母親が買ってしまう
先日、母親にわたしのがんの告知をした。
彼女は相当ショックだったようだ。
会う人ごとに一人娘ががんで大手術をして療養中だと不安を訴えたらしい。
宗教関連の青汁をそうとは知らず購入して送ってきた。
「これ、とてもいいんだって」
あちゃ~
母は日頃はどちらかというとケチである。
日常の中では、わたしがマーガリンはトランスファットだから買うな、といってもバターより安価だから、と買うのを止めなかったりする。
決してお金がない人ではないのだが、安ければいいという食品の買い方をするところがある。
その彼女が心配、不安のあまり訳のわからない青汁を一箱3000円ではい、はい、はい、と買わされてしまった。
母も問題があるが、その売り方にいやな感じを受けている。
「これ、いいのよ、続けるとどんどん健康になるの、なおるの」
その青汁は甘味料が添加されていて、毒ではなかろうが決していいとも思えない。
高すぎる。
アメリカのオーガニックのグリーンジュース(フリーズドライ)を輸入して関税を払ってもはるかに安い。
20倍以上入って5000円しなかった。
色々な勧誘
波風立つけど、書いてしまいます。
色々な勧誘が次々あって、疲れ果ててしまいます。
がんをオープンに喋るとどこからか色々な勧誘があると、経験者はみな語る。
幸いわたしのまわりにはあまり売り込み難いお友達が多いようで、わたし含め、まあ、こうして普通にいる訳だが、これが突然信じ込まされて現代医学以外の色々なものに巨額の出費をするようになってしまったら、考えものだ。
私たちがん患者はこれからどれだけ働けるか、生きるかわからない。
その生活費をなおるから、と信じてよくわからないものにつぎ込んだら、と思うと重大な問題だと思うのだ。
がんの知識を持つ事と、よく相談する事
免疫力を高めるから、オーガニック野菜がいいよ、とすすめる人がいたらわたしは同感だ。
本当にオーガニックか調べたらそこから買う。
様々なサプリメントを勧められたら、いろいろ比較していいものを買う。
高いから言い訳ではない。容量を調べる。もちろん有効なサプリメントを選ぶ。
人にも相談する。
ま、それで多少損しても仕方ない、もっといい物が出てきたりすることもあろう。
そうじゃなくて、すすめる人も信奉し切っている場合が怖い。
「それまで家族はめちゃめちゃだったが信じたらすべてが変わったの。あなたも一度受けてみるといいわ。」
この手のたぐい。
それが通常人格者だったりする、こどももみな良い子だったりする。
「親戚のがんもなおったの、なおろうというパワーが免疫を高めるの。」
信じたい気持ちもわいてしまいそうだ。
こういう問題は永遠にこの世から消えないだろう。
ただ、必ずお金を払うようになっている。
神様はお金が好きではないはずだけど。
そして、代替治療も、実にいろいろ勧めが。
不安を感じていたら、かかりたくなるかもしれない。
代替療法は現代医学に不審を持っている言い方をする。
全く違うものだという現れ方をする。
でも、いい物は医学に取り入れられていくのだから、わたしはかかりつけの医師に相談してみたらいいと思う。
アメリカなどではどうなのかも尋ねてみればいいと思う。
また、いっぱいいい本が出ている。がんについて素人向けに書かれた本。
買って読んでからだって判断はいいと思う。
不安に付け入る
そういう広がりって、わたしはやだ。
祈る事を否定しない。
人の祈りは電波かもしれない、人に伝わるから。
わたしも願い、祈ることはある。
そういう祈りまで否定せざるを得ないえげつないがん商法があることを発信したい。
先日、母親にわたしのがんの告知をした。
彼女は相当ショックだったようだ。
会う人ごとに一人娘ががんで大手術をして療養中だと不安を訴えたらしい。
宗教関連の青汁をそうとは知らず購入して送ってきた。
「これ、とてもいいんだって」
あちゃ~
母は日頃はどちらかというとケチである。
日常の中では、わたしがマーガリンはトランスファットだから買うな、といってもバターより安価だから、と買うのを止めなかったりする。
決してお金がない人ではないのだが、安ければいいという食品の買い方をするところがある。
その彼女が心配、不安のあまり訳のわからない青汁を一箱3000円ではい、はい、はい、と買わされてしまった。
母も問題があるが、その売り方にいやな感じを受けている。
「これ、いいのよ、続けるとどんどん健康になるの、なおるの」
その青汁は甘味料が添加されていて、毒ではなかろうが決していいとも思えない。
高すぎる。
アメリカのオーガニックのグリーンジュース(フリーズドライ)を輸入して関税を払ってもはるかに安い。
20倍以上入って5000円しなかった。
色々な勧誘
波風立つけど、書いてしまいます。
色々な勧誘が次々あって、疲れ果ててしまいます。
がんをオープンに喋るとどこからか色々な勧誘があると、経験者はみな語る。
幸いわたしのまわりにはあまり売り込み難いお友達が多いようで、わたし含め、まあ、こうして普通にいる訳だが、これが突然信じ込まされて現代医学以外の色々なものに巨額の出費をするようになってしまったら、考えものだ。
私たちがん患者はこれからどれだけ働けるか、生きるかわからない。
その生活費をなおるから、と信じてよくわからないものにつぎ込んだら、と思うと重大な問題だと思うのだ。
がんの知識を持つ事と、よく相談する事
免疫力を高めるから、オーガニック野菜がいいよ、とすすめる人がいたらわたしは同感だ。
本当にオーガニックか調べたらそこから買う。
様々なサプリメントを勧められたら、いろいろ比較していいものを買う。
高いから言い訳ではない。容量を調べる。もちろん有効なサプリメントを選ぶ。
人にも相談する。
ま、それで多少損しても仕方ない、もっといい物が出てきたりすることもあろう。
そうじゃなくて、すすめる人も信奉し切っている場合が怖い。
「それまで家族はめちゃめちゃだったが信じたらすべてが変わったの。あなたも一度受けてみるといいわ。」
この手のたぐい。
それが通常人格者だったりする、こどももみな良い子だったりする。
「親戚のがんもなおったの、なおろうというパワーが免疫を高めるの。」
信じたい気持ちもわいてしまいそうだ。
こういう問題は永遠にこの世から消えないだろう。
ただ、必ずお金を払うようになっている。
神様はお金が好きではないはずだけど。
そして、代替治療も、実にいろいろ勧めが。
不安を感じていたら、かかりたくなるかもしれない。
代替療法は現代医学に不審を持っている言い方をする。
全く違うものだという現れ方をする。
でも、いい物は医学に取り入れられていくのだから、わたしはかかりつけの医師に相談してみたらいいと思う。
アメリカなどではどうなのかも尋ねてみればいいと思う。
また、いっぱいいい本が出ている。がんについて素人向けに書かれた本。
買って読んでからだって判断はいいと思う。
不安に付け入る
そういう広がりって、わたしはやだ。
祈る事を否定しない。
人の祈りは電波かもしれない、人に伝わるから。
わたしも願い、祈ることはある。
そういう祈りまで否定せざるを得ないえげつないがん商法があることを発信したい。