Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

長兵衛(鎌倉⑧)

2007-10-10 08:56:07 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

長兵衛です。
でも、目的の“長兵衛”ではありません。

昼間、暇だったので長谷の駅前をぶらぶらして見つけました。
とんかつ屋さんのようです。
でも、これから行く“長兵衛”と関係があるのかもね。(詳しいことは知りませんけど)

で、こちらが本物。
入口がいいんです。
店の中に飾ってあった、長兵衛の外観を描いた絵が素敵でした。

わたせせいぞうさんの絵に似てません?

飲み物は、もう行く前から決めてました。

オヤジさまのコラムにもあったように越乃寒梅をお燗で。
この杯がいいでしょ?
“でんがく屋”でもそうだったけど、鎌倉はグイ飲みじゃないこの形の杯が入っているのが嬉しい。
そして突出しがいい。

海のものと山のものを合わせた芸術品。

そして注文したのは、名物のシラス。

と、つるむらさきのおひたし。
生シラスもいきたかったんだけど、今夜はこれからまだまだ行きたい店があるのでがまんしました。だから釜上げだけ。
しかしこれが美味い!
シラスは4月から12月まで食べられるんだよ。
前回来たときも、シラス三昧だったもんなぁ。

そして今回の旅で、なによりも驚いたのがこれ。
何だか判りますか?
ユリの根なんです。食べられるんですかぁ!?
ゆりの根の梅肉和え。
クーこれはたまらん。
ご主人、もう一本。

菊正宗でいってみました。

長兵衛
神奈川県鎌倉市小町2-10-11
営業時間:16:00~23:00
定休日: 日祝

いい店です。今度来るときは、ここでダラダラ飲みたいです。(ダメじゃん!)
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さて、次は北鎌倉で飲むことにしましょう。
気分は笠智衆で。(実は笠さん、下戸だったそうです。映画では、あんないい飲みっぷりなのにね)

田楽「でんがく屋」(鎌倉⑦)

2007-10-10 08:08:51 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

居酒屋のオヤジさまの真似で、彼の足取りをたどってみました。

店の看板には“田楽”の文字。
でも正式には“でんがく屋”が正しいようです。

こういうのを炉端焼きというのでしょうか?

撮影不可なのでこれからは口頭で。

ずばり感想から。
ウムムム……ぼくにはちょっと敷居が高いなぁ。
緊張しながら飲むのあまり得意じゃないんだなぁ。
キリリとした女将が全て仕切っていて、それはもう北条政子の世界。(鎌倉だしね)でも、ご出身は秋田とのこと。
食べ方から、心得からすべて彼女から教わって、食べる。それがここの店の流儀。
ウムムム……ぼくはどちらかといったら、自分のペースで飲みたいんだよなぁ。
これはこうして、これはこう。って言われると、ほっといてよ!って感情がついつい……。
だって、酒飲んでいつもの緊張を緩めたいのに、ますます緊張して飲むのは、はっきり言って疲れる。
いや、悪い世界観ではないんですよ。
あの空間と空気が好きなヒトって多いと思う。
クマルさんなんて、そりゃもう大喜び。
実際食べた田楽は、ひじょーに美味しかった。
豆腐も芋も、柚子味噌と山椒味噌の両方でいただいたし。(言われるがまま)
あ、でも一番美味しかったのは、ぼく的にはミョウガかな。(これはぼくの意思で注文しました)
女将は食の文化を若いヒトに伝承したいらしく、その気もちはビリビリ伝わってきました。
あまりにビリビリしてたため、思わず感電するところでした。
でも嬉しかったのは、丁度クマルさんの誕生日祝いを兼ねていたので、「誕生日おめでとう」と乾杯していたのをしっかり見てたんでしょうね。
「袖触合うも多生の縁」と言って、

を頂いてしまいました。
え!いつの間に。
そういえば、さっき玄関開けて物売りみたいなヒトと会話してたけど、あれお花屋さんだったのかぁ。

クマルさん、大喜び。

ふと気がつくと、囲炉裏を囲んでいるのは全て女性。(ぼくだけが♂)
はあ、なるほど。これは井戸端会議の世界観なんだなぁ。と納得。


女性にゼヒお薦め。
神奈川県鎌倉市小町1-6-5
℡: 0467-23-2121

さて、次はオヤジ的な店へ。