Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

光麺

2007-10-23 07:50:46 | ざ・らーめん

今や、いろんな街で見かける“光麺”です。

>タヌQさん
アキハバラにもあるんだそうですね?

今回は、池袋本店におじゃますることにしました。
まずはスタンダードで、
と、


どこがスタンダードやねん!?

下に写ってる、色が緑がかったのは、シソ入り餃子。
これが旨い。

そして、スタンダードに(もうええっちゅーねん!)、

醤油。
人気が出るわけだよね。
こりゃ旨いわ。
では、もう一杯。

マジぇ!?


こちらは塩。
の高原選手のお気に入りなんだそうです。
これはムッチャおいしい!
魚介のスープがたまりません。
もう、“光麺”に来たら、ぜったい“塩らーめん”をお薦めします。

まだまだ続く、池袋ラーメン戦争。
池袋東口といったら忘れてはならないがあります。
それは…………
邪魔が入らなければ明日にでも(グサッ!)……

本格中華麺店 光麺 池袋本店】←詳細はこちらから

ラーメン発見伝

2007-10-22 07:23:51 | ざ・らーめん

今週はラーメン特集だよ!

え!西新井大師の酒場2軒目を紹介するって言ってなかった?

ラーメン日記が溜まってきて、ここらで処理しとかないと……。

ていうか、その写真、おもいっきりカップ麺!




人気マンガのラーメン化?
ラーメン発見伝 (1) ラーメン発見伝 (1)
久部 緑郎、河合 単 他 (2000/06)
小学館
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さっそく作ってみましょう。(フツー作るとは言わない


こちらが醤油。

そして、これが塩。

どっちも美味しかったです。
特に塩がよかった。
安売りの店で100円で買ってきたんだけど、へたなラーメン屋に行くよりも美味かった。100円で。
缶コーヒーよりも安くて美味しいラーメンって……
世の中狂ってますね。

赤ちょうちん

2007-10-21 12:03:53 | ビバ☆オヤジ酒場

ここは、ぼくにとって特別な地域。
だって、すぐそこには西新井大師があるんだもん。
初詣には毎年来ます。
そして、毎年この店の隣で一杯やります。

ちょっと看板見えづらいかな?
「伊勢末酒店」なんです。
ここで、正月三箇日は樽酒が振舞われます。
ぼくは、出店でたこ焼きを買ってきて、店頭で桝酒をちびちびやるのが好きなんです。
これが済まないと、正月がきたことにはなりません。

だから、この店いつも気になってはいたんです。
でも、いつも店内は常連客でいっぱいで、さすがに正月は入れない。
てことで、フツーの休日に行ってみました。

今回のぼくの頭に流れている曲は、
Atmosphere/Sound Of Gravity Atmosphere/Sound Of Gravity西脇辰弥 (2004/05/21)ビクターエンタテインメント この商品の詳細を見る

の『Save It for Rainy Day』。
気分はもう、『太田和彦の全国百名居酒屋』。

がしかし……
「ごめんください」と店内に入ると、「ゲ!また先を越されたか?」…………。
しっかり、吉田類さんの痕跡が残っていました。
吉田類の酒場放浪記】←紹介記事はここ。


まずは、おでんと伏見の酒“富翁”でグビグビ。(燗酒でも、コップ酒です)

つまみは極々シンプルに。

こういうもので飲めるのも、また下町の良さ。

アイズ錦でククク…と飲めればそれでハッピー。

狭い店なので、客同士、すぐ友だちになれます。
今回、隣に座っていた常連さんは、日本語がとっても上手なタイのおねえさん。
「サワディー カップ(注:女性はカップじゃなく、カーとのばして発音して)」とご挨拶。(こんにちは。って意味)
仲良くなって、話す話す…。
女将もいいヒトで、楽しい休日になりました。

西新井大師。門前街にはまだまだ発見がありそう。
さて、二軒目に。


山利喜

2007-10-20 10:37:08 | ビバ☆オヤジ酒場

“岸田屋”の煮込みを紹介して、“山利喜”の煮込み紹介しないのか?って怒られそうなので(誰に?)先手を打つことにしました。
ドン!

これがそうです。

店の紹介は、
居酒屋の流儀 居酒屋の流儀太田 和彦 (1998/11)講談社 この商品の詳細を見る

こちら↑から抜粋。

※森下の「山利喜」は大正14年(1925)、現主人の祖父・山田利喜造さんが「山利喜」を名づけ食堂兼居酒屋を開業したのがはじまりだ。東京大空襲で焼け、昭和26年に再建したのが今の建物である。最近内装を変えたが、壁をぬりかえ、天井を新しくした程度でまったく気づかない。

煮込みは、二代目が考案し、三代目がフレンチのかくし味で完成させたホロ苦八丁味噌ベース(『居酒屋道楽』参照)。
見た目ギトギトしてるけど、食べると、あら不思議。あっさり系。何で?どうして?たぶん、そこが三代目のテクニックなんでしょうね。確かに赤ワインでも合う。
これで、東京三大煮込みを全て紹介しました。
ぼくは、そこに神田“みますや”と赤羽“米山”を加えたい。
だから「東京五大煮込み」としたいです。

さて“山利喜”です。
ワインもいいけど、(実際好きなシラーもピノもあったけど)今日は端麗ですっきりといきたい気分。

“神亀(純米)”でまずはお通し。

カツオはやっぱ日本酒でないと。

この黒いオハギみたいなのは、実は味噌。
これもカツオの風味がします。
ていうか、この味噌嘗めてたら、他はいりませ。て感じ。
味噌だけで何杯でもいけます。
でも、この店にきて、

名物ヤキトンをたのまないのはシロウトでしょ。

はぁ~、美味しかった。
目印は、あの大きい提灯と、

この変な生き物。

女性がワインなんかで楽しめる居酒屋。だから本日は、
ウェルカム・ホーム・国府弘子・ベスト&モア ウェルカム・ホーム・国府弘子・ベスト&モア国府弘子 (2002/06/21)ビクターエンタテインメント この商品の詳細を見る

もしくは、
Bridge Bridge
国府弘子、 他 (1997/05/21)
ビクターエンタテインメント
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これらのCDから「Keep Hope Alive」をお供にしてはどうでしょう。

電話: 03-3632-1638
住所: 江東区森下2-18-8
営業: 17:00-22:00、日祝休

岸田屋(エピローグ)

2007-10-19 08:45:02 | ビバ☆オヤジ酒場
どうして、本編ないのにエピローグやねん

ま、細かいことはさて置き、

岸田屋さんに入ってみることにしましょう。
本日のイメージソングは、
Stan Getz & The Oscar Peterson Trio: The Silver Collection Stan Getz & The Oscar Peterson Trio: The Silver Collection
Stan Getz & The Oscar Peterson Trio (1990/10/25)
Verve

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↑の、『Tour's End』。


中はシブイよぉ。
お、あのポスターは……

ここで、兄太田和彦先生の著書から抜粋。
居酒屋道楽 (新潮文庫) 居酒屋道楽 (新潮文庫)
太田 和彦 (2006/05)
新潮社

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※岸田屋の創業は昭和十八年。創業の主人は亡くなられたが奥様と娘さんが続け、向かいの客と話もできる極細コの字カウンターも、貼り重ねた大相撲番付表も、菊正宗美人画ポスターもなにも変わらない。

―途中省略―

「ここも、おすすめは煮込みだ」
「ですね」
 もう決めている。大はし、山利喜、岸田屋。以前某誌に書いた<東京三大煮込み>はいつの間にか流通することばになったようだが……

と、ある。
その煮込みが、

これ↑。
『美味しんぼ』の第一巻で、フランスの三ツ星レストランのシェフが帰国するまで毎日食べにきたとされる、美食の王様(言いすぎ?)。

現在は、賛否両論のようだけど。つまり甘すぎるってヒトもいるみたい。
でも、ぼく的には最高!個人的には“大○し”よりも好き。
まずはでングング…といきたい。
食べ終わってもまだビールが残っているようだったら、肉豆腐も試してみてね。

ぼくは、

これでいきますけど。
あては勿論、

ぬた。
「えいや!」と、かき混ぜたあとなので、少し見苦しいかもしれないけど。
これが美味い!
それと、

くらげの酢の物。
忘れてはならないのは、

お漬物。
すばらしい!
でも、これだけではありません。
仕上げに、

いわしのつみれ汁をたのむのを忘れてはいけません。
こんな柔らかいイワシのつみれを、ぼくは未だかつて食べたことがありません。
これのためだけにでも、通いたくなります。(ほんとは、「はまつゆ」ってカクシダマもあるんですけどね)

はぁ~、美味しかった。
でもここは、なによりも居心地が最高。
落ちつくし、なんとなく「帰ってきた」って思わせるところがいい。
そういう意味では、三ノ輪の“遠太”と精通するような気がする。

最後に太田先生の『居酒屋道楽』から、この店の紹介をして〆ます。

※岸田屋こそは、およそ二十年前、銀座に勤めていた私が思いつきで入り、居酒屋の魅力に気づいてゆく原点になった店だ。大衆居酒屋の居心地、何十年も地元の心のよりどころとなって続いている古さ。化粧品会社の宣伝デザイナーとして時代の先端を、流行のトレンドを作りだす日々とそれは対極にあった。

―略―

 岸田屋にはじめて入った頃の私には、心のよりどころがなかったのだろうか。仕事は脂の乗っていたころだ。友人も大勢いた。しかしひとりで古い居酒屋に座り、虚空を見つめて覚えた安息は何だろう。
 それは「古い」居酒屋であるところに意味があったと思う。人は新しいものばかりでは疲れる。ある年齢に達すると、古くから変わらないものに心ひかれてゆくのは、そこに不動の価値を見るからではないだろうか。人生経験を経て、自分なりに不動の支えを持ちたい気持ちがそうさせる。私は新しさばかりを追いかける日々に、あき足らないものを感じはじめていたのかもしれない。

新 精選東京の居酒屋 新 精選東京の居酒屋
太田 和彦 (2001/12)
草思社

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↑これも参考にどうぞ。

住所: 中央区月島3-15-12
電話: 03-3531-1974
営業: 1700-2300、日祝休

岸田屋(プロローグ)

2007-10-18 08:00:22 | ビバ☆オヤジ酒場


ん?何処ですか?



ずいぶんと賑やかな場所みたいですね。……あれ!ひょっしてそこは

4TEEN 4TEEN
石田 衣良 (2003/05/22)
新潮社

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ここのことですか!?(は月島が舞台となっています)


やっぱり。かつて塾長さまが、○○県から重い撮影機材を持参して、もんじゃ焼きだけ録って帰った通称もんじゃストリート!
駄目です。カメラ持ってきたなら、

こういうもんを録らんと。

こんなんとか。

え?ちがう?



そうきたか……あそれって……
美味しんぼ (1) (ビッグコミックス) 美味しんぼ (1) (ビッグコミックス)
雁屋 哲、花咲 アキラ 他 (1985/03)
小学館

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これで見たことある。

あ、あの三ツ星レストランのフランス人シェフをうならせた(いや、あくまでもマンガの設定上の話です)、あの岸田屋に行っちゃうんですかぁ!?
月島まで行って、もんじゃ食べないんですかぁ!?

次回、月島で居酒屋

珍味三昧

2007-10-17 08:22:03 | スペ~シャルのようなもの

クマルさんがお土産に買ってきてくれました。
うれしい!
これ売ってる酒屋、東京では少ないんだよねぇ。
出してる酒場といったら、まだ見たこともないし。
なんか久しぶりなので感動しちゃいます。
これは原酒なので、オンザロックでもいいぐらい濃厚です。
酒が負けないので、アテも相当力強くていいです。

だから本日は、ぼくの秘蔵のコレクションでいただくことにしました。

池袋西武のデパ地下で衝動買いした、イカの塩辛(黒いのはイカ墨)。

ご存知、ばくらい。(“莫久来”←とも書く)ホヤとコノワタを和えた高級品。

これは、素人には薦めません。かなり臭いがキツイです。

スーパーで売ってるのとはちがいますよ。
白身の魚がちがいます。

以上、宮城物産展で買い集めました。(池袋の)

つづいて、

かぼちゃの味噌漬け。これはお薦め。
カボチャの食感がいい。

ゆずの味噌漬け。
口がさっぱりしてこれも美味。

これらは塾長から教えてもらいました。
新宿南口の甲州街道を渡ったところ、宮崎物産展で買いました。
勿論、冷汁の素も忘れずに買いました。

まだまだつづくよ。

牡蠣といったら広島です。
酒の肴にぴったり。

あなごのかまぼこ。
柚子胡椒が合う。

わかみず。
広島菜とワラビとタケノコが入ってます。
美味しい。

これらは、宮崎物産展のお隣り、広島物産展で買いました。

さ~て、気合入れて飲むぞー!
銘酒なので、CDはこれ。
Money Jungle Money Jungle
Duke Ellington (2002/07/29)
Blue Note

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曲は『Very Special』で。
理由は「太田和彦の全国名居酒屋 #2笹吟・両花~若者の町に輝く居酒屋~」を観てね。特に“笹吟”のあたりを。

千葉寺(29番)

2007-10-16 07:52:29 | 坂東三十三観音霊場巡礼のようなもの

クマルおでかけ!


ということで、本日は千葉に来てます。
坂東三十三観音、第二十九番。千葉寺。
このお寺も立派な建て構えです。
残念ながら、ご本尊は拝見することができませんでした。
けれど、この大銀杏を見れて大満足。

樹齢800年以上だそうです。

すごいでしょ?
大きさは、鶴岡八幡宮の銀杏より大きいんだって。

千葉市中央区千根葉寺町161
TEL043-261-3723

せっかく千葉まで来たので、チャイロ系ちゃんにお土産でも買って買えることにしました。

梅一輪ってタイプじゃないし。
しかも、大吟醸はもったいない。どうせ一晩で無くなるんだし。
てことで、これに決めました。

「肝臓に注意して」って言ってるのに、頑固に飲みつづけてる、チャイロちゃんにピッタリの名前でしょ?

買っていったら、何故か号泣されてしましました。


え!?どうしてぇ?
アテクシ、なにか間違いでも犯したのぉ!?

その訳は次回。果報は寝て待て!

弘明寺(14番)

2007-10-15 08:24:08 | 坂東三十三観音霊場巡礼のようなもの

坂東三十三観音巡礼、ここ弘明寺(ぐみょうじ)は第十四番になります。
鎌倉で一番、二番、三番、四番と巡り、何故いきなり十四番なの?と思われるかも知れませんが、べつに順番通りに巡る必要はないのでございます。
要するに好きなときに、好きなように行くべし。なのでございます。

今回は、帰りがけにあったので寄りました。
鎌倉方面からJRで来た場合は、戸塚で下車し市営地下鉄に乗り換えます。
駅は弘明寺。(京浜急行の弘明寺駅もあるけど、断然地下鉄をお薦めします)
門前町の景色を楽しみながら山門までいけるのが嬉しいです。(京浜急行の駅はその裏手にあります)

ここのご本尊である、十一面観音さまは国宝です。
拝観を願えば、観ることも可能。
ケヤキ材一木像は1.8メートル。専門家は平安中期ごろの制作と推定しています。

いやはや、ここも素晴らしい“気”が満ちていました。

神奈川県横浜市南区弘明寺町267
TEL045-711-1231

お参りもすんで、はぁ~お腹がすいた。
ということで、市営地下鉄を横浜方面に乗ります。
関内で下車し、一路中華街へ。

あ、今中華街でダイエットなんかできるわけがない。って思った?
そりゃ、あんたみたいに油脂ギトギトのもんばっかり食べてたら無理に決まってんでしょ。
きみのような人は、宝月さんお薦めの、
美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人 (宝島社新書 246) 美味しい食事の罠―砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人 (宝島社新書 246)幕内 秀夫 (2007/09)宝島社 この商品の詳細を見る

この本を読むべし!

そして、アテクシを見習うべし!
今回行ったお店は、

謝甜記(シャテンキ)1号店。
並んでますねぇ。
いつも行列ができてます。
創業昭和26年。お粥で有名なお店。

注文したのはこれ。“魚生粥”
読んで字の如く。ナマの魚=魚の刺身が別でつきます。
熱々のお粥にそのお刺身をいれると、あら不思議。
ホクホクした白身のお魚が合う。
それに、

このフカヒレ餃子がますます合う。(東京で食べるような、え!フカヒレどこ?ってヤツじゃありません。フカヒレてんこ盛りでした)

中華街へ行ったらぜひ食べてみてくださいね。
謝甜記
横浜市中区山下町188-16 1F
045-664-4305
営業時間:10:00~15:00、16:30~L.O.20:30
      日祝10:00~L.O.20:30 金土10:00~L.O.21:30
定休日:火曜日

野菊(鎌倉“最終回”)

2007-10-12 08:35:35 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ
思いのほか“侘助”が楽しく、ずいぶんと長居をしてしまいました。
でも、さすがは東海道線です。電車はまだまだ走ってます。

鎌倉へ帰ってくると、辺りはシーンとしてました。
観光客が引けて、商店街から灯りが落ちると、そこはまるで別世界。
さっき通った小町とは思えません。
まずい。まだやってるかなぁ……。
心配になって全力疾走。
あ、やってる!

“野菊”です。
ほんとは、“モノリス”とかにも行ってみたかったんだけど、もう飲めません。
だから、〆にお茶漬けでもサラサラと。と思い、ここに来ました。

まずはビールで。ングングング…(けっきょく飲んでんじゃん!

そして、メニューをじっくり見ます。
お!とん汁なんてものがあるじゃないですか。
今の気分は、メシというよりも汁物系がいい。

これは美味しい!
今まで食べたどのとん汁よりもこれは美味しい。
うひゃー!とまらない。パクパク、ズズズー…

おばあちゃん二人だけで切り盛りしてる店。
客はみな常連ばかり。
23:00には暖簾をおろしたけど、それでも常連さんが入ってきて飲んでいました。
コラコラ、ばあちゃんをこき使うな。
こういう店では、経験上かなりの確率で、

お新香が美味い。
絶品!すばらしいうまさ。
この店が近所にあったら絶対通うなぁ。昼も夜も。

住所: 鎌倉市小町2-2-25
電話: 0467-25-4347
定休日:水木


はぁ~、食べた飲んだ。
今日はこれでぐっすり眠れる。
ぶらぶらとホテルへ向かいました。
ところが!
ホテルの入り口、鍵がかかってる。

で従業員叩き起こし、なんとか無事に寝ることができました。

翌日は見事にました。
お土産を探しに、小町をぶらぶら。
クマルさんはさすがに女の子です。なんかいろいろ買ってましたよ。
ぼくは、今回の旅行で一つだけ。

じゃーん!いいでしょ。
こんな徳利欲しかったんだぁ。(シンプルなやつ。文字とか絵が入ってないやつ)
なかなか有るようで無い。
長谷に徳利屋さんがあったので、覗いてみたら(あれはあれで面白かったけど)全部、谷崎潤一郎の文章や本の題名などが入っていました。店のおじさんと話してみたら、なにやら外国人の観光客にウケているらしいです。花瓶に使うらしい。


買った店はここ↑。
詳しくは【創 加満久良】←で確認してね。(買った徳利も見ることができるよ)
店の前には、

こんなものがありました。なんだと思いますか?
実は、

椅子だったんですねぇ。

楽しかった鎌倉とは、これでお別れ。

忘れないよ鎌倉。また遊びに来るね。

自宅では“でんがく屋”さんからもらった、お花がまだ活きています。

うちのベランダに咲いてるバラと一緒に写してみました。


ちょっと!なんで勝手に終わってんのよ?
旅はまだ終わってないわよ。
これから横浜方面の坂東三十三観音行かなきゃなんないし、中華街でご飯もしなきゃだし。
次回、クマルさまのお薦め。横浜中華街でダイエット。
女子!必見よ!

侘助(鎌倉⑩)

2007-10-11 08:58:24 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

“ささや”の隣りです。
“侘助”です。
今、アタマの中では、
リボーン リボーン小曽根真 THE TRIO (2003/07/09)ユニバーサル ミュージック クラシックこの商品の詳細を見る

の「A Handful of Stars」が流れています。
この曲は『太田和彦の全国名居酒屋』第一回“鍵屋・みますや~東京居酒屋の老舗~”の最後に流れた曲です。

そうです。そろそろ仕上げの時間です。

とりあえずハイボール。
さんざん日本酒を飲んでいたので、炭酸飲料水は喉越しが良い酔い。

そして〆の黒ビール。
雨上がりの歩道を、疲れた仕事帰りの人々が家路を急いでいるのが見えます。

そんな時、窓の外からこのユリの花はどのように見えるのでしょうか?
ついつい、ふらっと誘われそうです。
そうして入ってきて、常連になるお客様もいらっしゃるのでしょうね。
このユリの花の横は大きなテーブル席(団体用?)になっているのだけど、そこにこのユリにとてもよく似合う女性がひとりで飲んでいらっしゃいました。
年の頃は、まだ30そこそこでしょうか。
カウンターの常連客もその女性とは馴染みのようで、たまに声をかけているようです。

薄暗い店内に、ぽわっと咲いた美しい花。それが彼女の印象でした。
それでいながらじっくり酒を味わっている姿はなんとも……お友だちになりた~い!って感じになってしまい。
隣りにクマルさんがいるのにもかかわらず、ついついナンパをしてしまいました。
酒の酔いにまかせて。っていうのは失礼なので、

を注文。(昼間は喫茶店なので、淹れ方は本格的なサイフォン使用)

名前も聞かなかったけど、ぼくたちと楽しい会話をしてくれた綺麗な女性に感謝です。
何故かクマルさんが積極的になっていました。(どうやら、美しければ相手は男でも女でも関係ないようです)
ま、話してる内容は「でんがく屋」がどれぐらい素晴らしかったかを熱弁してただけですけどね。でも、偶然その女性も他のヒトと「でんがく屋」の話で盛り上がってたらしく、我々もつい今しがたのことなので益々盛り上がってしまいました。
訊いてみると、やはり北鎌倉には飲み屋が少ないとのこと。
でも、こんな素敵な店があるんだもん。文句はありません。
なんか、家に帰ってきたようでホッとするんでしょうね。
話が盛り上がりすぎて、ついつい長居してしまいました。
今度来たら、ここへはまた必ずきます。たぶん、その時にもこのヒトはこの同じ場所で静かな笑みをたたえて、独り酒を楽しんでいるんだろうなぁ。
またいつの日か。。。

侘 助
鎌倉市山ノ内1341
℡:0467-22-9508
営業時間:11:00~24:00
定休日:月曜日

さて、鎌倉に帰ってもう一軒だけ寄って帰ることにしましょう。
(〆たんじゃないのか!?
…………

ささや(鎌倉⑨)

2007-10-11 08:05:52 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

駅倉鎌北ではありません。北鎌倉駅です。
さっきの居酒屋へ行く前、ぼくの脳裏には一つの曲が流れていました。
それは勿論、
TAKE TEN TAKE TENPAUL DESMOND (1999/03/09)RCA この商品の詳細を見る

この曲です。
ま、新番組『太田和彦の全国百名居酒屋』の視聴者関係者には、もう説明する必要もないでしょうが、視聴者以外のmy blog読者に一応説明しときます。「TAKE TEN」は番組のテーマソングです。

そして今は移動中なので、ぼくのスカスカの頭には、
Quiet Kenny Quiet KennyKenny Dorham (2006/03/21)Prestige この商品の詳細を見る

の「Blue Spring Shuffle」が流れはじめました。(前回の番組でも、次の店への繋ぎで流れた曲)
ちなみに太田先生は、
太田和彦 選曲・デザイン・監修 JAZZ at IZAKAYA Vol.1 太田和彦 選曲・デザイン・監修 JAZZ at IZAKAYA Vol.1エラ・フィッツジェラルド、チェット・ベイカー 他 (2006/01/21)ビクターエンタテインメント この商品の詳細を見る

このCDでケニーの「クレイジェスト・ドリーム」を推薦されてますので、合わせてどーぞ。(和えるともいう)

北鎌倉には飲み屋が無い。そう聞いて、「んなアホな」と思ってしまいました。
だって、駅で言えば、大船と鎌倉に囲まれた位置関係ですよ。
そんな立地条件で、名居酒屋がないわけがない。そう思い、やってきました渡り熊。

まずは“ささや”さんにお邪魔することにしました。
ここでもを注文。
そして又もやを選べるのが嬉しい。

どうですか、グッドチョイスでしょ?

突出しは、な、なんと…

鍵屋で太田先生が注文した、たたみいわし。
山椒ないですかぁ?

ちょっぴりお腹がすいてたので、この松輪のおデブなサバの塩焼きが嬉しい。

茄子には、ほんのちょっぴり醤油をたらして。
完璧だぁ!

鉤の手のカウンターの中には女将がひとり。
来たときには客がひとり静かに飲んでいました。
外を通り雨がザーッと一降りきたら、そのお客は帰って行き、ポツンとひとり飲む酒は、鎌倉の喧騒と異なって、なんともおつなものでした。
もう既に気分は巨匠。もう誰とは言う必要がありませんね?

な~んだ、北鎌倉、いいじゃん!
ではお隣の店も覗きに行くことにしてみますか。
女将、美味かった。オアイソ。

笹 屋
鎌倉市山ノ内1342-1
℡:0467-25-1775
営業時間:17:00~23:00
定休日:水曜日

長兵衛(鎌倉⑧)

2007-10-10 08:56:07 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

長兵衛です。
でも、目的の“長兵衛”ではありません。

昼間、暇だったので長谷の駅前をぶらぶらして見つけました。
とんかつ屋さんのようです。
でも、これから行く“長兵衛”と関係があるのかもね。(詳しいことは知りませんけど)

で、こちらが本物。
入口がいいんです。
店の中に飾ってあった、長兵衛の外観を描いた絵が素敵でした。

わたせせいぞうさんの絵に似てません?

飲み物は、もう行く前から決めてました。

オヤジさまのコラムにもあったように越乃寒梅をお燗で。
この杯がいいでしょ?
“でんがく屋”でもそうだったけど、鎌倉はグイ飲みじゃないこの形の杯が入っているのが嬉しい。
そして突出しがいい。

海のものと山のものを合わせた芸術品。

そして注文したのは、名物のシラス。

と、つるむらさきのおひたし。
生シラスもいきたかったんだけど、今夜はこれからまだまだ行きたい店があるのでがまんしました。だから釜上げだけ。
しかしこれが美味い!
シラスは4月から12月まで食べられるんだよ。
前回来たときも、シラス三昧だったもんなぁ。

そして今回の旅で、なによりも驚いたのがこれ。
何だか判りますか?
ユリの根なんです。食べられるんですかぁ!?
ゆりの根の梅肉和え。
クーこれはたまらん。
ご主人、もう一本。

菊正宗でいってみました。

長兵衛
神奈川県鎌倉市小町2-10-11
営業時間:16:00~23:00
定休日: 日祝

いい店です。今度来るときは、ここでダラダラ飲みたいです。(ダメじゃん!)
居酒屋シリーズ・お店情報】←クリック

さて、次は北鎌倉で飲むことにしましょう。
気分は笠智衆で。(実は笠さん、下戸だったそうです。映画では、あんないい飲みっぷりなのにね)

田楽「でんがく屋」(鎌倉⑦)

2007-10-10 08:08:51 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

居酒屋のオヤジさまの真似で、彼の足取りをたどってみました。

店の看板には“田楽”の文字。
でも正式には“でんがく屋”が正しいようです。

こういうのを炉端焼きというのでしょうか?

撮影不可なのでこれからは口頭で。

ずばり感想から。
ウムムム……ぼくにはちょっと敷居が高いなぁ。
緊張しながら飲むのあまり得意じゃないんだなぁ。
キリリとした女将が全て仕切っていて、それはもう北条政子の世界。(鎌倉だしね)でも、ご出身は秋田とのこと。
食べ方から、心得からすべて彼女から教わって、食べる。それがここの店の流儀。
ウムムム……ぼくはどちらかといったら、自分のペースで飲みたいんだよなぁ。
これはこうして、これはこう。って言われると、ほっといてよ!って感情がついつい……。
だって、酒飲んでいつもの緊張を緩めたいのに、ますます緊張して飲むのは、はっきり言って疲れる。
いや、悪い世界観ではないんですよ。
あの空間と空気が好きなヒトって多いと思う。
クマルさんなんて、そりゃもう大喜び。
実際食べた田楽は、ひじょーに美味しかった。
豆腐も芋も、柚子味噌と山椒味噌の両方でいただいたし。(言われるがまま)
あ、でも一番美味しかったのは、ぼく的にはミョウガかな。(これはぼくの意思で注文しました)
女将は食の文化を若いヒトに伝承したいらしく、その気もちはビリビリ伝わってきました。
あまりにビリビリしてたため、思わず感電するところでした。
でも嬉しかったのは、丁度クマルさんの誕生日祝いを兼ねていたので、「誕生日おめでとう」と乾杯していたのをしっかり見てたんでしょうね。
「袖触合うも多生の縁」と言って、

を頂いてしまいました。
え!いつの間に。
そういえば、さっき玄関開けて物売りみたいなヒトと会話してたけど、あれお花屋さんだったのかぁ。

クマルさん、大喜び。

ふと気がつくと、囲炉裏を囲んでいるのは全て女性。(ぼくだけが♂)
はあ、なるほど。これは井戸端会議の世界観なんだなぁ。と納得。


女性にゼヒお薦め。
神奈川県鎌倉市小町1-6-5
℡: 0467-23-2121

さて、次はオヤジ的な店へ。

長谷寺(4番)(鎌倉⑥)

2007-10-09 12:22:03 | 坂東三十三観音霊場巡礼のようなもの

今日は、ここでおしまい。
有名な長谷観音です。
近所には鎌倉大仏もあります。

この観音堂の中には、超デカイ十一面観音様がいらっしゃいます。
ほんと、圧倒されますよ。
東京は西麻布の、大本山永平寺別院、麻布大観音も大きかったけど、こちらもすごい。

このお寺、昔から好きでよくお参りに来ました。
紫陽花の頃は、紫陽花寺よりも美しいぐらいです。

あと可愛いのが、

あ~ん、アテクシじゃなくって、

こっち。

ちびっこいのも居ました。

さ~て、これで鎌倉地区の坂東三十三観音は完了。
あ、でもアテクシご朱印集めのコレクターじゃなくってよ。
必ず写経したものを持参して、納経だってしてるんだから。

長谷寺
鎌倉市長谷3-11-2
TEL0467-22-6300

それにしても、チャイロ系ちゃんは何処へ行ってしまったことやら。
あのクマがいないと、ご飯どこで食べたらいいのか判んないのよねぇ。
なんか、「髭コラム読んできたからバッチリだ」とか自慢気に言ってたけど。
とりあえず、ホテルにでもチェックインしますかね。

次回、の居酒屋、5連発!ていうかハシゴ酒?