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名探偵の証明 密室館殺人事件 / 市川哲也

2021-12-22 21:04:51 | 小説・その他本


   

気がつくと密室館と呼ばれる館にいた日戸涼。
実力派のミステリ作家・拝島登美恵が、取材と偽って涼を含めた男女八名を、
この密室館に監禁したようだ。
顔を兜で隠した男など明らかに不審な人物に加え、
現代の名探偵として誉れ高い蜜柑花子までいる――!!
館内で起こる殺人を論理的に解けば解放する、と拝島は言うが果たして?
出口のない館の中で次々に起こる殺人事件。
トリックの解明に挑む蜜柑花子の苦悩と渾身の推理、
さらに“名探偵の宿命"をフレッシュな筆致で描くシリーズ第二作。





シリーズ第2弾。


密室に集められデスゲームというありきたりと言えばありきたりな設定。


蜜柑の推理は素晴らしが、事件としては期待しすぎたためかちょっと物足りない。


それより今回の語りである日戸にイラついて読むのに時間がかかった。


探偵である蜜柑への逆恨みがホント酷いしムカついた。


正直序盤で読むの止めようかと思ったくらい。


ラストには心境の変化なのか蜜柑の助手になるんだけど個人的には反対です。


ってかあんな奴イヤだ。


次が三部作の完結編らしいんだけど、日戸が助手で出ると思うとうんざりする。


まぁ、蜜柑のラストだから読むけど・・・なんか憂鬱だな。



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