がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

低血糖に注意!!ダンピング症候群

2013-01-21 16:34:35 | 食道がん
ある日突然やってきた低血糖
腸ろうを外してもらってから、こまめに食べ続けていた。
本当にこまめに。
虫歯になったらどうしようと思うくらいいつも少しずつものを食べていた。
ヨーグルト、豆乳にコーヒーたらしたもの、食べきれないパンののこり、スープ。
はらぺこあおむしという絵本みたいだ。
ちょっと食後2時間半ほど過ぎたら、空腹で気持ちが悪い。ドキドキして手が震える、血の気が引くような倒れそうな感じになった。
IKEAのチョコをバリバリと食べ、落ち着く。
こういうことが何度か起きた。
そしてチョコレート一枚がなくなった。
さすがに偶然じゃないと思い、ネットで調べ、(もう家にはチョコないし)低血糖を起こした原因を知る。

ダンピング症候群というのだそうだ
控えめに食べても、胃に入った食物はすぐに十二指腸に流れてしまう。
急速に血糖値が上がり、体はいっぱいインスリンを出す。
よっぽど大食いしたと誤作動する。
それで低血糖になってしまうのだという。
胃の摘出をした患者にも現れるのだそうだ。
低血糖を起こしたら糖分を取る事、との事。

高タンパク、高カロリー食
が、いいのだそうだ。
確かに、炭水化物が主でご飯を済ますとその後低血糖になっていた。
蜂蜜をたっぷりつけたパンと紅茶で取りあえず朝ご飯をすますと2時間半後はあはあ、かたかたがやってくる。
それと、食事時、みそ汁やスープ、紅茶など液体をたっぷりとるのもよくないそうだ。
胃の容量がないからプールしてくれず、腸へ全部流れてしまう。
みそ汁は間食に。
ゆっくり血糖値が上がる玄米、全粒粉のパンのほうがよい。
炭水化物は控える。
甘いものもあとが恐いのでとるならほんの少量ずつ。
なんか糖尿病の治療食のよう。
別に、飴とかチョコとかを持ち歩けば良いだけの話、と思っても良いのだが気持ち悪いのはいやだ。
胃がある程度の容量になるまで神経質になろうと思う。

考えようではうらやましがられるかも
ウエイトコントロールのためダイエット療法中の人から見たら、高カロリーなものを本人なりにお腹いっぱい食べているんだからうらやましいかも。
食べたいのを我慢している人は私たちの100倍以上いるだろう。
魚だって私たちは脂ののった旬のブリとか、サバとか、大トロもおすすめ。
よく噛んでお腹いっぱい(でも、すぐなっちゃうんだけど)たべるのだ。
たいてい、皆体重が落ちてしまうので量を我慢しろとは言われない。
ま、いいとしましょ。
いつでもいいとしましょ。