金沢市内の大学で生物学を教える山田博士に、
ひとつの奇跡が起きた。
人生初の人間の彼女ができたのである。
しかし山田にはすでに学内公認の恋人がいた。
それは「枕さん」という生き物で、
山田の夢にしばしば少女の姿で現れる。
そして絶妙なタイミングで山田に
謎ときのヒントを与えてくれる女神のような存在なのだった。
でもこの「枕さん」、
傍から見れば何の変哲もない、ただの枕で…。
妄想理系男子の“遅すぎる”青春小説!
シリーズ第2弾。
う~ん・・・やっぱり全体的にシックリこないなぁ。
枕さんの存在は結局なんなのか。
妄想なのか、はたまたホントに・・・?
いや、そもそも2人の関係が曖昧ないんだよな~。
お互いホントはどう思ってるんだろうか?
けどまぁ、多少気にはなるが続編が出ても読まない気がする。
金沢の小さな雑誌社に勤める鈴木沙夜梨、28歳。
スズキサヨリという些か矛盾した魚類風味の名を持つ彼女は、
会社の先輩の結婚式で山田博士と出会う。
ヤマダヒロシは石川大学の生物学専門教員、
つまり博士博士なのだった。
顔の造作と頭の出来は良いものの、
それを打ち消して余りあるコミュ障かつ変人ぶりで
「彼女いない歴=年齢」の記録を日々更新する山田だが、
沙夜梨の目には彼の度を超した鈍さと真面目さが新鮮に映って…。
あれ?思ってたのとちょっと違う・・・
軽い森見登美彦さん?な感じかな。
モリミーは好きなんだけど、この作品はあまりシックリこなかった。
枕さんのせいかな~?
位置付け?キャラ付け?が中途半端なような・・・
全体的に盛り上がりもなく終わった印象。
取り敢えず続編もあるから読んでみようと思う。