9月1日(日)大菩薩嶺の北にある、黒川山(1710m)鶏冠山(1716m)へ行ってきました。
4名のパーティー、隊員はi-kFNです。
一般的には黒川・鶏冠山と呼ばれるが、黒川山と鶏冠山からなる。
鶏冠山は山梨百名山にも選定されているので紹介する。
鶏冠山の北面の谷には武田信玄により発掘され、その軍資金ともなった黒川金山があったが
今では廃坑となっている。
東の丹波山村よりみると山頂が鶏のとさかのようであるため、この名が付けられた。
山頂は桶岩という岩峰からなり、その上に、黄金の鏡が安置されていたと伝えられる
鶏冠神社(黒川権現)の小祠がある。 (日本山名辞典:三省堂より引用)
:柳沢峠
9:20 JR中央線塩山駅から山梨交通のバスに乗り、柳沢峠に着いた。
:柳沢峠茶屋
天候は、午後には雷雨とある。多いが青空だ。
:遊歩道入口
9:25 アップもそこそこに道路を渡り、遊歩道に入る。
:樹林
ブナとカラマツの樹林帯、林床は笹が生い茂り、花は咲いてない。
(ここから山頂まで1本の花もなかった。超稀有?)
屋久島か?苔むした、そんな雰囲気のところも。
:六本木峠
10:13 六本木峠、帰りはここから丸川峠へ向かう。
:充実した標識
ここは東京都の水源林、標識も必要以上にあり充実している。
今日の標高差()236m、バスで柳沢峠まで登ってきたのでこの数字。
()標高差は816m 大菩薩登山口まで降りるので歩程も長い。
:黒川山
黒川山まではゆるやかなアップダウン、登山というよりハイキングだった。
11:10 鞍部の分岐?と思ったら黒川山。
三角点は少し登ったところ(眺望なし)、見晴台が少し西に行った岩に設けられていた。
:鹿の痕跡
:三角点
:大菩薩嶺
11:20~11:40 見晴台にて昼食、F隊員の差し入れに”舌鼓”をうった。
:笠取山
雲に隠れた笠取山(1953m)
:飛龍山
飛龍山(2069m)か?
:鶏冠山(神社)分岐
12:00 見晴台から黒川山に下り、鶏冠山(神社)に向かい、分岐へ。
:木の根道
分岐から鶏冠山(神社)へは登山だった。
木の根の登山道、ヤセ尾根、にせピークを乗り越え・・・。
:鶏冠山(神社)
12:10 鶏冠山(神社)まさに岩峰、スリリングな場所だった。
お賽銭箱には、金塊ではなく、小銭が溢れくらい納められていた。
:大菩薩嶺
:俯瞰すると
切れ落ちている(下もみえないくらい深い)
:黒川山方面
黒川山から鶏冠山(神社)へは非常にわかりづらい(登山道はシンプルだが)
昭文社の地図には、鶏冠山の標記はあるが、鶏冠神社の標記はない。(標識はこの逆)
あやうく鶏冠山(神社)に登らずに下山する事態も考えられた。
k隊員(最年長)の指摘に感謝だ。
:横手山峠
今日は下りが長い、12:45 横手山峠へ
:参考までに
:六本木峠
13:15 六本木峠 (予定より15分遅れ)
丸川峠への道でも度々出てくる苔むした岩。
岩の隙間から涼しい風が出てくる、風穴になっているようだ。
花を期待したが”ないぞ”。
:寺尾峠
14:08 寺尾峠通過
:丸川峠
14:30 丸川峠、丹波山村へも大菩薩嶺へも行けるターミナルになっている。
:丸川小屋
「コーヒーがおいしいと」の噂がある丸川小屋。
:コウリンカ
:イカリバナ
:アキアカネ
山はもう秋の風が吹いていました。
他にヤナギラン、ワレモコウが残っていた。
花でゆっくりとる時間もなく、大菩薩登山口へ下る。
最終バス時刻は16:03、歩程は100分、持ち時間は90分、急坂だが当然急ぐ。
:ゲート入口
15:37 ゲート前通過、ここから20分とあるから「間に合った!!!!」
:裂石山雲峰寺山門
舗装道路を下る途中に名刹「裂石山雲峰寺」があった。
↓ 詳細はここに書かれています
:能書
15:55 大菩薩峠登山口バス停に着いた。
16:03発の塩山駅ノバスに乗り帰途に着いた。
(結局雨は一度も降らなかった。途中で雷は鳴っていたようだが)
***
行程:標高差236m、約18km、6時間20分
9:20 柳沢峠バス停 ⇒9:25 登山口発 ⇒10:13 六本木峠
⇒10:34 横手山峠 ⇒11:10 黒川山 ⇒11:20~30 見晴台・昼食
⇒12:00 鶏冠山(神社)鞍部 ⇒12:10 鶏冠山(神社) ⇒12:45 横手山峠
⇒13:15 六本木峠 ⇒14:08 寺尾峠 ⇒14:30 丸川峠 ⇒15:37 ゲート前
⇒15:45 裂石山雲峰寺 ⇒15:50 大菩薩峠登山口バス停
山梨百名山【54】完登
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暑中お見舞い申し上げます。
暑い日が続きます、お風呂場で”行水”です。
といいつつ私も金曜の夜から夜行で出かけます。天気予報に一喜一憂しています。