第2話 対立
強力犯罪特別捜査班、別名“HIT”。
本庁直属にも関わらず、事務所は川沿いの小屋。
集められたメンバーは、
決して優秀とは言えないクセのある刑事たちと
新米検事のジェユンだった。
スギョンはカンソン洞をはじめとする3つの事件を
異常者による連続殺人と確信、
メンバーとともに捜査を進める。
一方、スギョンの推察に納得のいかないジェユンは、
単なる怨恨殺人として1人で事件を捜査する。
チームの名前は「H.I.T(Homicide Investigation Team)」。
メンバーはあの鍾化(チョンファ)洞事件の担当ナム・ソンシク。
そして同じチームだったアル中のチャン刑事。
門校(ムンギョ)洞事件の担当だったシム・ジョングム。
神経質でマニュアル通りの真面目そうなインテリ、キム・イルジュ。
そして、韓国初の女性捜査課長にスギョン。
「広告塔ですか?」と聞くスギョンに長官は、
「君が成果をあげれば、警察の勝利になるし、
失敗しても“所詮は女”ってことになる。」と。
酷いわ、長官!!
そんな理由でスギョンをチーム長にしたとは・・・
初任務で成果をあげたら、予算を惜しまないでやるって言う長官。
スギョンはメンバーを変えて欲しいと言うんだけど、
「成果をあげれば、みんなが君を認める。」って言われるの。
そしてなんと、チームの担当検事はジェユン!!
ジェユンはスギョンに失礼なことを言って殴らせ、
自白書とチャラにしてから、担当だって名乗るのよ。
こんなのが検事でいいのか!?
腰掛け程度にしか仕事を思ってないジェユンにとって、
HITはどうせすぐ解散するだろうと思ってるの。
スギョンは、前のチームの課長を
無理矢理チームに入れてもらうの(笑)
初っ端から捜査方法で揉めるスギョンとジェユン。
「捜査は頭でするものではなく足でするものだ。」とスギョン。
鍾化洞の事件だけ、
頭だけじゃなく体も殴られてたことから調べ始めたチーム。
シム刑事とナム刑事が組むんだけど、
シム刑事は相変わらず子分を使って自分は捜査せず、
警部補になるための試験勉強するし。
チャン刑事が参考人をうまく任意同行しようとするのに、
原則とうるさいキム刑事が、
原則に則り、行く必要がないことまで告げて、
参考人を逃しちゃうのよ・・・(‐∀‐;)
かっこいいんだけど、
融通が利かない刑事だわ・・・
鍾化洞事件の犯人を折角見つけたのに
怨恨だったのよ・・・(-_-;)
ジェユンは、鍾化洞事件の時かかってた曲が賛美歌で、
音楽をかけたんじゃなくて、止めたってことを突き止めるの。
で、怨恨ってことに。
スギョンはショックを受けるのよね。
14年前、スギョンが巡査だった頃、
恋人の刑事が周りからは反対されてたけど、
連続殺人だと言い張り犯人を追ってて・・・
スギョンの誕生日の日、
偶然その犯人を見つけ追い詰めたんだけど、
恋人のサンミンは、犯人に刺されてしまって・・・
サンミンに言われてスギョンは犯人を追ったんだけど、
結局逃げられちゃって・・・
戻るとサンミンは重傷で運ばれるところで、
犯人の車からは、連続殺人の証拠となる遺体が・・・
これはトラウマだわ・・・
スギョンがいつも持ってる警察官の人形は、
この誕生日の日にサンミンがくれたプレゼントだったの。
「動くな! お前はオレのものだ!!」
って録音されてるんだよね。
で、その誕生日の日に、サンミンは亡くなっちゃったのよ・・・
こんなことあったら、もう立ち直れないよ・・・
スギョンはこの時の犯人の手口と、
あの老夫婦の犯人の手口が酷似してたことから、
今回の連続殺人の発想になったのよね。
ヨンドゥの店で酔うスギョン。
そんなスギョンを偶然ジェユンが見つけ、
スギョンがソウルの連続殺人で亡くなった
刑事の恋人だったと知るの!!
スギョンを家まで送るんだけど、
そこには大量のハイヒールがケースにしまわれてたの。
その帰り際、ジェユンは幼い頃を思い出してたのよ。
ジェユンも何かトラウマが?
シム刑事が元いた西大門で、
ハンマーを使った殺人未遂事件があり、
使われたハンマーは柄が短かったことが判明。
スギョンはみんなを集め、
「鍾化洞の事件は違ったけど、
残りの2件は連続殺人です。」って!!
シム刑事なんだけど、
なんだか子分のチンピラが店(出張マッサージ)の
女の子が消えたとか騒いでて・・・
どうやら、8人ほどこの界隈で女の子が失踪してるみたい。
連続殺人と関係が?
しかしスギョンの過去はかなりのトラウマよね。
恋人が自分の誕生日の日に犯人に刺されて死んだなんて・・・
よく刑事やってられるよ。
ジェユンがその過去を知っちゃって、
ちょっと気になっちゃってる感じ?
第1話
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます