吉本

新喜劇とは関係ありません。

本日は、『美味しんぼ』全巻所有してる珍味好きの塾長必見だよ。

この吉本は、太田先生が電話で予約してまでくる店。
そんな流行の店は混んでて嫌だって？
ちがうちがう。予約するのは席ではなく、

これ↑。イカの塩辛。（しかも二皿予約するらしい）

新 精選東京の居酒屋太田 和彦 (2001/12)草思社 この商品の詳細を見る

では、これから少し引用することにしましょう。

※うまかったのが手作りの塩辛。ほとんど塩気がなくどっしりとした量感でせまってくるこのうまさ！ こんなうまい塩辛ははじめてだ。

どうですか？行きたくなったでしょ？
え！そんなんじゃってあぁた……


酒好きをうならせる、このお通し。

セットでたのめるのが嬉しい。
今回は“秋あがり”。岩手、秋田、山形の東北勝負。
どれも、どっしりとした、これぞ日本酒！といった感じ。
他にも、いろんなセットがあるから試してみてね。

そして珍味三点セット。
右から、コノワタ、生カラスミ、鯛の酒盗（これはメニューに載っていません。女将がぼくの耳元で「あるよ」と囁いたので注文しました）。
珍味は、

この中から自分で選べるんだよ。

居酒屋の流儀太田 和彦 (1998/11)講談社 この商品の詳細を見る

じゃあ、ここでも引用。

※魚好きの日本人は魚のワタを巧みに使い絶好の酒の肴を考案した。その代表格はやはり塩辛だ。塩辛はイカの他にも、鰹（かつお）の腸（酒盗（しゅとう）＝高知）、鮭（さけ）の腸（メフン＝北海道）、イカスミ入り（黒作り＝富山）と郷土色ゆたかにいろいろ愉しませてくれる。東京新宿の居酒屋「吉本」は珍味の充実した店で、珍しいカキの塩辛や、生カラスミ、コノワタ、カニミソ、鮎ウルカに加え塩ウニを置くのが嬉しい。

どうよ？もう行きたくなったでしょ？

この手のものを食べるとき、やはり冷酒よりも燗がいい。（最近ようやく判ってきました）

たのんだのは、山形の“枯山水”三年大古酒、本醸造。

辛いものばかりなので、

ヌタも注文してみました。（“太田和彦の全国百名居酒屋”の初回放送で、先生が“みますや”で美味しそうに食べてたから。勿論、そのときもアタマはマグロ）


新宿西口といったら、“吉本”。
どうです、もう行きたくなったでしょ？
え、ぼくは珍味好きじゃなくって、珍品好き！？
こりゃまた失礼しましたぁ。

詳しくは【酒処吉本】←です。