『魔性の女の甘美な誘惑天才教授に仕掛けられた
巧妙なワナに探偵社最後で最大の危機!』
浮気調査のため依頼主の家を訪れる駿太郎、新田、純平。
しかし駿太郎がヘマをやらかし、
純平が不法侵入をして写真を撮ろうとするが見つかってしまい、
警察に捕まってしまう。
駿太郎は逃走中、偶然隠れた車の持ち主の見られ、
警察に見つかりそうなところを匿ってもらう。
その彼に探偵だと言い、
何かあればと探偵社のティッシュを渡す。
すると翌日、その彼・湧永勝が探偵社へやって来た。
「クソ親父をぶっ殺してくれ!!」
みんなが固まる・・・
事情を聞くと、1週間前に突然父親から電話がかかって来て、
今から人を殺して自分も死ぬとメッセージを残したよう。
父親を犯罪者にしたくない。
だから本音は父親を止めて欲しいと。
湧永は老舗の和菓子屋。
湧永の実家を訪ねると、出て来たのはどうやら後妻で、
勝は前妻の子供だと、彼の言うことなど聞かなくていいと言う。
駿太郎と新田はなんとか話を聞きだそうと小芝居。
すると妻は預金通帳から2000万持ち出しているとのこと。
きっと女がいると言い出した妻。
ジャスミンの香りをつけてきたこともあると。
従業員に話を聞くと、
湧永は最近経営者対象のセミナーに参加し出したと言う。
最近TVでも話題の天野教授の経営セミナーらしい。
2人はTV局に行き天野をチェック。
そこで秘書・栗原みづきからジャスミンの香りがしたと駿太郎。
湧永はみづきに貢いで裏切られたのではないかと。
そこで駿太郎がレストランの若手経営者に成りすまし、
天野のセミナーへ潜入し、みづきに接触することに。
スーツを着こなし、会場へ向かった駿太郎。
受付で参加費10万と言われ驚愕。
その頃、湧永は刃物を購入。
駿太郎はみづきに接触するが、相手にされなかった。
その時、湧永がセミナー会場に現れた。
悲鳴が聞こえ、駿太郎が会場へ行くとナイフを持った男が!!
みづきを助ける駿太郎。
捕まった男は湧永ではなかった。
更に調べを進める探偵社。
すると湧永は店を担保に3千万借りていたことが判明。
合計5千万にもなる。
もしかして湧永が殺そうとしているのは天野では?
殺人未遂で捕まった男は、
天野からシグマ金融を紹介されたと。
そこで磯部という男にお金を騙し取られたと言う。
これは融資詐欺?
磯部と天野の関係が明らかになれば詐欺で立件出来るはずと。
セミナー参加者の中には、
その後経営が悪化した者や破産者も出ていて、
2人が自殺してるとのこと。
そして、天野の父親も自殺していたようで・・・
翌日、みづきを訪ねる駿太郎。
天野に取り次ぎを頼むが、3ヶ月先までアポがいっぱいらしい。
息抜きにとお茶に誘う駿太郎。
みづきも駿太郎にすぐ馴染み、興味を持ったよう。
天野に2号店の相談に乗って欲しいと駿太郎。
みづきは今度話をつけると言う。
その時、新田から電話があり、
今、天野が1人でホテルに入ったと知らせが。
急いで向かった駿太郎。
そこにはバスローブ姿で部屋に入れない小芝居の新田が。
すると駿太郎もバスローブ姿でまた2人で小芝居。
なんとか天野が入った隣の部屋へ入れた。
隣の部屋の話し声を聞く2人。
すると和菓子の売り上げだと
天野に金入りのアタッシュケースを渡す男の声が。
それは磯部で、やはり天野と繋がりがあった。
ホテルを出た2人は別々に後を追う。
天野を追った駿太郎は、湧永が天野に詰め寄るところに遭遇。
全てお前のせいだと、金を返せと迫る湧永に、
証拠はあるのかと開き直る天野。
「だからダメなんだよ、二代目は。」
二代目ばかり狙うのは、
苦労もせず会社を引き継いでいる甘ちゃんだから。
そこへ天野のボディガードが現れ、
湧永を狙うが駿太郎が止めに入り戦う。
警備員が来て、駿太郎は湧永を連れ逃げる。
ビルの屋上に逃げ込んだ2人。
湧永に勝に頼まれたと、探偵の身分を明かした駿太郎。
自分がバカだったと湧永。
天野にシグマ金融に磯部を紹介されたよう。
天野を殺して自分も死ぬ。
そして保険金で店を守ると湧永。
勝の気持ちはどうなるのかと駿太郎。
けどこのままだと担保で店は持っていかれる。
受け継いだ店が競売にかけられるなど見てられないと。
その時、さっきの男がまた駿太郎を襲って来た。
応戦する駿太郎。
その間、なんと湧永が柵の外側に!!
「やめろっ!!」と駆け寄る駿太郎。
しかし間に合わず湧永は落下・・・
一方、磯部を追った新田だったが、
相手の方が場数を踏んでいるようで、
路地で挟み撃ちにされてしまった。
けどなんとか応戦するが、逃げ出すので精一杯。
磯部を取り逃がしてしまうことに。
湧永は奇跡的に命は取り留めたが意識不明の重体。
落ち込む駿太郎に追い討ちをかける新田。
「お前の詰めの甘さがこんな結果を生んだんだよ!!」
駿太郎は磯部を取り逃がしたことを引き合いに出し、
2人は喧嘩を始める。
もう駿太郎と一緒に仕事をするのは我慢出来ないと、
辞めると言い探偵社を出て行く新田。
駿太郎は後を追うが既に新田の姿はなかった。
探偵は無理強いしてやる仕事ではないと言い、
放っておきましょうと瞳子。
その頃、みづきは駿太郎のことを天野に報告。
「新しいカモを見つけました。」
どうやらセミナー参加者から二代目で
倒産寸前の社長を探していたよう。
湧永がいる病院を訪ねる駿太郎。
湧永を見て自分の甘さを痛感する。
そこへ勝が現れた。
駿太郎は頭を下げ謝罪。
けど勝は「いいんだ」と。
「親父を人殺しにしないでくれただけでも、
あんたを信じた甲斐があったよ。」
自分は何も知らずにフラフラしてただけ。
ちゃんと店を継いでればこんなことにはならなかったかもと。
涙を流す勝と見て、益々落ち込む駿太郎。
病院を出るとみづきから留守電が。
駿太郎は湧永の店が競売にかけられないようにするため、
天野を騙して5000万奪うと瞳子に提案するが、
それには協力出来ないと言われる。
天野と磯部の繋がりさえ証明出来れば逮捕出来ると。
けどそれでは湧永の店を救うことは出来ないと駿太郎。
「私たちは探偵なの。
探偵は探偵のやり方をするしかないのよ。」
瞳子にそういわれるも納得が出来ない駿太郎。
探偵だからダメだと言うなら探偵なんか辞めてやると。
駿太郎は新田の元を訪ね協力を頼むが、
新田も「断る」と言う。
騙されたら騙し返すというのには乗れないと。
自分が勝ったら手伝えと勝負を持ちかけるが、
「ひとりでやれ」と言われてしまう。
駿太郎は1人で天野の元へ乗り込もうとした時、
飛鳥と茅野が現れた。
「やってやろうじゃないの。 悪党退治!」
2人は駿太郎に協力。
天野を信用させるため、偽の登記簿を作る茅野。
それで金を奪ってやると駿太郎。
その頃、瞳子と筑紫は・・・
瞳子は気持ち的には応援したい。
けど彼らを犯罪者にはしたくないと。
アポが取れた天野に会いに行く駿太郎。
湧永に話を聞いたと前置きし、実は3億貸していたと話す。
駿太郎は3億借りたいと、天野は融資先を紹介するが、
借りるには7500万用意しなければならないと言う。
今は2500万なら用意出来ると駿太郎。
残りの5000万を用立てて欲しいと天野に願い出る。
店の土地の登記簿を見せ信用させ、小切手ならと承諾する天野。
ただし、契約は店でやろうと言い出した。
駿太郎は断りきれずに天野を店に招待する展開になってしまう。
それを盗聴していた飛鳥と茅野もビックリ!!
みづきから電話があり、話があると。
湧永の自殺未遂の件を知り、
どうしたらいいか分からなくなったとみづき。
駿太郎に融資は嘘だと、天野は駿太郎を騙そうとしていると言う。
教えてくれたことに感謝するも、
湧永のために金を取り戻したいと駿太郎。
だから明日は何も言わずに天野を送り出して欲しいと頼む。
一方、冒頭で不法侵入容疑で捕まっている純平は、
同じ留置所に入れられてる男から、
倒産危機企業の情報をリークするだけで
大金が稼げる話を持ちかけられていた。
その相手は磯部という男だと。
その話を面会に来た筑紫に話す純平。
筑紫は探偵社にある倒産寸前企業のファイルを持ち出し、
磯部の元へ行き情報を売りたいと持ちかけた。
その頃、瞳子は新田に駿太郎たちの妨害を頼む。
駿太郎は前日から必死で店を作り、
そこに天野を招き入れ、契約しようとしていた。
そこへ新田が入って来た。
借りた5000万を自分の所へ預けてくれと新田。
いい融資があるとパンフレットを渡す。
突然のことに訳分かんなかったが、
渡されたパンフレットをめくった駿太郎。
今度輪島製薬が上場するからと天野に聞こえるように話す新田。
すると天野が割って入って来て、騙されるなと忠告。
その企業は倒産寸前の企業だと。
お引き取りをと新田を追い返す駿太郎。
改めて天野との交渉に入る駿太郎は、
5000万を現金で用意して欲しいと。
渋る天野にだったらこの件はなかったことにと駿太郎。
信用してない訳ではないが、リスクは回避したいと。
またの縁をと言い、去って行く駿太郎。
すると、天野が引き止め、現金を用意すると言い出した。
電話をかけ、5000万持ってくるよう言う天野。
そして5000万を持って来たのはなんとみづきだった。
しかしみづきが駿太郎は天野を騙そうとしていると!!
ピンチになった駿太郎。
が、そこへ瞳子、そして筑紫が現れた。
遠くからパトカーのサイレン音。
瞳子は天野と磯部の繋がりが判明したと、
輪島製薬の話を知っていたのが何よりの証拠だと言う。
何故なら、輪島製薬などこの世に存在しない企業だから。
倒産企業リストに架空の会社を混ぜて、
磯部にリストを渡していた筑紫。
全ては瞳子のシナリオ通りだったよう。
新田から受け取ったパンフレットに瞳子の指示が書かれていて、
それに従っただけだと駿太郎。
だが、あくまでも5000万は自分のだと天野。
駿太郎はじゃあ5000万の出所を証明してみろと。
証明出来るはずがない・・・
「天野、これが俺たち探偵の正義だ。」
逮捕される天野を追いかけるみづき。
「君は解雇だ。 顔も見たくない。」
連行されて行く天野。
泣きじゃくるみづきを見つめる駿太郎。
事件は解決。
湧永も目を覚まし、勝が店を継ぐことになったそう。
店も競売にかけられることもなく、融資も受けられることに。
無事純平も戻って来て、新田もシレっと復帰。
なんだかんだと喧嘩が始まってしまう。
そこへ新しい依頼人がやって来た。
「いらっしゃいませ。
ようこそラッキー探偵社へ。」
面白かったですね♪
瞳子と筑紫もちゃんと加わってる感じが良かった。
しかし突っ込みどころが所々に・・・(‐∀‐;)
セミナー参加費の10万はどうしたんだ?
10万!?って驚いてたくらいだから手持ちはないはず・・・
そして店を作り上げたけど、そのお金もどこから?
その場のありものだけってのは、どう考えても厳しい!!
みづきは連行されないの?
天野に手貸してたよね?
描かれてないけど後々事情聴取されたのか?
ま、なんだかんだで面白かったので、
そのうちまたやりそうだ(笑)
mission1 mission2 mission3 mission4 mission5
mission6 mission7 mission8 mission9 Last mission