鬼の霍乱:いつもは極めて壮健な人が病気になることのたとえ。
霍乱:暑気あたりの病。普通日射病を指すが、古くは吐瀉(としゃ)病も含めて用いた。
広辞苑で引くとこんなことが書いてあった。
:東寺(京都)朝市にて
年回、大風邪を引く。 季節は問わない。
今年は先週、その症状が出た、熱があり、寒気がする。
通常汗をかいて寝れば、快気するのだが、今年は長い。
:高尾山にて
町医者で診察をしてもらった。
「喉が腫れて”潰瘍状”になっていますね」
薬を出してもらった。
①抗生物質 ②痰の切れを良くする ③喉の炎症を抑える ④鎮痛・解熱剤
3日間飲んだが、咳だけが残った。
:大磯駅商店街で
今日汗を出すため”バドミントンの練習”へ行ってきた。
おばちゃんから「肺炎」に気を付けてよ・・・と言われた。
伊東四朗がCMをやっている”65歳過ぎたら肺炎に注意”あの影響だろう。
:河津桜売店で
水曜日は医院が休みの為、念のため、薬をもらってきた。
抵抗力も治癒力も落ち、治りずらい体になっているという結論のようだ。
:イノダコーヒー(京都)
山を歩けば完治するのだが、今週末も台風の影響で行けそうもない。
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10月20日コラムニストの天野祐吉氏が死去した。
驚いた!!毎週水曜日、朝日新聞に掲載される「CM天気図」の愛読者の一人。
10月20日朝刊の(ニュースの本棚)にも
「1964年に売れた本 “日本”遠のき“ニッポン”へ」 天野祐吉
と題した記事を載せていたからだ。
商品の宣伝でしかないと考えられていた広告を、批評の対象として位置付け、
軽い語り口で消費社会に鋭く切り込む「批評」が好きだった。
:開会式
1964年東京オリンピックで変わりゆく東京を日本が遠のき、ニッポンが前面に出てきている
と書いていた。
(ニュースの本棚) 「1964年に売れた本 “日本”遠のき“ニッポン”へ」 天野祐吉
(一部抜粋)
:懐かしい
そうそう、オリンピックのために行われたさまざまな土木工事の轟音(ごうおん)も、
れに加えなくちゃ。あの音は、本当にすさまじかった。
おかげで日本橋は高速道路の下に追いやられてしまったし、
でかい体育施設や何やらがニョキニョキ出現して、
街の風景はあれよあれよというまに一変していった。
ぼくの実感からいうと、この64年を境にして、
東京から“江戸”が消えてしまったような気がする。
建築物だけじゃない、江戸の匂いを遺(のこ)す文化的なものは、
人びとの歩き方や表情もふくめて、どんどん姿を消していったように思う。
いいにつけ悪いにつけ、“日本”が遠のき“ニッポン”が前面に出てきている、といえばいいか。
:男子10000m決勝
(CM天気図)「別品」の国へ 天野祐吉 (一部抜粋)
明治神宮外苑の国立競技場をぶっ壊して、
8万人を収容する“世界一”の巨大な競技場をつくるんだそうで。
かと思ったら“成長最優先”なんていう首相の言葉が、派手に新聞に躍ったりして。
でもなあ、オリンピックはいいが、いまどき成長なんて無理があるんじゃないの?
「“成長は善である”とはなんたる言い草か。 ~中略~
成長から成熟へ。すぐれた哲学者や経済学者の人たちが言うように、
基本路線を大きく変えるときだと思うよ。
世界で1位とか2位とか、何かにつけてそんな順位を競い合う野暮(やぼ)な国よりも、
戦争も原発もないこの国がいいし、この国にはそれだけの社会的・文化的資産もある。
そうそう、別品の国に8万人の競技場はいらない。え?
いつ国の路線を切り替えるかって? そりゃあんた、いまでしょ。
水曜日の楽しみが一つ消えたし、日本はまた、大きな人材を失った。・・・・・合掌
twins
湯上りの twins です。
TWINSにうつさないように・・・。
台風の過ぎるのを風邪とともに待ちましょう!
神様が休養を与えて下さったんですね。