6月16日Ⓜaitabiツアー「甘利山~千頭星山」をピストンしてきた。
10:00 広河原着(登山口)雲海に浮かぶ茅ケ岳
10:15 スタート、男女名の参加者、TDは二人
(元)森林インストラクターのT村さん、樹木に詳しい楽しみだ
ウマノアシガタ:キンポウゲ科
レンゲツツジ
マイズルソウ
シロバナヘビイチゴ(ウマノアシガタ同様多かった)
ヤマツツジも
に浮かぶ富士山と🗻より高いカラマツ
10:50 花を見ながら歩いて、甘利山:1731m
鳳凰山から千頭星山を経て、東に伸びる尾根の末端にある。
6月中旬レンゲツツジの大群落が山頂一帯を真紅に染める。
古く千戸をもって郷とし、その余りは「余部」として別郷とされた。
余部郷、これが甘利荘となり、この裏にある山を甘利山と呼んだ。
【日本山名辞典】
千頭星山が見えます
鹿の食害から保護活動を続け、レンゲツツジの群落を再生作業集中
花に元気がないように感じた。
サラサドウダン:ツツジ科
ズミ(酸実)別名小梨:バラ科 ”リンゴの接木に利用される”
櫛形山:2052m
カラマツ、フキ、笹の林床が続きます
11:30 奥甘利山分岐(帰りに寄ります)
蕗の病葉
12:15 カラマツ林(自然林)で昼食(中央はダケカンバ)
12:45 青木鉱泉分岐
サルオガセ
別名、霧藻。葉緑素を持っていて、光合成をする。
主に針葉樹の枝や幹から垂れ下がるように生える、樹状地衣類。
体で霧中の水分を捕集するから、霧藻。霞を食って生きている、まさに仙人。
サルオガセは枯れ木によくあるから「寄生」だと思っていたが、光合成で生きている。
T村氏は酒のつまみにならないか?食べられるけど味はないらしい。
笹原に、緩やかに上って最後に急登で
13:15 千頭星山(せんとうぼしやま):2139m、同級生と
甘利山の南に位置し山頂近くは明るく開けた平原状の山。
2000m超の山ながら手頃な稜線歩きを楽しめる。
富士山、八ヶ岳、鳳凰三山を展望できるポイント。
鳳凰三山へ続く道(破線ルートです)
樹間越しに鳳凰三山の山並みが、13:30 下山開始
青木鉱泉~鳳凰三山・地蔵岳へ続く尾根
”カラマツ自然林は枝が横へ伸びるので高くはならない”
逆に植林は上へ伸ばすため枝打ちをして、背丈を高くする(電信柱とか杭に)
全て人間の都合です。
ミツバツツジ
14:45 奥甘利山:1843mです ↑ ↓
カラマツの葉とウマのアシガタ
レンゲツツジと・・・・・・
15:10 甘利山に戻ってきました
レンゲツツジの群落
ツマトリソウ
スギゴケ
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行程:標高差467m、約7km、5時間
10:15 広河原駐車場 ⇒10:50 甘利山:1731m ⇒11:30 奥甘利山(分岐)
⇒12:15 鞍部・昼食 ⇒12:45 青木鉱泉分岐 ⇒13:15 千頭星山:2139m
⇒(往路下山)14:45 奥甘利山:1843m ⇒15:10 甘利山 ⇒15:30 広河原
山梨百名山 甘利山85,千頭星山86完登
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>> 空海20
空海は淡路島に渡り、潮の早い海上四里を突っ切り、阿波の港に逃げ込んだ。
「奇しき山はないか」
土地の者に土霊の棲み付いた山を聞きまわったに違いない。
「奇しきは大滝獄こそ」と教えてくれた者があった。
人里からあまり離れていない。
徳島市の南、標高もわづか六〇二mと低い山。
山中に入れば崖もあり、洞窟もあったであろう。
空海が晩年になっても尚『自分は阿波の大滝獄で修行した』と
宝石のように大切にしていたことからみれば、
ここで「虚空蔵求聞持法」の困難な修法を完全にやってのけたに相違なく、
密教行者として最初に踏み出した記念すべき『行場』であったかと思われる。