高良神社 八幡市八幡高坊30
高良神社は石清水八幡宮の摂社の中でも、八幡の産土神として篤い崇敬を受けている 徒然草--「ある日、仁和寺の和尚が石清水八幡宮を詣でようと訪れ、極楽寺、高良神社を詣でた。参詣を済ませ、さて帰ろうとしたとき、人々は山頂をめざして階段を登っていく。何だろうと思ったが、私は今回の旅の目的である石清水八幡宮に参詣を済ませたのだからと帰ってしまった。後で石清水八幡宮が山頂にあることを知って、どんな小さなことでも、案内人は必要だと
痛感した《というものだ
社殿
右・本殿
タブの木
五輪塔 航海記念塔 重文
頓宮殿から西側200mほどに日本最大級、超ド級と称される石造りの「五輪塔」が建っている。高さ6m、下部の方形の一辺2.4mの石塔で国の重要文化財に指定されている。この五輪塔には、刻銘がないため、誰がどのような意図で制作したのか謎のままですが、高倉天皇の御代に「宋(中国)と貿易をしていた尼崎の商人が、石清水八幡宮に祈り海難を逃れたため、その御礼と感謝のために建立した」との伝承から「航海記念塔」とも呼ばれています。