まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

SUMMER NUDE 第1話

2013-07-09 23:22:05 | 福士誠治〚その他ドラマ〛

第1話

『走り出す恋! 夏の大三角関係ラブストーリーはじまる』





『三度目の夏が始まろうとしていた。

彼女がいなくなってから三度目の夏。』


ビールの広告看板に映っている彼女・一倉香澄に

挨拶する三厨朝日。


「おはようございます。」



海の近くの結婚式場で行われている

結婚式の写真を撮っていたカメラマンの朝日は、

乾杯の後に新郎の顔が曇ったことに気づく。


朝日はカメラを手に客席を回りメッセージをもらっていた。

そんな中、新婦が会場を出て行くのを見て追いかけると、

新郎がタクシーで逃げ出していた。

新婦・千代原夏希が追いかけたが間に合わず・・・

その様子を写真に撮った朝日。


「ちょっと! 何撮ってるんですか?」


「いや。 2人の1日を写真に収めるのが僕の仕事ですから。」


「はあ? あなた今どういう状況か分かってます?」


「まあ、なんとなくは。」


朝日は夏希が持っていたキャンドルの火を

タバコを吸いたい人がいるから貸してくれと。

夏希は朝日のお腹を殴った。



浜辺にいた朝日と谷山波奈江。

夏希に殴られたところが痣になっていた朝日に、

誰に殴られたのかと波奈江。


「なんか、結婚式で男に逃げられた不幸な女がいたんだよ。」


「私とどっちが不幸?」


「お前のどこが不幸なんだよ?」


「10年も好きな男に相手にされない女が幸せだと思いますか?

そろそろ責任取って欲しいんだけど。」


「はあ? 責任ってなんだよ?」


「ビール奢って。」


「お前のが金持ってんだろ。」


「これはお金の問題じゃないの。

ハートの問題だから。」



下嶋賢二の店に行きビールを奢ることに。

賢二の妻・勢津子はもうすぐ子供が出産のよう。

勢津子は毎年海の家『青山』を開けているが、

今年は厳しいかもとのこと・・・

だが勢津子はやると言い張っているらしい。

2人は結婚して3年とのこと。

波奈江は結婚パーティーに風を引いて来れなかったよう。

賢二はその時のビデオを見せる。

朝日は帰ると店を出て行った。

このビデオに彼女・香澄が映っていた。

香澄を見つめる波奈江。

終わった後、波奈江を気遣う賢二。

映ってることをすっかり忘れてたと。

全然平気と言う波奈江。


「逆に闘志湧いてきたよ。」


波奈江は帰ると店を出た。

看板の香澄に話しかける波奈江。


「ねえ? いつまでいるつもり? 迷惑なんですけど。

そろそろ出てってくれませんかねえ?」



夜、海岸で花火をしていたカップルを見て、

香澄と花火をしたことを思い出す朝日。


『この3年間、もう終わったことだと

毎日のように言い聞かせてきた。

それはつまりこの3年間、

1日も彼女を忘れることが出来なかった証しでもあった。

新たなスタートを切らなければいけないのは

痛いほど分かっていた。

ただ、どこに向かって行けばいいのかも分からずに

時間だけが過ぎて行き、

いつになったら新たな道を歩き出せるのかも分からないまま

どうすることも出来なかった。

まだこの時は気付いていなかった。

この夏の海が僕たちを少しだけ無邪気に、

少しだけ素直にさせてくれることを。

まだ、この時は信じていなかった。

この夏の太陽が、僕たちに始まりを告げることを。』



夏希の結婚式の写真をチェックしていた朝日。

社長にアルバムとDVDを納品するのか聞くと、

納品するとのこと。


「労働の対価を得ずして仕事と呼べるか?

頂くものはちゃんと頂きますよ。」



その頃、家でゴロゴロしていた夏希は、

元の職場にやって来て、貰ったご祝儀を返した。

職場に復帰出来るようにお願いしてと頼む夏希だったが、

既に新しい店長が来ていたのだった。



朝日を見かけ声をかけた矢井野孝至。

が、朝日に無視され・・・


朝日の家までついて来た孝至。


「お前もそろそろ引っ越せよ。」


「お前はさっさと 実家から出て一人暮らしをしろ。」


「実家に一度戻ったらもう出らんないわ。

飯はウマいし掃除も洗濯も自動的に終わってるし。」


「自動じゃねえよ。 母ちゃんが手動でやってくれてんの。」


「何よりお金を使わないで済むのが一番デカイね。」


「だったら一刻も早く1万円返してくれます?」


「そのお金はもう間もなく君の元に返ってくるでしょう。」


「間もなくじゃなくてたった今返せよ。 今。」


「今?」


「ナウ。」


「うんうん。 分かったよ。 でもこれだけは断言しとく。

福沢諭吉は返ってきても一倉香澄はもう帰ってこない。

いい加減諦めて引っ越せよ。

こんな無駄な金払ってんのバカらしいぞ。」


レンタルビデオのことのよう。



夏希の部屋に郵便物を持って来た母。

開けると中から写真等の請求書185000円。

朝日からの手紙も入っていた。


『前略。 あのようなことがあったにも関わらず

料金を頂かなければならないことをお許し下さい。

写真と DVDですが本来ならそちらに送らせて頂くものですが

事情も事情なのでこちらで保管させて頂きます。

一日も早く 素敵な笑顔を取り戻して下さいね。

これからの幸せを心より 祈っております。 三厨朝日』


写真も1枚入っていた。

ウェディングドレスを着て笑っている夏希の写真が・・・



勢津子が無事に出産し、病院にやって来た賢二。

既に店を開ける気満々の勢津子に対し、

イマイチ乗り気ではない賢二。



店に戻って来た賢二は話をする。


「最後は担当の先生に来てもらって説得してもらったんだけど

全然納得してねえ感じでさ。」


「いや。 そりゃそうでしょう。 だって俺がせっちゃんでも

絶対やるって言ってるし。」


「じゃあ、お前勢津子さんの代わり出来んのか?」


「いや。 それは無理だけどさ。

夏の海にせっちゃんが立ってないなんて想像つかないよね。」


「どうにかならないんですかね?

あの店がないと夏の居場所がなくて困るんですけど。」


「だよな? 光。 お前この夏一番いいこと言った!!」


その時、朝日の電話が鳴り、店の外へ出て行く。

電話は夏希からで、手紙のお礼を言われた。


「いえ。 こちらこそ申し訳ありませんでした。

うちの社長お金にうるさい人で非常に心苦しかったんですが。」


「それは仕事として当然のことだと思いますよ。」


「あの、この前は大変失礼致しました。」


「いえ。 こちらこそ失礼しました。 その後どうですか?」


「えっ? どうって?」


「少しは落ち着かれましたか?」


「まあ、なんとか生きてます。」


「因みに今ってどうされてます?」


「どうっていうと?」


「お仕事のご予定とか。」


「う~ん・・・前の職場に戻れるのが一番いいんですけどね。

なかなか人生うまくいきませんね。」


「実はお願いがあるんですけど。」



電車でやって来た夏希を駅まで車で迎えに来ていた朝日。

そして賢二の店に連れて行った。

夏希を歓迎する賢二。


「夏希さんのような美しい方が店長を引き受けて下されば

うちの嫁も安心して子育てに集中出来ますよ。」


「店長?」


「はい。」


「私そんなこと一言も聞いてないですけど。」


「うん?」


「いや。 詳しい説明はこれから しようと思ってます。」


「私が聞いてるのは困ってるレストランがあるから

1日だけ手を貸してくれって。」


「1日? 一夏じゃなくて? うん?

朝日くん。 全く事情が掴めないんだが?」


「お店に関してもこれから話そうかなと思って。」


「じゃあ肝心なこと何も話してないってこと?」


「えっ? お店ってここじゃないんですか?」



海の家に連れて行く。

全然話が違うので夏希は断る。

賢二が土下座までするが、無理だと夏希。



車で夏希を送る朝日。


「どうしても無理っすか?」


「無理です。」


「能力が生かせてお金がもらえるんだから

そこまで拒絶するような話じゃないと思いますけどね。」


「私が どんな気持ちでこの町に来たか分かってます?

その気持ちをあなたは踏みにじったんだよ?」


「苦い思い出があるなんてこっちだって分かってますよ。

じゃあどうして来るなんて言ったんですか?」


「そんなん分かんないよ。 分かんないけど。

家でジッと動かないでいるよりはマシだと思ったし。

ウジウジ引きずってる自分も嫌だったし。

だから何か手伝おうと思ったんじゃん。

でも聞いてた話と全然違うし。

ましてや何日間も滞在する気なんて更々なかったし。

それを断ることがそんな悪い訳? それって私が悪い訳?」


「別に悪いなんて思ってませんし。

勿論嘘までついて呼んだことに関しては

ホントに申し訳ないなと思ってます。

それでもお願い出来ないかって頭下げてんじゃないっすか。」


「だから 無理です。」


「俺には勢津子さんの店がない夏なんて考えらんないんですよ。

ホント無理なんですよ。」


「それって私に全然関係ないじゃん。」


「どうして分かってくれないんすか?」


「分かる訳ないじゃん。 バッカじゃないの?」


「ハァ~・・・そうですか。 分かりました。

もうあなたには頼みません。」


「納得してくれて何よりです。」


「男が最も苦手な女性のタイプって

気が強くて強情な女だってご存じでした?」


「女からしたら嘘をつく男なんて論外ですけどね。」


「だから 逃げられんだよ。」


怒った夏希は車を止めてといい車から降りた。

謝る朝日だったが夏希の怒りは収まらずほっといてと。



駅に着いた夏希だったが、既に電車はなく・・・

そこに朝日がやって来て、車に乗るよう言う。

夏希は東京まで送るよう要求。

しかし着いたところは賢二の店『港区』だった。


「夏希さん!? 考え直してくれたんですか?」


「いえ。 全然違いますから。」


朝日は波奈江に1日夏希を泊めてと頼む。



波奈江と夏希。


「一つだけ確認してもいい? 朝日のこと好きなの?」


「はっ? んな訳ないじゃん。」


「だよね。 この前まで別の人と結婚しようとしてた人だもんね。」


「うん。 えっ? っていうかなんでそんなこと 聞くの?」


「その答えによってはうちでの待遇が変わるから。」


「じゃあ好きって言ったら?」


「当然玄関で寝ていただきます。」


「はあ~。 あの人のこと好きなんだね。」


「こっちは大音量で伝えてるつもりなんだけどさ。

10年経っても一度も振り向かないんだよね。

まあ分かってんだけどね。

振り向くかどうかっていうのは

音量でも回数でもないってことぐらいはさ。

あれが私のライバル。」


ビールの看板。


「朝日がずっと忘れられない人。 生涯最強の敵だね。」


「確かに手強そうな相手だね。 ええっ? 友達なの?」


「もうこの町にいないのに存在感抜群でしょ?」



朝日の家にいる孝至。

夏希の結婚式のビデオを見せろと言う。

ダメだと言うが結局見せた。



波奈江の家にやって来た夏希。

いい家だと言う夏希に

さっきの看板の地ビールを作ってるのが父親の会社だと波奈江。

だからいい家に住んでいるよう。


「じゃあさ、お父さんに頼んで 

あの看板違うもんにしてもらうことも出来んじゃないの?」


「うん。 それね、1回お願いした。

でもさ、よくよく考えるとそれってさなんか卑怯な気がしない?」


「何で?」


「親の力借りて香澄への意識を薄れさせようっていうのはさ。」


朝日が勢津子の店に拘ってるのは、

香澄が戻ってきた時に喜ぶからだと波奈江。



元彼からのメールを見ている夏希。


朝日はレンタルビデオ屋にやって来てビデオを返す。

『48時間パート2』はレンタル中。



帰り道、海辺にいる夏希を見かけ声をかけた朝日。

夏希は泣いていた。

謝る朝日になんで謝るのと夏希。


「いや。 一人の時間邪魔しちゃったかと思って。」


「あのさ。 学生の頃、なんか部活とかやってた?」


「高校まで野球。」


「そっか。 じゃあ目つぶって。」


「どうして?」


「代わりに遠くまで投げて欲しいものがあるんだけど。」


手を差し出す朝日に握らせたのは結婚指輪だった。

出来るだけ遠くにと夏希。

朝日が投げようとした瞬間、止めた夏希。

やっぱ自分でやると。



翌朝、夏希は朝御飯を作っていた。

こんぐらいでしかお礼返せないからと。

側にあったレシピノートを手にして波奈江は、

見てもいいかと夏希に聞く。

レストランって聞いたから一応持って来たとのこと。

お守りみたいなものだと夏希。

波奈江は帰る前に付き合って欲しいとこがあると。



勢津子の病院に夏希を連れて来た波奈江。

夏希は勢津子のレシピノートを見ていた。

なんとなく話が合う2人。


「まあ、無理にとは言わないんだけど。

ちょっとだけ考えてみてくんないかな?」


「まあ考えるぐらいなら。」



朝日に電話する波奈江。

勢津子と意気投合していい感じだったと。

そして後で砂浜に来るよう言う。

賢二が海の家『青山』の

開店準備を始めると張り切っていたからと。



波奈江は海の家に夏希を引っ張って行く。

朝日もやって来た。

朝日は夏希に披露宴で渡すはずだったDVDを渡す。


「あのさ。 こんなもん私がもらって喜ぶと思ってる訳?」


「過去の痛みと向き合うのも人生大事なことでしょ?」


「大きなお世話。」


「まあまあまあ。 思い出だから。」


なんだかんだで夏希も手伝わされながら準備は進む。

そこへ夏祭り実行委員会の米田春夫と石狩清子がやって来た。

来週からこの砂浜で盆踊りの練習が始まるとのこと。


次は看板のペンキ塗りに参加する夏希。

出来上がった看板を店に掲げ、みんなで眺めた。



海の家で祝杯を挙げる。

ひとりで浜辺にいる朝日に目が行った夏希。


「ねえ? あの人どうしたんですか?」


「いつものことだから気にしなくていいよ。

あいつの趣味、たそがれることと引きずることだから。」



浜辺に寝転んだ朝日はまた香澄を思い出す。


「ねえ? 朝日。 私がもし消えたらどうする?」


「えっ? そんなの捜すに決まってんじゃん。」


「それでも見つからなかったら?」


「待ってる。 帰って来るのずっと待ってる。」


「待たないでいいよ。」


「どうして?」


「待ってるって思うと気が重いんだもん。」


「ねえ? 消える前提で話すのやめてもらえる?」


「お願い。 待たないって約束して。」


「じゃあ香澄も約束してよ。 俺の前から絶対消えないって。」


「消える訳ないでしょ。

だってまだ 『48時間』のDVD一緒に見てないんだし。」


「うん。 そうだよね。 PART2ね。」



『香澄は約束を破り1週間後に突然姿を消した。』



側で砂を掘っていた夏希。

『幸せを心より祈っております』と書いてあった。


「私、人に借り作んの好きじゃなくてさ。」


「別に貸したつもりないけど。」


「私この手紙の一言にちょっと救われたんだよね。

だからあんたにもこの言葉送ってあげようかなと思ってさ。」


「なんか俺が幸せじゃないみたいじゃん。」


「ほら。 私も最近同じような経験してるからさ。」


「同じような経験って?」


「波奈江から聞いた。 あの看板の人のこと。

まあ私なんかと一緒にされたくないとは思いますけど。」


カメラを準備する朝日。


「何?」


「これ明日になったら消えちゃうじゃん。」


これ書いてた時、海亀の産卵みたいだったと朝日。

夏希は朝日を突き飛ばした。

海でやり合う2人。


そんな2人を見ていた波奈江。

その波奈江を見ていた光。



波奈江の家。

波奈江が夏希の持っていたDVDを見て何か聞くと、

披露宴で流すはずだった映像だと夏希。

見てもいいかと波奈江に、いいけど自分は見ないよと夏希。



ビールを飲みながらビデオを見始めた波奈江は、

中身違うんじゃないかと菜月に聞く。

相手の男が出て来ないと。

ビデオには夏希へのメッセージだけを

編集したものだけが映されていた。

それを見ながら涙を流す夏希。


「朝日には分かるんだろうねぇ。

大切な人にいなくなられた人間の心の痛みがさ。」


最後に『私たちはいつも夏希の味方です』との文字が。


「あ~あ、まだ当分やめられそうにないな。」


「何が?」


「やっぱり私あいつのこと好きだ。」


「まあ確かに悪そうな人じゃないしね。」


「でしょ?」


「うん。 頑張んなよ。 私応援するからさ。」


「それは心強いね。」



自転車で走っていた朝日。



指輪を手にして海に投げようとする夏希。

けどまだどうしても投げられない。

それを見守る波奈江。


「無理することないって。 そりゃそうでしょうよ。

簡単に踏ん切りつかない人だから

結婚しようと思ったんでしょ?

まだまだ時間なんていくらでもあるんだからさ。」



『いつか忘れられる時が来るんだろうか。

彼女の姿を思い出し、心が揺さぶられない日なんて

本当に訪れるんだろうか。』


看板の香澄に挨拶する朝日。


「おやすみ。」



『まだこの時は信じることが出来なかった。

目がくらむほど眩しい夏の夜明けが

すぐそこまで迫っているということを。』





見るかどうか迷ったドラマだったけど、


山Pだし福さまが出るから取り敢えず見たさ。


そしたら福さま逃げ出す新郎役(笑)


これで出番は終わり?



ドラマの内容は今のところそれなりって感じかな?


疑問なのは香澄だね。


なんで何も言わないで急にいなくなったの?


親とかも知らないの?


そもそも香澄の地元ここなの?


なんかイマイチな設定なんだよな~。


まぁ、これから分かって行くんだろうけどさ。



波奈江は10年も好きなんて凄いね。


けど報われない気がする・・・


朝日は夏希と上手く行くことになるのかなぁ~?


それとも急にいなくなったように、


急に香澄が現れて朝日の気持ちが乱れるのかな?



何はともあれ、今後の展開次第だね。


一応次回も見ることにする。

コメント (4)
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