4月17日生駒山:642mへ遠征してきた。
生駒山:標高642m、東大阪市と奈良県生駒市の境にある。
東山腹の生駒聖天を祀る宝山寺は関西商人の信仰を集める。
日本最初のケ-ブルカ-施設、生駒山ドライブウェイの開通などにより
行楽地として発展、山上には遊園地がある。
生駒山との出会いは、最近読んだ「橋のない川=住井すゑ著」新潮社6巻だ。
明治末から昭和へ・・・激しい時代の流れの底で、必死に”差別”の重圧と闘いつづけ、
美しい友愛に生きた奈良盆地の村人たちを描く。 【あとがきより】
もう一つは麓の「石切劒箭(つるぎや)神社」。「石切さん」「でんぼ(腫れ物=腫瘍)の神様」として親しまれ、
本殿前と神社入口にある百度石の間を行き来するお百度参りが全国的に有名。
これは朝日新聞”be”で読んだ。 お願いする動機は充分あるので、今回行ってきた。
で京都へ、近鉄奈良線で西大寺乗換、生駒駅へ、再度乗継新石切駅へ。
9:35 新石切駅着。
当日は前線の通過で不安定な天気、生駒山(駅のホームから)は見えていた。
9:50~10:20 真剣にお百度参り(病人に代わり)する人達です。
お百度詣りも作法があるようで、↓
「お百度紐」をもってお詣りした数をカウントする。
(十度)でお願いしてきました。 ⇒これは神社に納める。
:絵馬殿(大きな箭がトップに) :神明鳥居 :御神木
多くは触れませんが由緒ある神社のようでした。
石切りさんの参道商店街(門前町)です。
(我々は新石切駅からのが、石切駅から来ればになる:約100m)
10:40 石切劒箭神社上之社(神武天皇が建立されたと伝えられる)
願いが叶えられた人が御礼に訪れ「」を奉納していくようです。
11:10 奥ノ院(荒廃していました)
辻子谷(ずしたに)ハイキングコースへ入ります、も差し、南風が吹いてがでました。
生駒山は642mですが、新石切駅は80m、標高差は608m楽なハイキングではありません。
多くの地蔵さんが迎えてくれます。
:キランソウ :ニリンソウ
11:35 整った石段が前方に、上ると興法寺。
弘法大師もこの山で修行を行ったとされる、「大聖歓喜天」が祀られている。
額の中に納めて撮ってみました。
住職はいないのか、ひっそりとした趣のあるお寺でした。
:桜も残っていました(青空が出ています)
もうすぐ山頂・・・
:スミレ :ウラシマソウ :チゴユリ
山頂直下の駐車場です。
最後の石段を上ると・・・・
12:00 まず山頂遊園地の食堂で「笊蕎麦」を食べます。
山頂は強風が吹いていたので食堂は”Lucky”でした。
12:30 三角点はこのミニSLの構内?にあります。(この看板はそれを意味しています)
「一等三角点」、今日は人が少ないので中に入れてもらい、撮ってきました。
生駒ケーブルを右に見て、石畳みを歩き、生駒駅へ下ります。
13:30~13:45 宝山寺です、大きなお寺でした。
宝山寺:役小角が開いたとされる修験道場で、弘法大師も修行したと伝わる。
その当時は大聖無動寺(だいしょうむどうじ)という名であったという。
1678年=江戸時代に湛海律師が再興し、歓喜天を祀った。
この時が事実上の開山と思われる。商売の神として大阪商人の信仰を集めた。
現在でも年間300万人の参拝客を集めるとされる。
麓から続く参道の階段は、奥の院までを含めると1000段余りある。
般若窟 - 本堂の背後に切り立つ岩壁にある岩窟。
役小角が「般若経」を納めたと伝わる。
奥ノ院への参道、霊気?でピンボケに。
生駒駅から続く、階段(生駒駅側から撮る)
これが最後の階段、これ以降は坂道になっていた。
14:10 近鉄生駒駅着。
*
行程:標高差608m、約8km、4.5時間
9:35 近鉄新石切駅 ⇒9:50~10:20 石切劒箭神社(お百度詣り)
⇒10:40 上之社 ⇒(辻子谷コース)11:10 奥社 ⇒11:35 興法寺
⇒12:00~12:45 生駒山頂・昼食 ⇒13:30~13:45 宝山寺
⇒14:10 近鉄生駒駅 =15:30 京都駅 (京都タワー)
**
京都タワー(標高100m)上ってきました。
前線がをし、思いがけず眺望が楽しめました。
:比叡山 :生駒山方面 :愛宕山(明日の予定)
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夕食は烏丸御池「みまでり」で。
:トマトの天麩羅です
明日は京都トレイル「西山コース:清滝~桂」まで12kmを歩く予定です。
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