“ささや”の隣りです。
“侘助”です。
今、アタマの中では、
リボーン小曽根真 THE TRIO (2003/07/09)ユニバーサル ミュージック クラシックこの商品の詳細を見る |
の「A Handful of Stars」が流れています。
この曲は『太田和彦の全国名居酒屋』第一回“鍵屋・みますや~東京居酒屋の老舗~”の最後に流れた曲です。
そうです。そろそろ仕上げの時間です。
とりあえずハイボール。
さんざん日本酒を飲んでいたので、炭酸飲料水は喉越しが良い酔い。
そして〆の黒ビール。
雨上がりの歩道を、疲れた仕事帰りの人々が家路を急いでいるのが見えます。
そんな時、窓の外からこのユリの花はどのように見えるのでしょうか?
ついつい、ふらっと誘われそうです。
そうして入ってきて、常連になるお客様もいらっしゃるのでしょうね。
このユリの花の横は大きなテーブル席(団体用?)になっているのだけど、そこにこのユリにとてもよく似合う女性がひとりで飲んでいらっしゃいました。
年の頃は、まだ30そこそこでしょうか。
カウンターの常連客もその女性とは馴染みのようで、たまに声をかけているようです。
薄暗い店内に、ぽわっと咲いた美しい花。それが彼女の印象でした。
それでいながらじっくり酒を味わっている姿はなんとも……お友だちになりた~い!って感じになってしまい。
隣りにクマルさんがいるのにもかかわらず、ついついナンパをしてしまいました。
酒の酔いにまかせて。っていうのは失礼なので、
を注文。(昼間は喫茶店なので、淹れ方は本格的なサイフォン使用)
名前も聞かなかったけど、ぼくたちと楽しい会話をしてくれた綺麗な女性に感謝です。
何故かクマルさんが積極的になっていました。(どうやら、美しければ相手は男でも女でも関係ないようです)
ま、話してる内容は「でんがく屋」がどれぐらい素晴らしかったかを熱弁してただけですけどね。でも、偶然その女性も他のヒトと「でんがく屋」の話で盛り上がってたらしく、我々もつい今しがたのことなので益々盛り上がってしまいました。
訊いてみると、やはり北鎌倉には飲み屋が少ないとのこと。
でも、こんな素敵な店があるんだもん。文句はありません。
なんか、家に帰ってきたようでホッとするんでしょうね。
話が盛り上がりすぎて、ついつい長居してしまいました。
今度来たら、ここへはまた必ずきます。たぶん、その時にもこのヒトはこの同じ場所で静かな笑みをたたえて、独り酒を楽しんでいるんだろうなぁ。
またいつの日か。。。
侘 助
鎌倉市山ノ内1341
℡:0467-22-9508
営業時間:11:00~24:00
定休日:月曜日
さて、鎌倉に帰ってもう一軒だけ寄って帰ることにしましょう。
(〆たんじゃないのか!?)
…………