アタシんちの男子 第４話

第４話　『ラブな誘拐大作戦』



ミラクルが倒産危機のため、今すぐ１億を返せと言われた千里。

「聞いてない！」と言うと、またまた響子が登場。


“ミラクルが倒産した際には一億円は返済すること”

“社長代理としてミラクルの発展のために協力すること”


千里はプロジェクトの存亡をかけて、

役員たちの前で最終プレゼンのスピーチをすることに。



力を捜し回る翔。

大蔵家に誘拐犯から電話が入る。

智が電話を取ったのだが、ありえない声だったと。

そして、電話が！！

翔がみんなに聞こえるようにして電話を取る。

なんと新造の声だった！！


明がハイパワーボイスを持って行ったことに気付いてた千里は、

「力くんを誘拐したのはあんた？」と明に。



話を聞くと離婚した両親のヨリを戻そうと、

力が偽装誘拐を頼んだらしい。



千里はネットカフェに相談に行く。

協力してやればいいじゃんと言われ、

千里は誘拐犯と名乗って翔にメールをする。



その頃、大蔵家では・・・

優が帰って来て、「千里さんは？」と。

智が「何さん付けしてんだよ！」と若干怒り気味？

それを聞いた猛が智に、

「お前、やっぱあのちびっ子に惚れてるんだろ？」と。

否定する智に「そうなの？」と優。

そんな２人に猛は、

「いいか！ 仮にもあいつは、あのジジイの嫁だぞ。

あいつのどこがいいんだよ。」



千里に時田から電話が入る。

スピーチの原稿は覚えたか？とのことだった。


「このプロジェクトは、

社長が最後に立案したものでもあるんですから。

このアトラクションの本当の目的は、

宝探しではなく家族探しなんですって。」



それを聞いた千里は、いいこと思いついたと出て行く。

翔に様々な指令のメールを送る千里。

自分も変装して、その様子をビデオに撮る。

変な指令だけど、力のためとこなして行く翔と咲。

やって行くうちに、翔と咲にも笑顔が。

それを力も見ていて喜んでいる。



咲は翔に新造が子供をおろすように言ったことを話す。

新造は翔の覚悟を確認するためにワザと言ったんだと。

翔に内緒で生活費も毎月振り込んでくれてた。



翔は卓球した相手がネットカフェの店員だと分かってた。

そして千里らしい姿も見つけてたので、

力はトリックハート城にいると推測。

咲と２人で戻ることに。

するとやはり力がいて・・・


猛が「今回の黒幕は、お前んとこのガキだ。

こいつはお前らのヨリを戻したくて、

一緒にいられる時間を作ったんだよ。」

と教えてくれた。


翔は力を抱き締め、

「俺と母ちゃんはもう一緒に住めないんだ。」


翔を蹴飛ばし、また力を誘拐する猛。

翔と咲は追いかける。

着いた場所はミラクルの最終プレゼンの会場だった。



社長代理の千里が出て来て、

「えー・・・話すことは何もありません。

代わりにこちらをご覧下さい。」


すると、今日の翔と咲の映像が映し出される。

“親の知らない顔を見る。

子供の新しい顔を知る。

だから絆が深まる。

家族探しの旅をしてみませんか。”



千里は新造が力に用意してあった

誕生日プレゼントの宝箱を翔に渡す。

それを、おじいちゃんからだと力に渡す翔。


「力、お前は母ちゃんのところに行け。

大好きだから行って欲しいんだ。

母ちゃんと一緒の方がお前は幸せになれる。

俺の親父がそうだったように、

俺はお前のことずっとずっと見守ってるから。

ここのアトラクションが出来たら、３人で来ような。」



経営危機だと言うのは、時田の嘘だった。



千里と兄弟たちは仲良く家に帰る。

勝手に映像を撮られて公開されたからと、

ギャラを要求する翔。

「金が払えないんだったら、部屋を用意しろ！」

「帰ってくんのかよ。」と兄弟たち。

「家賃が浮くからな。」



家に帰って来ると、風が来ていた。

「初めまして。お母さん。」


随分仲良くしてんじゃんと風。

「この人ね。お金のためにやってんの。

智を部屋から出したのも、

猛をヤクザから助けようとしたのも、

優の女性恐怖症の克服に一役買ったのも、

全部金が入るからやってんの。」


「嘘だろ？」と言う兄弟たち。


「だったら本人に直接聞いてみなよ。」

そう言って風は千里を兄弟の前に。




あらあら。

どうすんだい。

１億返さなきゃならなくなるねぇ。

風に送られて来てた、新造からの手紙？遺言状？

それが気になるね。

なんて書いてあんだろう。



それより千里はさ、毎回「聞いてない！」って言うなら、

契約書の巻物、全部見せてもらえばいいのにね。

いちいちめんどくさいよ(-_-;)



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