おい、前回の流れで、これを読んでるニンゲンには納得いくかもしれないけど、カテゴリ別で読んでるニンゲンには、わたしがストリップに行っていると思われるじゃないか。ちゃんと説明してくれよ。
ポッケちゃんは言葉が話せないんだよ。
確かに立地条件としては、あまりいいところではないかも。まわりはソープランドがたくさんあるし、女子のひとり歩きには向かないよね。けれどここは野毛の裏技なんです。野毛の名店『武蔵屋』は、最近休業してることが多く、せっかく横浜まで来て、それで帰るのもなんだから、ちょっと足をのばして日ノ出町までお散歩。京浜急行の日ノ出町に近いこの“第一亭”は、見た目フツーの中華屋さんだけど、隠れ名店。ホルモンだけで50年。守り続けてきた味とは?
まずは
で。
これについては、浜田さんに説明をしていただいた方が早いでしょう。
【
ホルモンだけで50年 … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(横浜市・日ノ出町)
@居酒屋礼賛】←浜田さんのブログ
*もつマニア浜田信朗さんオススメ!(ビジュアル的にも美しい内臓料理。もつが苦手な人でもするりと食べられます)
――省略――しかし今回はちょっと視点を変えて、横浜日ノ出町にある老舗中華料理屋「第一亭」をご紹介させていただこうと思います。
なぜここが女性にもオススメなのか。
第一の理由はここでしか味わえない中華の内臓料理が多いということにあります。「ホルモンだけで50年。父と母が始めた味をずっと守っています」と話してくれるのは店主の娘・桜田と冨美枝さん。中華料理では古来より内臓もごく当たり前に使われる食材のひとつ。バラエティあふれる調理法で、ビジュアル的にも美しい内臓料理の数々を出してくれます。たとえばホルモン炒め
(写真参照)は、豚の生腸を中華ならではの強い火力で一気に炒め上げたもの。生の腸ならではの弾力感は、他では味わったことのない食感です。もつ焼き店などで使う腸は、業者側で下ゆでされているものを仕入れてくるのが一般的ですが、ここ「第一亭」では生の状態で仕入れて、塩で2回もみ洗いしたあと、
で洗って下ごしらえをします。これがかなりの重労働で、この仕事を長年――(あとは買って読んでくださいね)
お買い求めはコチラ↑↑↑からどうぞ。
チャイロ系ちゃんの言葉を借りるなら、「激マイウー!」ってところでしょうか。確かにこの食感は、他では味わえない。
飲み物をビールから紹興酒に変え、しじみ醤油漬なるものを注文。これが驚きで、
生です。殻は無理やりこじ開けて食べます。これが酒のアテに合う合う。
がほしくなりました。
さーて、〆はどうしようかなぁ?
ん、サンマー麺?
なんだか分からないので、チャイロ系ちゃんから教えてもらうことにしました。さっそく
で
送信。
レス早ッ!あっという間に返信がきました。ん、でもリンクが貼ってあるだけだぞ。
【
秋葉原ラーメン 松風@Chris's monologue】←リンク先
開いてみたら……
オマケのカップ麺じゃねえか!?
ということで、サンマー麺はやめて、“第一亭”の裏メニューを注文することにしました。メニューにはないので正式名称はよく分からないんだけど、「パタン」と呼ぶようです。(『古典酒場』には「パターン」と書かれてありました)
これも激うま!
〆というよりは、これをアテに大生
なんていきたい感じ。
冷たい麺をニンニク醤油で和えただけのものなんだけど、強烈なニンニクは紹興酒が洗い流してくれるから、紹興酒をメインで、ビールをチェイサーにするのがオススメ。
そういえば台湾料理とかにも、ニンニクを使った料理あるからね。電車で帰るヒトは、ブレスケア持参でお願い致します。
パタンについてきたスープを飲んで、ごちそうさまでした。「もつの味噌煮」なんてものもあるので、帰ったらニコミちゃん(チャイロ系ちゃん)に教えてあげようっと。
というわけで、怪しい路地裏にある店だけど、勇気と気合いで行ってみてください。
美容と健康のために、ホルモン料理がいいようです。
今回の『古典酒場』には、栄養士の石原綾子さんが、ホルモンの解説をしてくれています。題して「ホルモンを食べてキレイになる!」です。女子必読だよ!
それにしても、あのチビ、どこ行きやがったんだ?
さてさて、本日の脳内ムービーソングは(わたしはチャイロちゃんと違うのでJAZZは詳しくないんです)、
から「A Reluctant Hero/Betsy/End Credits 」はいかがでしょうか。切ないトランペットの音色が横浜の影の町によく似合っています。
【
くりす的全国名酒場紀行@第一亭】←詳細
居酒屋
注:前回の流れを知りたいヒトは下↓をクリック。
【
ポッケちゃんの尾行(横浜編)@お出かけのようなもの】