ここは、東京・自由が丘、『カフェ六分儀』。
飾り棚に並ぶ“贈り物”は誰のものでもなく、誰のものでもある。
気に入った物があれば持ち帰ることができるが、条件がひとつだけ。
“贈り物”を受け取った人間は、
それと同じくらい価値のある物を、替わりに飾り棚に残さなければならない。
このカフェは待合室なのだ。
ときには宛名のない“贈り物”が人と人とを繋ぐ―。
香味豊かな一杯の珈琲のように、あなたに幸せなひとときをお届けする物語。
ほんわかした雰囲気とサクサク読めたところが良かった。
そしてちょっぴりの謎解き。
3人のキャラがなかなか良かったし、やり取りが面白かった。
拓がイジられすぎ(笑)
贈り物の棚の品物が人と人を繋ぐ温か味のある話だった。
カフェ六分儀に行ってみたい。
OL・荻野には、ご飯を作り過ぎる癖がある。
ある日、隣に住む大学生・平瀬にあげることを思いつくが…。
お隣同士の食ラブコメディ♡
今の時代、作り過ぎたご飯をおすそ分けなんてなくなったよね~。
むしろ怖いし怪しいとさえ思ってしまう。
時代の流れを感じるね。
それにしても作り過ぎにも限度があるんじゃなかろうか?
作る量にもビックリするが、食べる量にもビックリするね(笑)
最初は別々に食べていた2人だけど、
距離が縮まって差し向かいで食べるようになった。
お互い意識してるようだけど・・・ラブになっていくのかしら?