とうとう手を出しました。
伊坂幸太郎氏の小説です。
彼は仙台に住んでるんですよね。
なので、舞台が宮城県を使ってるので気になってたのです。
内容はミステリーって言うし。
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、
妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、
人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、
抑えようのない才気がほとばしる!
第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した
伝説のデビュー作、待望の文庫化。
・・・・・ん? ミステリー?(・ω・)?
ミステリーって言うのか?
そう言われればそうかもしれないが、何か違う気もする。
若干シュールな気もしますね。
面白かったと言えば面白かったかな。
未来が見えるカカシが殺されるって何で?って思ったけど、
まさかあんなオチだったとはね・・・
伊藤を追ってた腐った刑事の最後が呆気なかったです。
まぁ、スッキリしましたけど。
最後、もう少し何か欲しかったかなぁ~。
その後の伊藤がどうしたのか気になります。
次は、同じく伊坂氏の「グラスホッパー」を読む予定。