11月23日前線一過の晴れ、奥多摩戸倉三山を縦走してきた。
秋川の支流盆堀川の流域をUの字に取り囲まれつ三つの山(かって五日市町戸倉村)
臼杵山(うすきやま)・市道山(いちみちやま)・刈寄山(かりよせやま)を戸倉三山と呼ぶ。
前回はツアーで今回は単独行、累積標高差約1700mの縦走はタフな歩きとなった。
起点は八王子駅、7:10の🚌で今熊山登山口に向かった。
8:00 今熊山登山口BSを降りて登山口へ
(トンネルの先はJR武蔵五日市駅への道です)
秋桜
ケヤキ(欅)
初冬の頃、集落の上に枝を伸ばした樹木の陰影が映る。
竹箒を逆さにした形からケヤキと知れ、丸みを持つのは老大樹。
渓谷の崖に生える木だが、関東では江戸時代の新田開発でできた屋敷林に植え、
風を和らげ落ち葉が大地を肥やし、建築材としてお金にすることもできた。
【ラジオ深夜便:ひと花いち話より】
登山口
8:20 今熊神社
脇に登山道が
檜の植林
気温上昇で水分が蒸発して雲に
関東平野の眺望、筑波山も見えました
8:50 今熊山:505m
なくしものが見つかるかも知れない「呼ばわり」の山
今熊神社奥の院
9:00 戸倉三山縦走スタート
コアジサイ
左側は落葉樹
右側は杉の植林帯
青梅線沿線の山並み
9:45 刈寄山分岐(縦走路から離れます)
眺望が開けます
10:00 ❶刈寄山:687m、かつての草生地。
縦走路に戻ります
10:15 入山峠、まだまだあります
「峰見通り」と呼ばれる稜線、小さなピークが続きます
ミヤマシキミ
杉の木にこのマーキング『甲』と認定された?
ヤブコウジ
上りに費やした時間がかかったが、無名峰
11:20 栗木沢ノ頭:724m(木の根に標示あり)
鳥屋戸:720m(『ハセツネカップ』の標示板です)
南側の山並みは「北高尾山稜」
12:05 和田峠(陣馬山への分岐)
12:10 ❷市道山:795m 北(五日市)と南を結んだ交易の峰
北風が身体を冷やします、昼食です。
臼杵山までは2.3km、一気に下ります。
ここからのアップダウン、👣に応えます。
臼杵山
陽ざしがサポートしてくれます
臼杵山
最後の登り
13:40 ❸臼杵山:842m 養蚕の神を祀る臼杵神社がある
外人男子二人が山頂の先客でした
臼杵神社は南峰(元郷バス停方面にあったようです)
そのままグミ尾根を荷田子峠へ降りちゃいました。
南面伐採地に縦走路👆 鉱物採取地 ↓
北側に奥多摩の山並みが見え隠れしていました
眼下に元郷の集落を俯瞰
「茱萸(ぐみ)御前」と読めます
奥多摩に点在する「御前」の山名(御前山・三頭御前・月夜見御前等)
は山の神(女神)の尊称との説がある。
しっかり紅葉しています、親の教えではなく遺伝子のなせる技です
14:45 荷田子峠(直進すれば城山へ)
14:55 荷田子登山口着
サツキ(この時期よく見ますね、早咲きか?遅咲きか?)
15:10発の🚌で武蔵五日市駅へ戻り、帰途に着きました
出会った登山者はトータル5人でした
*
行程:累積標高差約1600m、約16km、6.5時間
7:10 八王子BS 🚌 8:00 今熊山登山口 ⇒8:20 今熊神社
⇒8:50 今熊山 ⇒10:00 刈寄山 ⇒10:15 入山峠(峰見通り)
⇒12:10 市道山(昼食) ⇒13:40 臼杵山 ⇒14:45 荷田子峠
⇒15:10 荷田子BS 🚌 15:40 JR武蔵五日市駅
**
地図にないピークがいくつかありました。(YAMAPより)
今熊山 ➡独標:523m、豆佐嵐山:648m
刈寄山 ➡弾左衛門ノ頭:669m、栗木沢ノ頭:724m
市道山 ➡石津窪山:749m
臼杵山 ➡グミの木山:656m
ピークを踏んだら「標示板=私製」を探したけど見つけたのは、栗木沢ノ頭だけだった。
YAMAPのGPS情報はかなり👏👏👏充実していると感じました。
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