山梨百名山、「二十六夜山」登山が通算回目となりました。
JR中央線上野原~富士急バスに乗って9:15浜沢バス停に。今日は
田崎さんと二人で登ります。
ここからアオゲラの森キヤンプ場へ登って行く。
:登山口を示す標識 :冬のアオゲラの森キヤンプ場
別荘地の急傾斜のコンクリート舗装道路を登りきると、登山道へ。
:いきなりの急登(久しぶりの急登=田崎さん)
この急登を二つ越えると”東屋”へ丸太をカットした椅子に座り、汗を拭き、
靴ヒモを締めなおす。
:自然が作ったオブジェ
一人で山歩きしていて、こんなの見ると驚くよね!!
:明星平の分岐
10:10 赤鞍ケ岳への分岐へ、明星平となっているが平坦ではない。
ここから苔生した岩の道を進むと、山頂への分岐へ。
:大月市の標示板
10:30 山頂へは5分とあるが、3分で山頂へ
山頂は”ヒノキの植林”で眺望はないが、樹間越しに倉岳山・高畑山が見えた。
(この二つの山は、今年の1月29日田崎さんと雪道を登った)
分岐へ戻り、二十六夜塔へ(明治22年建立とある)
二十六夜待ち:広辞苑を引くと、旧暦の正月と7月との26日の夜半に月の出るのを
待って拝すること。月光に阿弥陀仏・観音・勢至菩薩の三尊が姿を現すと言い伝えられ
とくに江戸では7月に高輪・品川などで盛んに行われたとある。山名もここからきている。
二十六夜山は3つあるが、そのうちの二つがこの山塊にある。まぎらわしいので、
秋山二十六夜山、道志二十六夜山とそれぞれ呼ぶようだ。
残りの一つは伊豆半島の吉田というところにある。(三省堂:日本山名辞典より)
:二輪草
今話題の二輪草、特徴のある葉に出る斑点はまだ少ない。
個人的にはトリカブトの葉より、二輪草の葉の方が”毒々しい”と思うが・・・。
:下尾崎への登山道
この登山道は歩きやすい、おそらく二十六夜待ちの月見はこのルートをとったのでは?
登山道が杉の植林帯に変わると、沢に出る。沢沿いの道にやっと花がでてきた。
おなじみのスミレたち。
田中澄江さんの書いた「
新・花の百名山:2002年」にこの山が載っていた。
”二十六夜山、熱い信仰の山で出迎えてくれた春の花たち”というタイトルでヒゴスミレ・マルバスミレ
が紹介されていた。マルバスミレはともかくヒゴスミレ(葉がエイザンスミレに似ている)は見なかった。
:土筆 :山ワサビ
11:45下尾崎集落まで降りてきた、里山は野草でいっぱい、桜も盛りだった。
昼は「寺下峠」で食べることとし、もうひと登り。
秋山川を下尾崎橋で渡り、舗装林道を歩く。大曲橋を渡り、寺下峠入口登山道へ。
道は荒れている、蜘蛛の巣が張っていたことがそれを証明していた。
沢沿いの登山道で”林の主”に逢った、丁重に
挨拶し、先へ進む。
12:35 寺下峠に着いた、斜面に座り昼食、元気な二人のおじさんの会話もオカズとして。
あとは梁川駅へ下るのみ、行程も予定通りだ。
平坦な尾根道を降りていくと、傾斜面にトラロープが張られている場所へ。
土砂が崩壊し、足場が悪い、
転べば谷(深くないが)へ
一直線だ。
雨でも降っていれば歩きたくない道で、トラロープがなければ登山道も不明だった。
:ネコノメソウ :ヤマエンゴサク :ミクロコスモス :エンレイソウ
沢沿いの道へ出た、花も出てきた。
14:00 塩瀬集落へ、広い敷地の里山の花壇です。
:桂川渓谷(塩瀬大橋より)
14:20桂川を塩瀬大橋で渡り、国道20号(甲州街道)へ出れば梁川駅に着いた。
14:22発の「高尾行き」で
帰途に着いた。
(今日の行程:標高差458m、約10km、5時間)
9:15 富士急バス浜沢バス停 ⇒10:10明星平 ⇒10:30~10:40 山頂
⇒10:45 二十六夜塔 ⇒11:45下尾崎集落 ⇒12:00 寺下峠登山口
⇒12:35~12:50 寺下峠 ⇒14:20梁川駅
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今日の二十六夜山で通算300回、山に登った計算になる。
2003年に「登山を始めるか」と意識して、休日に山へ向かい始めた。
その「足跡」をまとめてみた。
日本百名山:、日本二百名山:
、日本三百名山:
、関東百名山:
山梨百名山:、神奈川県の山:
、埼玉県の山:
、東京の山:
長野県の山:、群馬県の山:
、栃木県の山:
、富山県の山:
東北の山: 、静岡県の山:
、新潟県の山:
、北海道の山:
その他複数登った山:
明日から、一つでも多くの山に登るべく、日々精進し、
コツコツと、一歩一歩、その歩を、積み上げたい。
オブジェ、カメみたいな、怪獣みたいな・・おもしろいですよね自然の作るものは。
お花がかわいい~。
300回、おめでとうございます
私は土曜日、愛鷹連峰縦走ツアが決まりました。
TCは大場さん、初ペアです。笑