地元の高等部の特別支援学校が学校公開を行うということで行ってみました。
まだ小学校6年生なので高校生なんてまだ先の話・・・と思いつつも、なんとなく将来、我が子が行くかもしれない場所を想像しておくのもいいかなと。
コロナ対策ということで、実際の授業風景は見学することは出来ず、いろんな授業のビデオを見せてもらいました。
意外とと言うと失礼かもしれませんが、生徒さんはしっかりとされていてちゃんと授業に取り組んでいる様子が映っていました。
高校生になると、すべては就労への道と言う感じで、1年生からいろんなことを学び、3年間で自分の適性に合っている仕事は何かを考え、仕事を探すことになるようです。私が高校生の時なんてそんなこと一切考えませんでした。将来の仕事についてぼんやりとやりたいことは考えたりしたことはあったかもしれませんが、ほとんどは友達と好き勝手に遊ぶ、のんきな日々だったように思います。
特別支援学校の子供たちの方がよほど早くからしっかりと人生設計を考えているのではないでしょうか?正確に言えば、考えさせられていると言えます。早いうちから、繰り返し、繰り返し、学び、考えていかないと、就労まで辿り着かないからです。ひとつひとつ、スモールステップで、長い時間をかけてゆっくりと考える必要がある人たちなのです。
聞くところによれば、中学生のころから既に就労への道は始まっているらしく、掃除の仕方などを学んでいるようです。
なんだか、大変そう・・・考えたくないなぁ・・・
面倒くさがりの私は正直、考えるのを後回しにしてきましたが、現実はどんどん迫ってきます。ムスメにとっての最善の道を見つけるのはやはり親の仕事だと思うので、これから私も頑張らないとなぁ・・・と身に染みて感じながら帰ってきました。