。(何故か)立派な駅舎には、表示もなかった。
名物「落花生」を買うて帰途に着いた。
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行程:標高差205m、約17km、4,8時間
10:00 秦野駅 ⇒10:20 今泉神社 ⇒10:50 震生湖
⇒11:30~12:10 栃窪会館(ロス) ⇒12:15 畑・昼食
⇒12:40 頭高山入口 ⇒13:10 頭高山 ⇔13:55 神山滝ピストン
⇒14:15 白山神社 ⇒14:40 二つ塚 ⇒14:50 渋沢駅南口
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