昨日テレビで「チョコレートな人々」というドキュメンタリーが放送されていました。
これ、以前このブログでもご紹介した久遠チョコレートのお話です。
荻窪店に行った時の話はこちら。
この時は、ただ障がいがある人達が作ってるんだーというだけで買いに行きましたが、昨日のテレビでは、社長の思い、ご苦労、なども知ることが出来て、さらに深い味わいを感じられそうで、またチョコレートを買いに行きたくなりました。
どんどん事業を拡大していて、凄いなぁとは思っていましたが、そこに至るまでのご苦労は本当に凄まじく、それでもやっぱり諦めることなく前に進む社長の夏目さんの姿は心底尊敬に値します。
普通の福祉施設で工賃がひと月一万円にもならないという現実に真っ向から立ち向かい定められた最低賃金を守っているらしいですが、それがどんなに大変か想像に難くありません。
今は障がい者だけでなく、LGBTの人、シングルマザー、などなど様々な人達が働いているようです。
でこぼこだらけの人たちだけれど、それぞれが出来ることを一生懸命やっていて、いろんな生き方を認め合っている感じが画面からも伝わってきました。
番組の中で、
「チョコレートは失敗しても、温め直せば何度でもやり直せる。」
と言っていて、いい言葉だなあと思いました。失敗しても、やり直せるって思うと肩の力を抜いて、いい状態でお仕事も出来そうです。
こんな風に上を目指している企業でムスメも仕事出来たらなぁと想像してしまいました。
今、さかんにSDGsも叫ばれている中で、久遠チョコレートは注目されているらしいので、ムスメが仕事をする頃には更にいろんな魅力的な企業が出てるかもしれません。
夏目さんのような方がいらっしゃる限り、障がい者の未来もそう暗くないような気がしました。