最終話
『決着のクリスマス』
甲斐崎が神野に殺された。
由岐はゆりに会い、無事に帰宅していた。
そんな由岐の行動に怒る奏。
「西岡先生に会っていなければ、
あと少しで神野と接触していた。
神野は甲斐崎を始末した。
何が起こるか分からない状況なんだ。
勝手な行動はとるな!!」
24日に麻薬取引があるという情報。
しかし場所も相手も不明。
日本にやって来たNY市警の三上。
「神野の捜査に関してですが、
今後我々が指揮を執らせていただきます。
神野は我々が長年追いかけて来た男です。
それに日本の麻薬捜査はノウハウが未熟なため、
極めて異例ではありますが、
特別に警視総監から許可をいただきました。」
三上はNYの件は奏が悪いんじゃなく、
奏の力を買いかぶって任せた自分の責任だと言う。
そして、今後由岐は自分たちの監視下に置くと。
由岐はホテルに移され、
部屋は生活と取り調べの場だと。
マルオが文句を言うが、由岐がいいと言う。
三上が2人は捜査に行くよう促す。
「由岐、何かあったら連絡しろ。」と奏。
「由岐ちゃん、なんかおかしいよ。
絶対変だって!」
「由岐がここでいいと言ってる以上問題ない。」
「マジで!? 先生。
あ~あ、完全にNY市警の人に逆戻り。」
「俺はずっとNY市警の人だ。」
三上はディビット・ロッシが来日してる情報を掴む。
神野と取り引きする可能性が高いと。
神野とロッシが会食する情報があり、
奏とマルオは会食場所を見張る。
しかし逆に狙撃される奏とマルオ。
神野に動きを読まれたことに激怒する三上。
しかし大友がそれに反論。
「こうは考えられませんか?
神野は我々の捜査を翻弄するために今回の情報を流した。」
由岐にメッセージカードが届けられる。
「クリスマスイブ
由岐を自由にしてあげる。
約束の場所で待ってる。」
鈴の音を聞いて昔の記憶が蘇り、倒れてしまう由岐。
取り引き場所の情報を掴んだ三上。
けど奏は納得が行かない。
「神野の目的は本当に麻薬取引きなんでしょうか?
神野の本当の目的は取引きではなく、
ロッシの命ではないでしょうか?」
しかし三上は目的など関係なく、
神野とロッシが現れたら身柄を確保すると。
由岐は約束の場所を思い出したらしい。
イブからクリスマスに日付が変わる時、
教会の鐘が鳴り、
その側に大きなクリスマスツリーがあって、
鐘と一緒に点灯する。
その鐘を一緒に聞こうと約束したようだ。
そこへ三上が入って来て、
由岐に場所はどこだと詰め寄る。
それを止める奏。
由岐の意志で連れて帰ると言い、
由岐にどうするか聞く。
「帰りたい。」
「彼女の意思により、
こちらの保護下に戻させてもらう。
安心しろ。
お前は俺たちが守る。」
奏は資料を見ていて、
クリスマスコンサートのチラシにあった名前を発見。
それはロッシの娘の名だった。
ロッシは必ず娘のコンサートに行くらしく、
神野はそこでロッシを殺すつもりだと大友に連絡する奏。
取り引きの情報は手薄にするための罠だと。
大友の指示により、
東京シンフォニーホールへ急ぐ奏とマルオ。
奏たちが着いた頃、既に神野たちが占拠。
スナイパーが準備に取り掛かる。
奏たちはホールに入って神野の居場所を探す。
ホールの照明が落とされ、
スナイパーを見つけた奏は急いで向かい阻止する。
神野も部下たちは逮捕するも、神野には逃げられる。
由岐がいなくなったとゆりから電話。
多分約束の場所へ行ったと聞き、その場所へ急ぐ奏とマルオ。
クリスマスツリーの前で会う神野と由岐。
「由岐、やっと会えたね。」
神野が撃たれたのは、
組織の裏切り者を見つけるための演技だった。
「神野さんがマフィアのボスだったなんて・・・」
「言えなかった。
君は初めて信じ合えた人だったから。」
神野はロッシを暗殺して、
全てを手に入れる予定だったから由岐と約束したのかとマルオ。
「ずっとこの日を待ってたってことか。」
「俺もだ。」と奏。
「行こう、由岐。」
「神野さん。あなたは私を救ってくれた。
あなたと一緒にいる時間はホントに楽しくって。
私もあなたが大切だった。
でも私は今、私が一番大事な人があなたを追ってる。
あなたはその人のこと殺そうと思ってるんでしょ?
そんなの耐えられない。だから・・・」
ナイフを出す由岐。
「悲しいよ、由岐。
君も私を裏切るんだね。」
由岐に銃を向ける神野。
「やめろ! 神野!!」
奏とマルオが駆けつけた。
「彼らを選ぶのか?
私じゃないんだね?」
「もう終わりだ、神野。」
「父の仇か。美しい話だな。」
「俺はお前を追い続けて来た。
お前を逮捕することだけを考えてずっと。」
「勿論知ってたよ。
君の父親もしつこかったが、
君には負けるな。
だが礼を言おう。
由岐を守って来てくれてありがとう。」
「ふざけるなっ!!」
「ふざけてなんかいない。
私は本気だ。」
「17年前、お前は俺から大切なものを奪った。
もう二度とお前に俺の大事なものを奪わせはしない!!
諦めろ、神野!!」
「由岐は誰にも渡さない。」
奏と神野が発砲。
奏が撃たれる。
奏の血を見てマルオが出て行くが、
マルオも撃たれてしまう。
「もうやめて!! 神野さん。」
奏が神野と相撃ち。
2人共倒れる。
「神野・・・」
奏は必死で神野に這って近付いて行く。
神野が奏に銃を向ける。
その神野にマルオが銃を向け撃とうとする。
「撃つな!! マルオ。」
神野を殴り倒し、腕の傷を確かめる奏。
「生きて罪を償え。」
そして神野に手錠をかける奏。
奏はNY市警から復帰要請があり、
アメリカへ帰ることに。
奏は屋上で大友に挨拶をする。
久し振りに奏の父と仕事をしているようで、
夢のようだったと言う大友。
「NYでミスったら、いつでも戻って来い。」
奏の見送りに空港まで来るマルオと由岐。
「NY行って相棒がいなかったら、
俺、呼んでくれていいぜ。」
「お前とは二度とゴメンだ。」
「あたしの料理食べたくなったら、
遠慮なく電話して。」
「自分で作った方がウマい。」
「俺やっぱあんた嫌いだわ。」
「俺もだ。」
そして搭乗口に向かう奏。
「いいのかよ、由岐ちゃん。
このまま行かしていいのかよ?
俺はぶっちゃけ・・・
抱きつきてえ気分。キモイ?」
「奏!!」
由岐が走って行き、
奏に後ろから抱きつこうとした瞬間、
奏にまた投げられる由岐。
見てたマルオもビックリ。
「最後に投げられたぁ~
女の子な゛の゛に゛ぃ~」
「だから背後をとるなと言ったろう!!」
マルオと言い合ってる間に、
奏の荷物が奪われ追いかける2人。
ん~・・・
微妙な終わり方ね(‐∀‐;)
神野をずっと引っ張ってた割には、
案外あっさり片付いちゃった感じ。
一応決着付いたけど、なんかモヤモヤする・・・
ってか、日本なのに銃撃ちすぎ!!
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
第8話 第9話
他に面白い脚本家いないのかなぁ・・・?
神野のことももっとサプライズが用意されていると思っていたのですが・・・。
最終回は気合入れて見ました^^
音楽会のホールから、神野を追いかけて、階段の途中で凄腕の敵と闘っていた場面・・・
奏のアクション~蹴り足の高さに吃驚!
ラストシーンは、ええ~~~こんななの~~?でした。。。
どっちかひとつでいいですよね。
最近、いい脚本家がいないですよね~。
すぐ原作ある小説やマンガに頼るし・・・
オリジナルで勝負してもらいたいもんです。
ホント、なんてことない終わりでした。
もっと「えっ!?」って言うのが見たかったですよね~。
小栗旬くん、ナイススタイルですから(笑)
見栄えがいい!!
ラストはねんだかなぁ~って感じでした。